長谷川家の五十年前のテレビ
岩手、宮城、福島3県を除く44都道府県で7月24日正午、1953年に始まったアナログ放送が幕を閉じました。私が生まれ育った家では、アナログ放送が開始された当初はテレビはなく、真空管ラジオで「ヤン坊ニン坊トン坊」や、「赤胴鈴之助」、「うたのおばさん」、「お話でてこい」などを楽しんだものです。大相撲の栃若対決は、近所の家でテレビを見せてもらって観戦しました。写真は、長谷川家にある初代のテレビです。撮影したのは1962年1月頃、写っているのは二十世紀(日本テレビ)です。テレビを買ったのはもう少し前だったと思いますが、写真としてはこれが最も古いものです。後ろのほうに私のランドセル、左端にはミシン台が見えています。