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ハル★ルンの部屋

No.13「神様の愛って、すごいな!」

                      


★Short Message No.13★

「神様の愛って、すごいな!」




「神を愛するといいながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。
目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできません。」

     (ヨハネの手紙 第一 4章20節)          



今日のみ言葉は、私にとってとても耳の痛い聖句です。イエス様を知るまで、私は長い間ある人を憎み続けていました。そうすることが、当然とさえ思っていたからです。ところが、イエス様の愛を知るにつれて、人を憎むことは罪だと知ったのです。神様の恵みやあわれみを学べば学ぶほど、私の心は痛みました。そんな自分が、だんだん嫌になったのです。

人を愛せない私の心の罪を赦すために、イエス様は私の身代わりとなって十字架で死なれたと知ったのです。それを知った私は、驚きました。人を愛せない真っ黒な私の心を白くするために、命を捨ててくださる方がいたなんて。これが神様の愛だと教えられたのです。神様の愛を知った私は、「クリスチャンになって、人を憎むことはやめよう」と、決心したのです。

私は「これからは、神様を愛して生きるんだ」と心に決めたのです。だから、もう人を憎むことはやめよう、と決心しました。そのときから、心が軽く、明るくなって、元気がわいてきたのです。これで、自分の人生は変われると思いました。

ところが、事実は違ったのです。年齢を重ねるにしたがって、行動範囲も交際範囲も広がり、多くの人々と知り合うようになりました。すると、また嫌な人が私の前に現われるのです。

「人を愛して生きていきたい」と願っている私の前に、嫌な人が現われ、意地悪な人が現われ、私の愛を試すのでした。

そのとき、いつも心に浮かぶのがこの聖句でした。「神を愛するといいながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。」本当に、自分は神様の前に偽り者でした。まわりの人にはわかりません。知らん振りすれば、他の人にはわかりません。でも、神様は私の全てを知っておられます。せめて、兄弟を憎んでいないかのように振舞おうとする自分に、私は悩み始めました。

「自分では神様を愛している」と思っていたのに、目の前の隣人を愛せないのです。それでは、神様を愛していることにならないというのです。あなたには、そんな経験がありませんか。

そのことに気づいたときから、私は、「隣人を憎まないようにしよう」と、心に決めました。

それには、嫌で、嫌いで、意地悪な隣人にあっても、「赦す自分・赦せる自分」になりたいと祈り始めたのです。神様は、意地悪な私を、わがままな私を、取るに足らない私を「赦して・愛して」くださったのです。祈りを聖霊様にとりなしていただきながら、あなたも「赦すあなた・赦せるあなた」を目指してみませんか。  


BBN聖書牧師 高見憲次
E-Voice No. 59 2004年 9 月 1 日 掲載

(「祈りの泉」は、毎日午前・午後12時から約10分間放送しています。)

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