『鉄子の旅』にハマっています。

お久しぶりでございました。 ・・・せわしなく過ごしていたうちに、もう８月なんですねぇ。 このところ『鉄子の旅』という漫画及び鉄道にはまっております。 ・・・『鉄子の旅』とは？ 売れない女性漫画家『キクチさん』が、担当編集者のイシカワさんに 「トラベルライターの案内で旅漫画を書いてみませんか」と誘われ、 「おいしい食べ物・おいしい酒」につられて 二つ返事でOKしたところ待ち受けていたのは、鉄道好き（マニア）の『横見さん』 （・・・この方、日本のJR、私鉄のすべての駅を「上下車」したというものすごい方なのです。） その「旅」の内容とは、青春１８きっぷを使っての 久留里線全駅上下車の旅から始まり、１３０円で一都六県大回りの旅 果ては各駅停車で九州へ、などなど・・・鉄道好きならではの過酷な旅だった・・・。 「鉄道愛」にあふれる横見さんと、鉄道に興味のないキクチさんの 絶妙なやりとりと、 また横見さんに突っ込みつつも、次第に無用(?)な知識を身につけて 無意識に深みにはまっていくキクチさんの様子がなんとも面白く、 すっかりはまって４巻まで読破してしまいました。 そして実は・・・こっそり実践までしてしまったのです。 青春１８きっぷを携えて。^^; （もともと、この漫画を知る前に、１８きっぷの洗礼は受けておりましたので。） 実際に漫画に出てきたところを辿って見たのですが、 細かいところまでよく書かれているなぁと感心してしまいました。 ちょっとディープですが、いっぷう変わった鉄道の旅ガイドブックとしてもよいかもしれません。 「鉄道趣味は深い」とどこかで読みましたが、 最近、「車両の下に書かれている記号」につい目が行ってしまったり、 旅ではない単なる用事で電車に乗っている間も、 ドアの近くに貼ってある近郊路線図を目で追いながら 「この経路で大回りできるかな？」とか考えてしまったり・・・^^; 時刻表を買ってしまったり・・・（数年に１度しか買いません） 旅にももちろん持って行きました。^ 時刻表を読んでいるだけでなんとなく旅している気分になるんですよね。 もともと旅は好きでしたが、この漫画からさらなるきっかけをもらったかもしれません。 新幹線や飛行機（苦手）でひとっとび！の旅ももちろんいいですが、 のんびり各駅停車にゆられて、特になにするでもなく 窓の外を眺めながら、いろいろ思いを馳せるのもいいものです。