カテゴリ:心と身体のアプローチ
ダイエット 最近、ダイエット・シェイプアップの効果が顕著に表れており、これを目的に来院される方が増えてきている感じがありますので、ご紹介しておこうと思います。 ■体重を落とさずに体型を変える ダイエットを希望される方の多くが体重を気にされているかと思います。当院でダイエットを目的とした施術もしていますが、なぜか体重は変わらずに体型が変わっていきます。 体重を落とすことを目的にすると、身体の内面が抵抗を起こしているように思います。当院でダイエットをしている方の初期は、体重は変わらずに体型が変わります。観察しているに、脂肪が筋肉に変わっていることが見られます。体型が変化し、細くなった後に、余分な筋肉が落ち、体重も落ちています。 ■足から細くする 問題は「身体の幅」にあるように見ています。脳が認識している自分自身の身体の形というものがあり、これが細くならなければ、余分なものは落ちないように見ます。そのために必要なのが、足にたまっている老廃物です。 足の老廃物を除去することで、股関節の余分な開きを矯正します。股関節が余分に開いていると、骨盤は本来の幅よりも広がった状態を保つことになります。これにより、脳が認識している自分自身の幅が余分に広がることになっているように思われます。 脂肪というのはエネルギーのストックのようなものですので、生命維持からすると必要なものに値します。なので、脂肪は落ちにくく、つきやすいわけです。しかし、人の身体は、自分自身を支えるのも大変な作業です。たくさんのエネルギーを抱えるには、それなりの幅が必要になります。 つまり、身体の幅が広ければ、それだけのエネルギーを貯蓄しておくことができるということになります。それを支えるために筋肉も増えますので、体重も増すという仕組みです。 身体が大きければ、老廃物も貯蓄しておくことができてしまいます。まず老廃物を除去し、老廃物を支えている筋肉が必要ない状態を目指します。人の身体は必要があるものを増やし、必要ない物を減らしますので、この機能を利用し、老廃物を除去することで、不要な筋肉を減らします。筋肉が減り、同時に骨格矯正をすることで、余分な脂肪を貯蓄しにくい身体を作り出します。 ■食事制限はしない ここまでで食事について出てきませんでした。基本的に当院では食事制限をすすめません。食事を制限すると身体が飢餓状態を感じてしまい、少量の食事でもエネルギーを貯蓄することを優先してしまうからです。 食事を制限するよりも、摂取したエネルギーを貯蓄することなく利用するような流れをつくるのがポイントになります。食事について言うならば、やりたい方にのみ申し上げていますが、油の摂取を30%カットすることをおすすめしています。 油はエネルギーとして利用されますから、必要なものなのですが、消化や吸収に時間がかかるため、食後からすぐに動き出すことを阻害する要因になりがちです。かといって、カットしすぎるとエネルギー不足で動きが鈍くなりますので、30%カットという感覚をおすすめしています。30%にするのではなく、3分の1減らす、つまり、ちょっと減らす程度の感覚です。 ■腹筋を起こす 足を細くし、骨盤矯正で腰回りが細くなり、背中から脇腹の老廃物を除去することで、上半身と腕が細くなってきます。ここまでは比較的早期に変化が起こります。最終的に残るのが腹部です。腹部は皮下脂肪と内臓脂肪だけでなく、腸のゆるみや腹水、腸内のガス、腹筋のゆるみなどが複合的に起こっています。 これは、足と骨盤の矯正を利用し、立ち方・座り方・歩き方がポイントになってきます。腸の緩みを戻すためには、腹部のリラックスが必要になりますが、腹筋を起こすためには緊張が必要になります。すなわち、立ち方・座り方・歩き方において、意識的な力を入れずに、腹筋がすこやかに働いている状態を作ることが必要になるわけです。 自分に合った立ち方・座り方・歩き方を知ることで、力みを使わず、楽な動きを身につけることができます。これにより、腹部のたるみは収まっていきます。 以上のような、「骨格→内臓→身体の使い方」という流れで、根本的なダイエットを心がけています。自然と食べたくなる量の減少や、動きたい気持ちの発生などが起こり、生活全体に変化が起こり、太らない動きが身についているようです。 よければご利用ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.07 19:26:31
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