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楽天版じぶん更新日記

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2006年03月18日
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本日(3/18)から二夜連続で、『愛と死を見つめて』というドラマスペシャルが放送されるそうです。

ウィキペディアに解説されているように、「愛と死をみつめて」は、かつて、吉永小百合主演の映画や大空真弓主演のTVドラマで大きな反響を呼び、また、「まこ、甘えてばかりでごめんね」の歌がレコード大賞をとったこともありました。

実は私は、映画もドラマも見ていません。理由は、高校生の頃、この原作の
●大島みち子・河野実著 『愛と死をみつめて』
●大島みち子著 『若きいのちの日記 』
を先に読んで充分に感動していたため、脚色された映画やドラマを観ることでせっかくの感動の質を下げたくないとずっと思っていたためです。今度のドラマも、いちおうDVD録画はしておきますが、果たして観る気になるかどうかは分かりません。

ところで、実話の主人公のお一人である河野實さんは1941年生まれで、今年65歳になられます。
Googleで検索したところ、まず、こちらのお顔を拝見してお年を召していることにあっと驚き、そこからのリンクで個人サイトにたどりつくことができました。

河野さんのことは、最近買った

●韓流、純愛、初恋病。 喪失感を抱いて生きること(ISBN:4120036790)

という本の第六章でも詳しく紹介されています。それによれば、河野さんは大島みち子さんが亡くなった4年後に伊藤喜美子さんという女性と結婚しますが、交際のきっかけがまた面白い。実話ながら冬ソナに匹敵するくらいのドラマがありますね。

河野さんが大島みち子さんの死から4年後に結婚したことについては、『愛と死を見つめて』の愛読者の一部からは裏切りと受け取られたそうですが、私はそれで正しかったと思います。

もし河野さんが、大島みち子さんのことだけを思って暗い一生を送っていたらどうなったでしょうか。
これについては、「冬ソナ」の第8話の冒頭で、イ・ミニョンがこう諭しています(英語字幕)。

イ・ミニョン:....You told me I've never truly loved anyone. True, I don't know much about love. But your loving him isn't love.
ユジン:Enough.
イ・ミニョン:That's not love. It's obsession and self-pity.
ユジン:Stop!
イ・ミニョン:Wake up and face the reality. He's dead.

ちなみに、大島みち子さんの死からたった4年たらずで伊藤喜美子さんと結婚できた理由について河野さんは
ミコさんと似ても似つかなかったから。似てたらダメですよ。人柄とか性格とかも似てたら僕は絶対結婚しなかったと思います。」と語っておられます(上掲書、245頁)。このあたり、イ・ミニョンとチュンサンが正反対の「性格」であったという設定と似ているようにも思えますね。





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Last updated  2019年04月13日 20時07分38秒
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