無料路線バスで『深山イギリス庭園』の紅葉を楽しむ
11月5日(日)は、岡山市の今年度最後の『路線バス・路面電車の運賃無料DAYとなりました。今回はこれを利用して、岡山駅からバスで1時間ほどのところにある『深山(みやま)イギリス庭園』に行ってきました。こちらの情報によればこの庭園は、岡山県玉野市の市政60周年を記念して、2000年にオープンした英国式庭園「深山イギリス庭園」。ガーデンデザインはイギリスの著名な庭園技師、ピーター・サーマンさんが手がけました。彼は「深山イギリス庭園」の設計にあたって深山に3カ月滞在し、当地の気候を肌で感じたうえで、自然・環境との調和を目指した「20世紀の伝統的なイギリス庭園」をコンセプトに構想をまとめ上げました。7,500㎡の敷地は、大人がゆっくり歩いて1時間程度で観覧できる広さ。約200種8,000株の植物たちが四季折々に織りなす、豊かな景色をお楽しみください。というように紹介されています。深山公園自体には子どもたちが小さかった頃(30年ほど前)に何度か訪れたことがありましたが、イギリス庭園は今回が初めてでした。ちょうど、モミジバフウ、ニシキギ、桜などの紅葉が見頃となっており、晩秋の草花との対比を楽しむことができました。経費は、片道660円、往復1320円のところが無料DAYのため0円。入園料はシニア割引で100円。自販機のアイスが200円。合計300円。庭園の規模から言えば、バス無料日以外の日に往復1320円(プラス入園料、自宅から岡山駅までの交通費)を払ってまでわざわざ訪れるほどのことは無いような印象を受けましたが、そもそも庭園の観賞価値というのは、それ自体の景色だけでなく、その景色からどれだけバーチャルな世界を想像できるのかによって決まってくるように思います。小さなジオラマから壮大な宇宙を想像するのと同じことです。この庭園も、リアルな景観からどこまで想像を広げられるのかによって見方が変わってくるのでしょう。【入口】【園内マップ。広さは7500平米でそれほど広くはない。岡山後楽園の約20分の1】【園内の風景】(バッコス像)(ニシキギとモミジバフウ)(ハナミズキの赤い実)(高台から見下ろす)