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夕食時、家族が
●唐沢寿明プレゼンツ記憶のチカラ3 大恋愛スペシャル「唐沢寿明が目撃する”記憶”のチカラ3」 という番組を視ていました。 その中でスゴイと思ったのは、生まれた時から全盲だったにも関わらず、日本の一流のテレビゲーマー相手に圧倒的な強さを示した青年の話でした。 音だけを頼りにアクションゲームをするわけですが、晴眼者であれば視覚情報処理を担う脳の部分がすべて聴覚情報処理に向けられたような感じで、まさTVゲーム界の座頭市。 このほか、「一度聴いただけでどんな曲でも演奏できる少年ドラマー」の話も凄かった。 そのいっぽう、いわゆる男脳、女脳の話はイマイチ納得できません。 脳梁の厚さの男女差が何らかの影響を及ぼすであろうことは認めるとしても、「男女で有意な違いがある」ということと「あなたは男だから(あるいは、女だから)こういう傾向がある」と予測することとは別問題です。 ベイズの公式として知られているように、 条件付き確率の大きさは別問題です。 例えば、 ●癌に罹っている人にこの検査をすると陽性になる確率が高い からといって ●この検査で陽性だったから、癌にかかっている可能性がきわめて大きい ということにはなりません。 男脳、女脳の場合も同様であり、 ●男と女では有意な違いがある と判明したからといって、 ●男だから~だ という結論には至りません。血液型性格判断の場合も同様ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年02月11日 21時14分28秒
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