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元々ハードロック、プログレ野郎の私でしたが
SACD導入をきっかけに それまでマイルスやビル・エヴァンスなどのコンピを少々に留めていたJAZZに本格参戦するようになってしまいました まあプログレでもJAZZの要素の強いものが好みでしたので、遅かれ早かれ行ったと思うんですが 歴史的名盤と名高いものから 最近のものまで で、前から気にはなってたけど試聴してあまりピンとこなかった 日野皓正『寂光』 を思い切って買ったんですけども、これが自宅のSACDで聴くと恐るべき音質でとにかく圧倒されて、その丸っきり媚びてない姿勢にも好感が持てて、俄然ヒノテルに興味が湧いてきまして 菊池雅章との12年ぶりの競作クインテットアルバム『カウンターカレント』もゲット スタジオの緊張感が伝わってくる、とはまさにこの事。とんでもなく「売れ線」とは真逆なんですが・・そこがまた良し。で、これを聴くと「寂光」はこのアルバムの延長線上にあるんだなぁ~と。交互に聴くと「まるっきり分からん世界」に少し光が見えるようです そして「カウンターカレント」製作時に同時に録音された菊池とのデュオ作『エッジス』 あ~これは3部作だな~。もうこれを聴いた後は「寂光」「カウンターカレント」がより美味! もうハマってしまって、2005年の韓国のテナーサックス奏者イ・ジュンシュクを迎えての上海録音『ドラゴン~龍』も これは上記3作とはまるで違う「動」のいや「激動」のアルバム。上海マフィアの縄張りで繰り広げる日韓ヤクザの抗争、みたいな感じでたまらんですね~ ローランド・ハナ(p)ロン・カーター(b)ジャック・ディジョネット(ds)とのスーパーカルテットでの文化村オーチャードホールでのライヴ『DNAライヴ・イン・トーキョー』 これは3日間まったくトレイから出る事なく1日何度も回り続けたアルバム。最高! で、また「寂光」に戻るとまた新たな発見が それだけでなく それ以前も大好きだったマイルスのアルバムの数々もよりいっそう、俄然美味。耳がよりJAZZの聴き方を理解してきた感じです そうなると今度はコルトレーンだけじゃなく、リー・モーガンすげ~となるわけです 堤防が決壊して一気に浸水してしまいましたね~(例えが縁起でもなくてすみません) で、話はジャズにとどまらず キングクリムゾンに帰ってみるとこれがまた以前よりも良い。。。クリムゾンはジャズやクラシックにも広大なルーツがあるからこそ面白いんだな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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