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2008.07.21
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カテゴリ:演劇感想
羊と兵隊.jpg近頃近藤公園氏に夢中なので、観に行きました。
岩松了演出『羊と兵隊』

岩松さん作品とは過去2回とも「内容が意味不明」ということで仲違いしていたが、
出演者にひかれて3度目を経験してしまった。
なんてあぁ悲しい哉、それとも運命なのだろうか。






でもそれが結果いい方向に進んだ。
つまるところ、今回は少しは仲直りできたのではないかと思う。
なんとなく岩松さん作品の魅力が分かったから。

んーー。でもさすがに観てから半月以上経つとどこが分かったのか思い出せない…

頑張って役名から思い出そうとするが、チラシすら配られていないので思い出せない…
(さすが松竹主催、撒きチラシカットかい!!)

強いて思い出せるのは客層が普段の本多劇場…っつーか普段の下北沢っぽくなかったこと。
年齢層…高っっ!!!
(おそらく中村獅童×松竹効果)

しょうがないので「ぴあ」を見ました。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://news.pia.jp/pia/news_image.do?newsCd=200807070001&imageCd=0






あー、思い出した思い出した。
トリイ家の息子ルイが戦争の召集がかかったけど
連れて行かれたくないが為に替え玉を用意したんだ、
それが中村獅童の演じる男ね!
トリイ家は父親(岩松氏自身が出ちゃった!)と母親(佐藤直子)、
娘(辺見えみり)とその妹(田島ゆみか)、そして家政婦カナエ(田畑智子)で暮らしていたが、
娘のナナが御曹司アマノと婚約し、アマノがよく家に来ることになり…
戦争で父母をなくした女が妹の家庭教師として立ち入るようになり…

てな感じでそっから人と人の感情が入り混じるのねー



母親は替え玉の男が好き。
父親は息子と仕事のことばかり気にかける。
娘は自分の結婚が政略結婚だと思いやりきれなさが残る。
妹は学校に行かしてももらえず、知的欲求が膨らむばかり。
アマノはその後知られざる事実(本当の息子が隠されている!)ということを知り、議員の息子ということもあり深く介入することになる。
カナエは息子に毎日食事を届け、息子を気にかける。
家庭教師は自分が不幸だと思い込む。
男は正体不明だが、家族をぶちこわそうと好き勝手ばかり。

なん~かなんつーか、やっと分かったんだけど、
岩松さんの作品は個々のキャラの感情を読み取ろうとすると面白くなるのね
なんの不思議もないような日常が、
各キャラクターのエゴや心に抱えたキズを通してみると、
どんどん壊れていく。暗く錯乱の世界になっていく。
そんな所がウリなのかな、と。
3作目でようやく認知しますた。

キャストについて。
中村獅童氏は普通。彼、顔に力がないから感情が伝わってこない。
声を張り上げていてもしんみりセリフを言っても全く顔が変わらないんだもん。
小演劇向きではないね。

今回の一番は田畑智子氏だろう。
ミステリアスすぎる。
何もかもを知っているただ一人のキャラクター。
誰の味方に付くのか?胸中は?
そんなところを後の展開ばらさぬようにうま~く演技。

おめあての近藤公園氏。
ナチュラルなんだよなー。やっぱりナチュラルなんだよなー。
要するに溶け込んでいたっつーこと。
カメレオンみたいな役者だなぁ。

辺見えみり氏は、随分イメチェンしたんじゃないの?という風貌(髪型?)。
動きがもっと大きければ良いのに。
せっかくの本多がもったいない。

そんな『羊と兵隊』
タイトルの命名の理由がてんで分からない、というのと、
最後の部分(ある人が自殺する)の理由がさっぱり分からない、というのが
とても心残り。
「岩松作品が心から好きだ」といえるようになるにはまだまだ時間がかかりそうだ。




ところで近藤公園氏、ぞくぞく舞台が決定してるんだよね!
「幸せ最高ありがとうマジで!」(10/21~11/9 @PARCO劇場)
「しとやかな獣」
(09年1月~2月 @紀伊國屋ホール、シアタードラマシティ)
すげーうれしい。すげーくうれしい。
ピンポンではどの役だったんですか?





中村獅童も、歌舞伎役者としては勿論、
舞台役者としてももっと心から好きになれるといいんですけどね。
がんばります。






Last updated  2008.08.11 00:08:33

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