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カテゴリ:些末な日常
キリの良いところで切るので省略
=== 「……Coolに宣言。ロディは”村人”……やっぱり憑依者」 「……さて、問題は、だ。人狼は何故このタイミングで共有を咬みにきたかだ。狩人探しはどうした?」 「もう大分、後が亡くなってきてるんじゃありませんの?だからこそ、優先順位を確定村人を減らしていく事に置いたのではなくて?」 「なら何故狩人の可能性もあり、ほぼ確定村人である私やリーウェルや君を噛まないんだ? どうも、私の目には我々確定村人の中に白狼が紛れ込もうとしているとしか考えられんな」 「……するってーと、初日、猫又に殺されたのは、やっぱり普通の人狼でまだ白狼は生きている可能性が高いって事か……」 「ともかく、だ。カリンの結果を聞こう。それから考えても遅くは無い」 「う~ん……釈然としませんの……。占い結果ではマクレガー将軍は”村人”……。人狼判定は出ませんでしたの……」 「当然だ!これで私の潔白が証明出来た様だな!はっはっはっ!」 「馬鹿な!じゃあ決定者候補の中に狼がいないのか?!」 「じゃあ、やっぱりどっちかが白狼なのか……?」 「……もしかして狩人……?」 「いえ、それはありません。人狼側に決定者がいないのであれば、決定者である事を隠すのは十中八九、狩人。 ならば、敵側にいる決定者の排除、そしてあわよくば狩人を仕留める一石二鳥の手を人狼が打たないワケがありません。 そうなれば、昨晩の犠牲者は共有ではなくマクレガー将軍かミサリさんになる筈です」 「もうこれで白狼は捕まえた様なモンだね。そもそも二人が生きている事自体が矛盾してるんだ。さぁ、今日はマクレガーとミサリ……どっち吊りだい?」 「いや、今日は玉置を吊る。 共有がいなくなったとはいえ、霊能ローラーを片手落ちにしては昨日霊能を吊った意味がなくなる。 滝沢の遺志に報いる為にも霊能吊りは完遂すべきだ」 「……な!」 「なんでだい!たまちゃんよっかどう見ても二人の方が怪しいじゃないか!」 「正直に言うと、な。……私は君を疑っているのさ、橙。 カラスが処刑された日、散々カラスに叩かれていたからな。 カラスの役職は萌え狼。いずれボロを出す、言わば捨牌さ。 ならば、それを逆に囮として利用し、身内切り発言をしていてもおかしくない。 それで、橙。君がカラスのそういった助力を受け、紛れるつもりかもしれん。 ほぼ真が確定しているカリンを疑うのも、皆を惑わそうとしている様に見えるしな」 「納得がいかないんだよ!何故、カリンは噛まれない!?」 「前にも言ったが、狩人が護衛しているという考えで、まだ占われていないグレーゾーンから潰しているんだろう?」 「そうだとしても、これだけ人数が少なくなったら狩人も排除したと判断して一度くらいはカリンに噛み付いてきてもおかしくないだろう! 今日まで死体無しの日が無いなんて、怪し過ぎるんだ! 皆から信頼を得た時点で発言数も減ってるしな!本物だったら皆の信頼に報いてさっさと人狼を見つけ出す為にも、逆に発言が増える筈なんだ! どっちにしろ今日の時点でまだ白狼もいる!狼を見つけられない占いに価値は無いんだよ!」 「ここにきてわたくしを疑っていますの……?」 「ふむ。成程。一理あるな。 ……それに、君の提案自体は悪くない。乗っても良いだろう」 「本当かい!じゃあ……!」 「……ただし、白狼探しをするとすれば、それは明日以降だ。今日は玉置吊りを敢行せねばならない。そこは私としても譲れない」 「……くっ!わかったよ!それじゃ、明日は絶対にやって貰うからな!」 === ~霊界~ 「バッキャロウ!自分が疑われるかも知れねぇからって、そこは引き下がるとこじゃねぇよ! かなめはロディ真で見ている上に、無効票持ちの役立たずなニナを数にカウントしてやがんだ! ここでたまを吊ったら終わりだ!今、決定者を吊らなきゃ間に合わねぇぞ!」 カマキリ……役職は”猫又” ――そんなカマキリの必至の想いも === 「はい、なんでしょう?役立たずのゴミクズニートですが、何か用でしょうか?だが働きたくないでござる」 「どういたしましたの?誰もニナの事は呼んでいませんわよ?」 「あ、そうですね。社会の寄生虫のウジ虫が誰かに呼ばれる筈ありませんよね。空耳だった様です。本当に生きていて申し訳ありません。だが働きたくないでござる」 「橙。君に判って貰えた様で何よりだ。 ……さて、投票の時間だな。反対も居ないようだし今日は玉置吊りで投票を頼む。カリンさんは好きに占ってくれ。 私が共有ならば橙を占い先に指定するのだが、人外の誘導だと思われてしまうのでな」 「任せて下さいな♪」 「……がーん」 ――橙には届かない ==== (投票結果) ・カリン → たま ・リル → たま ・かなめ → たま ・よしふる → たま ・橙 → たま ・ニナ → 無効票 ・マクレガー → たま ・ミサリ → たま ・たま → マクレガー === 五日目 ~夜~ 「……ユニーク」 玉置巳緒は村民協議の結果処刑されました…… === 六日目 ~早朝~ 「我魂魄百万回生まれかわろうともぉ! 恨み晴らすからなぁぁぁぁぁ!!」 かなめが変わり果てた姿で発見された…… === 「昨晩の犠牲者はかなめでしたか。こちらの確定村人を確実に減らしてきていますね。今夜は私でしょうか?」 「さぁ、じゃあチャッチャッとミサリとマクレガーどっちを吊るか決めちゃおう。それともカリンでいくかい?」 「今日、うまく決定者を始末出来なければ、ほぼ詰みですね。……てか、ホントに私必要なくね?だが働きたくないでござる」 「ま、待て!カリンの結果を聞いてからでも遅くは無い!ここで人狼が見つけ出せれば、そっちを吊るべきだ!」 「……うふふ♪それでは、ただいまご紹介に預かりましたので発表致しますわ♪ じゃじゃ~ん♪なんと橙ちゃんは”人狼”でしたわ☆ 理由は昨日のかなめの言から貴女に不信を抱いたからですの♪」 「……な!」 「何か弁明はありますの?橙ちゃん♪」 「やっぱりお前は偽物の占いか!!カリン=エーギルパッフェぇ!!」 続く! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月08日 17時03分23秒
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