2006/02/19(日)21:16
墨田区のコミュニティビジネス講座、スッゴイ為になります。
今週の月曜日から毎週、全4回で「コミュニティビジネス講座」が始まりました。
先週も、板橋区主催のコミュニティビジネスのセミナーに行ってきたばかりだったので、内容的にダブってしまうなと思っていたのですが、全然レベルが違いました。
(コンセプトもボリュームも違うので当たり前ですね。)
4回の構成は、
第1回:コミュニティビジネスとは?
第2回:コミュニティビジネスの注意点とは?
第3回:事業プランの作成
第4回:事業プランのプレゼンテーション
となっています。
第1回の今回は、コミュニティビジネス(以下、CB)に関するおさらいのようなもの。
特に強調していたのが、CB≠ボランティアということ。
例え、NPOであっても1企業である以上、自立していなくてはいけません。
「行政が○○してくれない。」とこぼすより、まずは1企業として
採算が取れる経営をしなくてはいけないということ。
数あるNPOの中には、その辺りを勘違いしている法人も多いということです。
CBにおいては、公益性が重要ですが、その為にはある程度の規模が必要とのこと。
そうなると、ボランティアではフォローしきれなくなります。
また、ボランティアであれば、続けられなくなったら辞めてしまう事ができますが
CBは、お金をもらっているという点で責任が伴われます。
CBは、政府も大きく力を入れている分野で
かつてのベンチャービジネス創出に代わり
経済産業省も平成19年度の予算作成の柱に
広域市町村づくり
地域ブランドづくり
などと共に上げているそうです。
さて、CBといっても業種・分野は結構広く、いくつか事例紹介がありました。
湘南地区を中心としたグループホーム
徳島県上勝町の葉っぱビジネス
道頓堀川の再生ビジネス
など。
葉っぱビジネスは、授業でもやったのですが
都会の料亭などで需要のある、紅葉の葉っぱや山菜などを
農家や主婦の人々に協力してもらい集めるというもの。
顧客からの受注、一斉FAXで受注情報を発信したりとシステム化したり、
「今月の1位は誰々さん!」と表彰をすることで競争を促したりと様々な工夫をして
結構な利益を出しているようです。
これは、面白いです。
道頓堀の再生ビジネスでは、
水質改善にあこや貝を使い、育った真珠を販売するという事業内容を紹介していました。
興味のある方は、こちらをご覧ください。
最後にCBの4要素という話がありました。
自己満足度:喜び・楽しさ・生きがい
経済自立度:ビジネスとして成立・雇用創出・経済効果
社会貢献度:社会貢献・顧客満足度・社会課題解決
地域連携度:地域の支え合い・横のネットワーク
だそうです。
はてさて、自分を省みてポイントは
まずは、ビジネスとして成立することであり
そしてカギは地域との連携といった感じでしょうか。
まだ第1回ですが、
CBこそ、自分の進むべき道ではないかと
確信させるものがありました。
第2回は、CBの注意点。
行け行けだけではいけませんからね。
次回も大変楽しみです。
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