2005/09/25(日)22:37
青春18きっぷの旅~東北編その6(リゾートしらかみ・前編)~
青森駅周辺を満喫しているうちに、
列車の出発の時間が近づいてまいりました。
お次は、今回の旅のクライマックス
クルージングトレイン『リゾートしらかみ』に乗ります。
しらかみは、青池編成とブナ(ほんとは漢字なのですが見あたらない)編成の2種類の車両があり、今回乗ったのは青池の方です。
普通列車でありながら、全席指定。
(実は、最初に乗った『ムーンライトえちご』と、この指定券が意外とあっさり取れたので、今回の旅を決めたようなものなのです。)
青森から、弘前にいったん戻り、しばらく奥羽本線のルートを辿り
川部からは、五能線を走ります。
私が乗ったのは、ボックスシートの車両で、
フラットにするとこんな感じで、お座敷のようになるのです。
足を伸ばしたり寝っ転がったりとまるで自分の家のように(?)くつろげます。
青森から途中の駅までは、同窓会に向かわれるとおぼしき
やや年配の女性グループの方3人と同席させていただきました。
賑やかな会話が止まることなく続いていましたが、
とても楽しそうで、聞いているこちらも心地よかったです。
五所川原駅から鰺ヶ沢駅まで約20分、
先頭車両で津軽三味線の生演奏が毎日行われているとのことで
聞きに行きました。
土曜日だったので、生演奏の前には「津軽語り部体験」もあったのですが
こちらの方は聞き逃してしまいました。う~ん、残念。
津軽三味線に民謡、最後の曲では観客も合いの手で参加。
『ほ~いほい』の声が車両のあちらこちらで響き渡りました。
小学生の遠足のバスみたいで楽しかったです。
ちょうど三味線の演奏が終わる頃、
海岸線が窓から見えはじめました。客席からは歓声が上がっていました。
もちろん私も。^^
こういう列車が、あちらこちらに走ってくれるといいなぁ、と思います。
途中の駅でブナ編成の列車とすれ違いました。
鰺ヶ沢を過ぎると、絶景の海岸線がしばらくの間続きます。
天気はあまりよくありませんが・・・さて、どんな風景が待ち受けているでしょう。^^
(つづく)