六本木の国立新美術館 森英恵展
先日、国立新美術館の生誕100年 森英恵展に行きました!それまで持っていた森英恵のイメージは、ちょうちょとか花をモチーフにした、一世代前のデザイナーの先駆者、マダムブランドといったところ。なんとなく百貨店の高級階にあるブランドとか、ハンカチだと買い求めやすいとか、名前を冠したビルとかがあったっけ?的な、ゆるいイメージがあります。でも、あまりよく知らない。そのため、展覧会も、ふわっとしてきれいを楽しめる内容なのかなと思っていました。森英恵は、初期の頃、その才能を買われて、日本の映画の衣装を担当し、それが展示されていましたが、なかなか個性的。その後ニューヨーク進出。日本の生地、布などを用いて、西洋人が着たいと思わせる服を作って成功。日本ならではの歴史、職人さんたちの腕があってこその、どの国も考えつかなかった世界。ただ、使うだけでなく、服としての完成度が高いのね、、、と思わせる。帯の生地が豪華な服として、違和感なく素敵に出来上がっていました。インド、中国、それぞれの生地を利用した服を作っていて、それを紹介したエリアもありました。自ブランド展開だけでなく、日本のファッション業界に刺激をもたらす雑誌を作ったり、番組を作ったりする。奈良原一高、田中一光、横尾忠則など、すごい人たちと仕事をする。「ファッション通信」、、、あの番組も森英恵発!一点ものの服を作るとともに、制服も改革。豊富な人脈があって、やることなすことのスケールが大きい!森英恵は1961年、雑誌『装苑』にて新たに提唱したののは、快活で努力を惜しまない「ヴァイタル・タイプ」という人物像。それを地で行き、晩年まで活躍しものね、、、。展示数は約400点と見ごたえがありました!