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2006年04月29日
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カテゴリ:旅行
ルクソール西岸からはファルーカ(帆掛け船)に乗って、直接ルクソール神殿入り口へ。
この日の最後の観光となりました。
とにかく、朝アブ・シンベルを発って、たった1日でルクソール観光を終えようというのですから大忙しです。
すでに日が沈みかけていて、神殿の石像や石柱を照らしていました。
もっとも、この光の具合はなかなか素晴らしいものでした。
こちらにその時のアルバムを掲載しました。

ところでアルバムの中の2番目に、フクロウのような絵文字があります。
これは、私が大学に入ったころ、バートレット(Bartlett 1932)による記憶変容の実験として紹介されたことがあり、たいへん懐かしく感じました(他の遺跡にもありましたが)。

写真の下のほうに、その概略を私のイラスト(ホンモノの実験結果に似せたもの)で示しておきます。
実験はだいたいこんな感じです。まず被験者となった最初の人に、1番左の絵を見せて記憶してもらいます。絵を取り上げてから、白い紙に、覚えた通りにそれを再生してもらいます。
2番目の被験者は、1番目の被験者が描いた絵を記憶し、同じようにして再生していきます。
こうして「リレー再生」を続けていくと、もとのフクロウの絵が、猫の後ろ姿に化けてしまうという面白い結果が得られています。

要するに、曖昧な図形を見せられると、その一部分が「強調化」され、また、見慣れた形や、「○○の絵だろう」と思い込んだ形に変化していくというものです。

ちなみに、このフクロウのような絵文字は、ツタンカーメンの黄金のマスクの裏側の左下隅にも刻まれているのを確認しました。








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Last updated  2019年02月07日 19時11分23秒
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