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カテゴリ:演劇感想
![]() 言うなれば“演劇をナマの舞台以上の迫力で映画館上映する新感覚エンターテインメント”である。 それを、やっとこさ、やっとこさ観ただよオイラ!! 『朧の森に棲む鬼』 市川染五郎演じるライが、森に棲む魔物と契りを結ぶ。 命と引き換えに“国王になる”と― そして運命は3人の女の登場で目まぐるしく変わっていく。 魔物から渡された最強の剣で次々と人を殺し、ライは国王の道へ、あるいはさらなる悪の道へと進むのだが、そこに待っている未来は…。 なんつーか、 演劇なのに、演劇以上にダイナミック ![]() 音や映像のハイクオリティさに度肝を抜かれた。 (というのは言い過ぎかな…しかし感服) 最後の方は話に夢中になりすぎて言葉にできない感動を覚えた。 演劇はナマもの。 映画はビジョンtoナマだけど、演劇はナマtoナマ。 終わった後にナマを再現するのは難しい。 しかし興行の終了した演劇を一つの映像やパッケージとして、どこまで価値のあるものにできるのか…果敢にチャレンジしているんだろうなぁ。 役者と同じ空気は吸えないまでも、演劇のもつ緊迫感を感じることはできた。 しかし、これを観ると、生の『朧の森に棲む鬼』が観たくなる… どんな迫力があったんだろうな、 もっとドキドキするんだろうな、 なーんて思ったり。 でも生だとあんな近距離から顔とか見れないしねぇ。 どっちにも良さはあるのかもしれない。 この作品は、もともとの芝居の衣装や照明自体がキレイだったから、歌や踊りも沢山あったから、ストーリーにドラマチック性があったから、ここまでゲキ×シネとして成り立つんだろうなぁ。 他の芝居だとなかなか難しいと思う。 新感線はスゴい、と、月並みな言葉で締めるのはなんか気にいらないので、 どうしようかな… 生が観てぇ。 そいや3人の女のうちの一人を演じていた真木よう子が、昨日のドラマ『SP』に出ておりましたね。 舞台で観る方がカッコイイ! 性格や雰囲気はハマっているのだけれど、あの低い声をもっと活かして欲しいなぁ。 今後の活躍に期待! ゲキ×シネ 朧の森に棲む鬼 公式サイト http://www.oboro-no-mori.jp/ 公式ブログ http://oboro-blog.exblog.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.10 18:13:24
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