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カテゴリ:演劇感想
キャラメルボックス2007チャレンジシアターVol.5『猫と針』観て来たざます。
当日券で。開場30分前に着いても、結構楽勝で買えた ![]() ![]() オフィシャルHPはこちら 俳優座劇場はそこまで広くない。22席×14列ぐらいだったから、300席ぐらいか?! なので、舞台との距離が近く俳優の様々なところまで見ることができた。 舞台の批評としては… 「キャラメルボックスらしくないキャラメルボックス」 という感じだった。 むしろ、恩田陸が全面に押し出されていた。 観客層もいつものキャラメルよりうんと高め。土曜なのに落ち着いた人が多いとは。 ミキ丸くんも開場に置いていないし、加藤さんの前説もないし、 結構キャラメルらしさが排除されていた気がして、久々にキャラメルを観た私としては切なかった…。 話はやはり恩田陸らしさがあり、淡々と進んでいく感じ。 「人はその場にいない人の話をする」 確かにそんな感じ。 なぜ、そこに5人のメンバーが集まったのか。 そこから学生時代のクラスメイトたちの過去が紐解かれていく…。 その場にいない人の話をして、噂をして、疑って…。 最後に語られる、「人生は○○○○○○」というコトバへと結びつく。 シンプルな白と黒の空間はなかなかスッキリしていて、全く騒がしくない。 チェリストのバックミュージックも心地良い。 でも、なかなかメッセージが伝わってこなかった。 その最後のメッセージにしっくりこなかった為、何が言いたいのか分からなかった。 観た後にしばらくモヤモヤしたままだった。 何なんだ。何なんだコレハ。 そしてもうひとつ理解できない疑問。 猫も針もそんなに関係がないのに、何故この題名になったのだろう。 演技も演出も舞台装置も良いのに、メッセージが… これはフィーリングのせいなのだろうか。 約6年ぶりのキャラメルボックスだったのに、ちょっと残念 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.06 03:12:25
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