えんげきざんまい

パルコ劇場にで「49日後…」を観たのですが、
残念ながら期待を上回るものではなかった。
非常にザ・ン・ネ・ン！

　　

アイザワ、ノマ、カワグチ、オオワ、ナカニシ。
葬儀屋と遺留品片付け業者が自殺現場で繰り広げる、サスペンスコメディドラマ。


まぁ出演者が楽しいことを自由にやってるって感じはあったが、
あのメンバーだったらもう少し笑わせてくれても良いだろう、という感じ
サスペンスで怖いという評判を聞いていたが、
最後列の自分にはジェットコースターに乗ったようなスリルは微塵も感じられなかった。
いきなりお化けがでてきたところには少し驚いたが、それくらい

でも舞台の構成は面白かったですよ
怖くはないけど、次は何が出てくるかなぁという期待は持てる。
雨戸をはずしてちらかった舞台(＝死者の家)が現れる感じはドキドキ感をもたらしてくれる。
自殺現場の部屋に入った後のナカニシ(松重豊)の姿も面白いし。
ちょっと女(小田茜)が暴走する男性陣に突っ込みをいれるんですわ、いい具合に
物語のおちは予想ついちゃうし普通だったけど、
みんなそんなストーリー重視で見に来るわけじゃないでしょ、笑いに来るわけでしょ。
それならいいんでないでしょうか。

しかし
個人的にはこの豪華メンバーだったらもう少し期待してしまうけどね
笑いって、真面目でシリアスな世界、場面にあるからこそ、面白いと思うんだよね。
奴らには真面目な芝居をできる力が大いにあるのだから、物語の真面目さとのギャップがあった方がいい、
ということはやっぱり脚本も大事だと思うんですねぇ。。。

てことで最近気になるのはTHE SHAMPOO HATとペンギンプルペイルパイルズです
それぞれ脚本の赤堀雅秋さんと倉持裕さんが、気になるから。
赤堀さんはテレ東の深夜ドラマ枠でやや有名かな。
倉持さんは今度まどろみを見に行きます

それぞれの劇団の本公演も近いみたいだし、ひっそりと楽しみ

＜赤堀雅秋関連作品＞
30minutes　DVD－BOX
赤堀氏脚本。バナナマン、おぎやはぎ、荒川良々出演のテレ東系シチュエーションコメディ。

＜倉持裕関連作品＞
つかじの無我　～１２人の証言者～　究極版　第1～4巻
倉持氏監修。ドランクドラゴンの塚地が挑む、スジナシ的即興劇。

＜古田新太の暴走がお好きな貴方には＞
犯さん哉
ケラ演出、古田氏出演。本当にただ笑うしかないデタラメ活劇。