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えんげきざんまい

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2007.08.31
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カテゴリ:演劇感想
キャラメルボックス2007チャレンジシアターVol.5『猫と針』観て来たざます。
当日券で。開場30分前に着いても、結構楽勝で買えたグッド

ねことはり.jpg
オフィシャルHPはこちら

俳優座劇場はそこまで広くない。22席×14列ぐらいだったから、300席ぐらいか?!
なので、舞台との距離が近く俳優の様々なところまで見ることができた。

舞台の批評としては…
「キャラメルボックスらしくないキャラメルボックス」
という感じだった。
むしろ、恩田陸が全面に押し出されていた。
観客層もいつものキャラメルよりうんと高め。土曜なのに落ち着いた人が多いとは。
ミキ丸くんも開場に置いていないし、加藤さんの前説もないし、
結構キャラメルらしさが排除されていた気がして、久々にキャラメルを観た私としては切なかった…。

話はやはり恩田陸らしさがあり、淡々と進んでいく感じ。
「人はその場にいない人の話をする」
確かにそんな感じ。
なぜ、そこに5人のメンバーが集まったのか。
そこから学生時代のクラスメイトたちの過去が紐解かれていく…。
その場にいない人の話をして、噂をして、疑って…。
最後に語られる、「人生は○○○○○○」というコトバへと結びつく。

シンプルな白と黒の空間はなかなかスッキリしていて、全く騒がしくない。
チェリストのバックミュージックも心地良い。

でも、なかなかメッセージが伝わってこなかった。
その最後のメッセージにしっくりこなかった為、何が言いたいのか分からなかった。
観た後にしばらくモヤモヤしたままだった。
何なんだ。何なんだコレハ。

そしてもうひとつ理解できない疑問。
猫も針もそんなに関係がないのに、何故この題名になったのだろう。

演技も演出も舞台装置も良いのに、メッセージが…
これはフィーリングのせいなのだろうか。
約6年ぶりのキャラメルボックスだったのに、ちょっと残念雫





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Last updated  2007.09.06 03:12:25



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