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カテゴリ:些末な日常
先週がカイーナ。今週はアンテノーラ。来週からはトロメーア突入です。
奈落の底は深い。 日付変わる前に帰れるのと、日付変わってから帰るのとでは疲労度がダンチなのぜ。神曲はダンテなのぜ。 === 「死体がニつとは穏やかじゃ無いわねぇ……」 「キャー!やりましたわー♪」 「どうしたのよぉ……いい歳こいて落ち着きが無いわねぇ……」 「色々言いたい事はありますけれど、今は機嫌が良いから見逃して差し上げますわ♪ ……うふふ。占い結果で人外を炙り出せましたの♪」 (ピキピキッ……!そんなに歳変わりませんのに……!) 「ほう。では教えてくれないか?」 「Да♪占ってみました所カマキリさんに”人間”判定が出ましたの♪」 「占い師に”人間”判定されたカマキリが死んでるって事は……?」 「うむ。恐らくはカマキリが妖狐だろうな。でかしたぞ!カリンさん!」 「うふふ♪Не за что♪」 「ちょっと待ちなよ!断定出来ない!百合絵ちゃんかカマキリのアホ野郎のどっちかが”猫又”だった可能性もあるだろう?!」 「……猫又は初日犠牲者」 「それだって確定ってワケじゃあ無いだろう?!それに神話マニアが猫又をコピーしてる可能性だってあるんだ!」 「まぁまぁ。愛するカマキリちゅわぁんが敵側だった……なんて考えたく無い乙女心は解らないでも無いけどねぇ……現実を見なよ、橙」 「……だから違うっつーの!私はあくまでも可能性をだな……」 「橙君。……では、問おう。 仮にカマキリ君が猫又だったとして、だ。……このタイミングで狼に狙われるのはどうしてだ?」 「……うぐぐ。それは……」 「参考までに申しますとわたくしがカマキリさんに狙いを付けたのは昨日のカラスさんの投票と同じ理由ですわ♪ カマキリさんも狩人に関して言を表しておりましたの。 何より発言数が多くも無く少なくも無く、コントロールしているかの様に見えましたわ。 この動きは必死に紛れようとしている狼そのものですの♪ ……結果としては妖狐ではありましたけれど、人外には違いありませんわ♪」 「そうか!それじゃあ猫又は百合絵ちゃんの方で、カマキリのアホ野郎はそれに食いついたマヌケな狼だったって事か! 狙われたのはカマキリのアホタレじゃなくて、発言が少なく狩人っぽい百合絵ちゃんだった!それだったらしっくりくる!」 「……橙さん。それじゃあカリンさんの占い結果と合いませんよ。その主張を通すならカリンさんはカマキリさんに”人狼”判定を出してなければなりませんから……」 「……じゃ、じゃあ!やっぱりカリンが偽の占い師なんだ!」 「……もういい加減にしなさぁい。破綻してばかりで見苦しいわぁ……」 「違う……!絶対に何かが……決定的におかしいんだ!私は納得できない!」 「……でも確かに不可解ですわね。何で狼は狩人探しも兼ねて確定村人を噛まないのかしら?」 「恐らくは二人とも多弁だからでしょう。 狩人は疑われない程度に発言するのが常です。かなめさんやリルさんの様に発言数が多いのは役職無しの村人の動きに近いと言えます。 できるだけ目立たぬ様振舞う狩人とは正反対の動きだから、ここを狙っても旨みが少ないと見てるのではないかと」 「あー……盛り上がってるとこ悪いんだけどさ。霊能結果伝えるよ。アーサは”人間”さ。 ま、わざわざ言うまでも無い気もするけどねぇ……」 「……右に同じ」 「スパイだって自分で宣言してるからなぁ……ここは割れないよなぁ、流石に」 「そうですね。霊能結果聞くまでも無く確定していてどうでも良かったので忘れてました」 「ちょっと幾ら何でも酷くないかい?折角、私がたまには仕事してやってんのにさ~」 「自身の仕事をするのは当然だ!私はしてませんけどね!うはははは!だが働きたくないでござる!」 「……まさに、”どうしてこうなった?”ですね……」 「……Discool」 「……うむ。そろそろ頃合だな。 さて、議論も尽くした所でそろそろ投票の時間だ」 「今日の方針も、やはり自由投票か?」 「……いや、今日の所だが……決定者を吊ろうと思う。隠れている所からして人外側であることはほぼ確定だ。 猫又が村側を犠牲にしない為に伏せている可能性もあるが、それは流石に考えなくても良いだろう。 皆はカラスさん、マクレガー将軍、ミサリちゃんの誰かに投票し、カリンさんはこの内の誰かを占ってくれ。 従わずに別の者に投票した人間は問答無用で人狼認定するからそのつもりでな」 「うふふ……お任せ下さいな♪またも、バビッ!と見つけ出して差し上げますの♪」 「……あれ?タッキーさん?リーウェルさんを白狼疑いとして投票候補に入れないんですか?」 「うむ。確かに本来ならばリルちゃんも候補に入れる所だが、取り敢えずはこの3人を疑うべきだろう。 白狼を探すのは他の人狼を駆逐してからでも遅くないと思ってな」 「それもそうですね。白狼ばかりに気を取られて他の人狼にやられてしまっては元も子もありません。取らぬ狸の皮算用になってしまいます」 「わぉ~ん♪今日の吊り候補に橙ちゃんがいなくて残念ねぇ……♪私としては支離滅裂の挙動不審で一番怪しいのにぃ……♪」 「……あ」 「え」 「え」 「なにそれこわい。だが働きたくないでござる」 「天丼乙」 「……投票の手間が省けたな」 「カラスさんが萌狼でしたか……」 「これでカラスが決定者を兼職していれば、残りの憂いも絶てるのですが……」 続く! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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