2014/01/23(木)01:07
わけぎ たくさん ある まだまだ 元気なり 植物学のお勉強 その91
わけぎ
冬でも まだまだ 元気に畑で頑張っている
大寒になると さすがに やや黄色のも出ているがまだまだ
元気なり
ネギと分葱は いつも 畑で 在庫はたっぶりとある
植物学のお勉強 その91
蓚酸カルシウム (calcium oxalate)
炭酸カルシウム (calcium carbonate)
これらの物質は細胞の液胞中にふつう結晶の形で存在する。
結晶を含む細胞を結晶細胞 (crystal cell) という。
蓚酸カルシウムは"えぐみ"のもとであり、タンニンと同様に食害を防ぐ働きがあるとされている。結晶の形は多様であり、以下のようなものがある。
•単晶 (simple crystal) :
大形で単一の結晶。マンサクやイスノキ (マンサク科) などに見られる。
•針晶 (raphid) :
細長い針状のもの。多数集まって束をなしているものは特に束晶 (bundle crytal) という。キツネノマゴ (キツネノマゴ科) やムラサキツユクサ (ツユクサ科) などに見られる。
•集晶 (druse) :
小さな結晶が多数集まって金平糖状になったもの。ギシギシ (タデ科) などに見られる。
•砂晶 (crystal sand) :
小さな結晶が細胞中に多数存在するもの。アカザ (アカザ科) の茎などに見られる。
•鍾乳体 (cystolith) :大きな炭酸カルシウムの非結晶性の塊であり、液胞中に柄でぶら下がっている。カナビキボク科の表皮、イラクサ科やクワ科では葉の基本組織 (葉肉) に見られる。
カルシウムにも 色々
はた坊