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カテゴリ:演劇感想
猫☆魂『耳 zikan 観』観てきました。
ネーミングいいね。 ![]() 内容は、ハイパーテクノロジカルなネット社会で、言葉を電波にして目で文字としてみることができるっつー機械があったら…の、未来“たられば”ストーリー。 要するに犯罪に使われるとか、誰かがわるいことを企んでいるとか、 そんなネット社会にプラスの要素を持ち込みたいって、 そんなメッセージをこめたモノ。 舞台は好きだったなぁ。 街に見立てた舞台装置と、立体的な段段がいい感じ。 上手く使いきれているかといえば疑問符がつくが… スケスケの黒幕が2層あって、 イッチャン後ろに演奏者と歌い手(BGMの生演奏!最近流行ってるの?)。 その前に上げ下げ自由でたまに空間をしきるために使われる幕。 たまに映像(言葉が映される)のスクリーンになる。 この仕掛けがいいね! 映像技術ラブ。 しかし、 なんつーか、 もったいない。 MOTTAINAI. 舞台の使い方もったいない。 MOTTAINAI. ギャグが中途半端でもったいない。 MOTTAINAI. テンポが悪くてもったいない。 MOTTAINAI. 役柄がうまく伝わらない。 なんかな~~ 大きく表現しないとスケール小さく見えるんだよねぇ~ 残念だ… お話は最後に向かっていくにつれて盛り上がってくる。 この話の黒幕がやっと分かった部分、意外なやつが黒幕で意表をつかれたし、 そっから一気にテンポが良くなったね! 残念な部分が気にならなくなった。 ラストの方でこの話に込めた想いがスクリーンで文字として映される。 あれはいらないね。 それは感じとるものだから。 押し付けちゃいけない。 在り来たりの説教文句が世間には沢山あるから、 そんなメッセージを目で見ても言葉が陳腐なものに聞こえるだけだよ。 途中でてきた朝青龍という単語に過敏に反応してしまった(実は自分、大の相撲ファン)。 朝青龍の悪役イメージもメジャー級なんやね… ま、そんな舞台。 土日に一つも観劇できなかったことを腹いせに、 平日月曜仕事終わりに観てきましたとさ ![]() ちなみにうしろのベースマンがグループ魂の人らしい。 セリフもあるよ(一言)。 劇団「猫☆魂」 http://www.twin-beat.com/nekodama/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.20 02:20:22
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