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2006年03月07日
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カテゴリ:日常
今のバイトは深夜0時から朝の6時までなわけですが、2人体制でどちらかひとりが交代で朝8時までというのがが本来のシフト。
でも、私が女性ということで気を使ってくれた担当の人が、私をひとりにする時間をなくしてくれています。
仕事をおぼえていない時期は助かりました。
でも、今、私の次に入ってきたバイトの男の子がいるのですが、研修期間の何日かは代わりに私が8時まで仕事をし、その後は彼がシフトに入ります。
確かに朝の8時まではキツイし、午後から活動するにしても睡眠時間が増えるのでありがたいのですが、「女性」ってことで気を使われたり、区別されるのが私にとってはキツイ。
ただ、今の職場では私ひとりのときに何かトラブルが起きても文句は言えないので一応感謝はしていますが・・・。

昔、初めて「夢リスト」を書いた時、人生の目標として『自分らしく生きる』って書きました。
私にとっての自分らしくって「女でもなく、男でもなく」って意味なのです。
女性であることを否定するわけではありませんが(他人からみたらどう見ても女性ですからね)、それを強制されるのは嫌。「化粧しなさい」とか「スカートを履きなさい」とか。
あと「女性らしい仕事」として料理や裁縫をあげられると一気にやりたくなくなります。
料理はやってみたいし、裁縫だって上手くなりたいけど、それは生活するためであって、それが出来たからといって「さすが女の子だね♪」って言われたくはない。それならやらない。女の子だから出来るってわけじゃないでしょ?と思ってしまいます。
こういう考え方をするということ自体、たぶん、私って普通の女性じゃないんだろうな。
まあ、「普通」ってくくりもおかしいんですけど(^^;)

人間関係も、将来ずっと「女性」であることを認識させられるような関係であればたぶん切りますね(ひどい)
演劇をやっている以上、「女性役」というのは絶対回ってくるんですけど、それは別にいいんです。むしろやりたいくらい。
女形っていうのもあるくらいですから別に女性だから女性役って決まってるわけじゃないですし。
ただプライベートで「女性らしい女性」を演じるのは疲れるのです。

以前、入っていた劇団での活動を休止したのもそれに疲れてしまったからです。
女性が多いところで、パンフレットに掲載する写真などは黒のキャミソールと決まっていました。「黒いTシャツじゃだめですか?」と聞いたら「女性はこの方が綺麗に見えるのよ♪」とのこと。
どうしても嫌で(つーか持ってないし)せめてタンクトップにしようとしたら仲のいいメンバーが貸してくれました。
・・・失敗。
どうして嫌なのか正直に理由を言えばよかったんですが、言葉にまとめられなくて結局「一時、劇団を抜けます」と言ってしまいました。
あいまいな理由と共に。
他人が聞いたら「そんなことで!?」と思うでしょうね(^^;)
でも「女性らしく」生きるということは私にとっては人格を自分で否定しているのと同じだったんです。

最近、ちょっとずつ自分らしさを出せるようになってきたと思います。
ずいぶん前、心療内科の前を悩んでウロウロしていたときとは大違い。
いじけて泣きそうになってたときと比べたら大きな進歩です。
所詮、そういう時ですら楽天主義なのですぐに「ま、いっか」とケロッとしてましたが、今は対処方法を考える余裕が出来ました。
少しずつ、自分でも分からない私の自然体を探して、いつかみんなにそれを認めてもらえると嬉しいです。






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Last updated  2006年03月08日 13時54分24秒
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