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カテゴリ:演劇感想
NODA・MAP第13回公演「キル」を観劇しました。
なんつーか。ただ「凄い」の一言に尽きる。 ![]() <あらすじ> ごめんなさい。 アタシ文章うまくないんで、 抜粋させてください。
うむ。公式サイトよ、ありがとう ![]() 頭が悪いとだめですな。 なんせ、この作品は話というよりも、演出や言葉遊びに魅せられたから。 ストーリーなんて全く理解しちゃいなかったから!! 頭悪いんだよね~~アタシ!アハハハハ ![]() 野田さんのことだから、また世界情勢に関することと絡んで時事批評してるのかなと思い、 深読みして観てしまったから、途中で 「コレはイラクに攻撃するブッシュ ![]() 「…北朝鮮 ![]() ![]() 「チベットと中国の関係デスカ ![]() ![]() ![]() どうでもいいこと考えすぎて、 本筋に夢中になれなかったのですよ ![]() だから見た目を楽しみました ![]() 演出方法がスゴイと思った。 光の当て具合で万里の長城に見せる垂れ幕や、 真ん中に階段のある舞台装置。 ミシンの銃に、型紙の世界地図。 ん、これだと演出というより舞台装置がすごいのか… ![]() そして、言葉遊び。 着る=生きる、切る、KILL。 そんな意味が込められたタイトルなのか。と感心。 生きることは着ることだ。 制服を着せて、征服。 テムジンが人々を切ると人々はテムジンを切る。 いい服の使命は脱がすことにある。 そんなこと言ってた。 結局、恨みからは何も生まれない、ということなのかなぁ、と思った。 役者の感想。 妻夫木は友人に言わせると「下手」らしいが、 台詞の言い回しからして、 野田さんによってかなり「野田風」に調理されたんだろうな、と思った。 広末涼子は声をかえながらもかなり聞きとりやすいものだった。 勝村さんの役はオイシイし勝村さんが面白い。楽しそう。 中山祐一郎は初見。なかなかのポロロンぶり。 でも全体的に旅人たちの存在感、他の人たちの「引き立て役」としてのポジションなのかな、と思った。 アタシは個人的に要注目役者さんだったから観てたけど。 高田聖子は、濱田マリだとずっと勘違いしてた。ゴメンナサイ。 昔の野田を観た事がないので比較はできないが、 野田秀樹の舞台は観ていてアドレナリンが湧き出る。 観ていて飽きが全く来ないし、ワクワクするし、 ちょっと自分が知的に思える。 役者のセリフの掛け合いや動きのひとつひとつに「act/演劇」を感じる。 全てに意味を感じる。 表現方法に感心する。 一言で言うと、好きだ。 言葉で言うと空虚なもので、なんとなく分からないから、 同じ空気を吸って感じとるのが一番だと思う。 NODA・MAPhttp://www.nodamap.com/index.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.05 03:20:30
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