テーマ:これ聞け!(433)
カテゴリ:音楽
2009・9・3
1位 鈴木慶一「シーシックセイラーズ登場」 ムーンライダーズの鈴木慶一の2ndソロ。前作に引き続き曽我部恵一とのコラボ作。 DVD付き限定盤はblu-spec cdですが通常盤はCD/SACD-HYBRID盤+音匠仕様レーベルコートによる高品質高音質盤。スタジオマスタークオリティのSACD層の音の厚みと情報量は凄い。 前作よりロック色が増し、メロディの質は個人的にはこちらの方が上。中毒性のあるメロディはつい口ずさんでしまい、つい聴きたくなる「かっぱえびせん」アルバム。家ではSACDで車ではCDでどちらも楽しい。「オーディオファイル」だけでない、マスタークオリティの情報量で届ければこんなにも音楽は、ロックも面白いというSACDの本当の方向性を示すアルバムだと思う。 2位 佐藤允彦「プレイズ富樫雅彦」 日本を代表する名ドラマーで不屈の男、富樫雅彦の楽曲を盟友佐藤允彦がプレイ 優しさと哀愁と希望に溢れた素晴らしいメロディに感動し癒される。富樫雅彦はコンポーザーとしても極上の才能があった。佐藤允彦のピアノのプレイも好み。けして多くは語らないがその重厚さはピアノソロとは思えない。DSDレコーディングでとにかく音が良く、感動がダイレクトに伝わる。レコーディングエンジニアは広兼輝彦(mimi-tab)。彼の仕事は綾戸智恵「TO YOU」でも素晴らしかった。今後追っていきたいエンジニアです 3位 アリン・コスカー「リンズ・アン」 英国のオーディオメーカーであり優秀録音CDも提供するLINNが放つ英国人ドラマーのデビューアルバム。ロス・ハミルトン(b)トミー・スミス(ts)らがサポート。デヴィッド・ダンスミュア(g)も印象的。1曲のみヴォーカル入りでモーリン・マクミュランが可憐な声を聴かせる。只今聴き込み中 4位 ジョルディ・サヴァール「ケルティック・ヴァイオル~アイルランドとスコットランドの伝統音楽に捧ぐ」 スペインのALIA VOXを率いるジョルディ・サヴァール初のケルティック・アルバム。 2本のトレブルヴァイオル(ガンバ)とトレブル・フィドルのみのシンプルなものですが、聴く度に染みてくるし、またケルトメロディは日本人の感性に合うんでしょうね、どこか懐かしい感じです。シンプルですがマルチチャンネルだとグッと立体感を増してくれます 5位 日野皓正「寂光」 購入後9ヶ月がたってもトップ5から落ちない。パフォーマンス、録音、ジャケ写、どれも素晴らしい。佐藤允彦のアルバムでもそうでしたが、こうした世界に通用するアーティストを作品を日本人が尊敬し支持し文化を育てる事が本当の「愛国心」の育て方だと思う。欧米人には出来ない日本人ならではの感性のなせる美しいアルバム。また欧米の技術に負けない録音だ。 あとは聴衆のセンス。マニアックな内容ではありますがね・・ と、いうわけで再生回数トップ5でした CD/SACDアンプ一体型プレイヤー DENONサイト アンプ一体型でミニコンポからのグレードアップにお薦め DVDビデオ、DVDオーディオ、CD、SACDユニバーサルプレイヤー パイオニアサイト 安い、でも高能力。コストパフォーマンスに優れた一品。マルチチャンネル拡張可能 ロック、プログレ好きにお薦め お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.03 21:50:29
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