2005/02/17(木)23:43
The Barn / 佐野元春&The Hobo King Band
The Barn / 佐野元春&The Hobo King Band
01逃亡アルマジロのテーマ(Instrumental)
02ヤング・フォーエバー
037日じゃたりない
04マナサス
05ヘイ・ラ・ラ
06風の手のひらの上
07ドクター
08どこにでもいる娘
09誰も気にしちゃいない
10ドライブ
11ロックンロール・ハート
12ズッキーニ-ホーボーキングの夢(Instrumental)
探していたアルバムが見つかった。^^
'97年とあるのでなんとかれこれ8年も前のものだ。
(そんなに経っているのかと、ちょっとびっくり。)
佐野さんの'90年代のアルバムでいちばんたくさん聴きこんできたアルバムだ。
アメリカはウッドストック、ベアズビル・スタジオの敷地内にある
『タートル・クリーク・バーン』という納屋を改造したレコーディングスタジオでの録音だけあって、
曲の舞台は、日本の街というよりは
アメリカ(あるいはどこかの国でもよい)のどこかの街という感じ。
『ドライブ』の歌詞や、スケール感などもろにそうなのだけど・・・。
前作『フルーツ』はバンドの作品というよりは
佐野さん個人の色合いが強く、これはこれでカラフルな感じが大好きなのだが
『The Barn』こそが The Hobo King Band の実質的なデビュー作だと、私は思っている。
プロデュースはジョン・サイモン。
色にたとえると、セピア。
(裏ジャケのインパクトが強いのかも。)
そしてアコーディオンやアコースティックギターの音色から
森の中を連想してしまう。
この頃はまだ(西本)明さんがいて、ドラムスは小田原さん。
なんだか懐かしい。^^
冒頭とラストにインストナンバーを持ってきてあって、
佐野さんの『逃亡アルマジロのテーマ』 はどこかスリリング。
対して『ズッキーニ』はジョン・サイモン作曲。
レコーディングを開始してから見た夢にインスパイアされてできた曲という。
リピートにして聴くと、その対比が面白い。
今ツアーで歌われている『風の手のひらの上』には
当時、仕事上で辛い状況にあった時に
何度も何度も、励まされたっけ・・・
そして『ヘイ・ラ・ラ』と口ずさんでみたり・・・
『Young Forever』はアコースティックヴァージョンの方が
どちらかといえば好きかも。
ああ・・・どのアルバムのことも、語り出すときりがない
・・・ここにある曲達も、またいつかライブで聴けるといいな。^^