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科学はイタズラだっちゃ! 受験も科学!      科学実験教室&家庭教師  宮城県大崎市

科学はイタズラだっちゃ! 受験も科学!      科学実験教室&家庭教師  宮城県大崎市

ここに注意すれば、誰でも楽しめる

科学の楽しみは、知識を覚えることにあるのではありません。
魔術のような芸当を身に付けることでもありません。
想像の翼を広げ、様々な仮説を、つまりこの宇宙の物語を展開することにあります。

そして、他の仮説、他の物語と比較検討し、
さて、実際は、どの物語のあらすじが、合っているのか
ハラハラドキドキしながら、実験で決着をつける緊張感にあります。

最初から結論を押し付けられる科学教室は、
決して、科学をしているのではありません。
受験勉強と本質的に何も変わりません。

ですから、生命線は、自由な発想なのです。
自由な発想が許される環境があってこそ、
決着をつける実験が、ワクワクになるのです。

子どもの素朴な思い、「素人の発想」を土台にしない実験は、
乗客を乗せないで走る新幹線のようなものです。


この自由な発想を守り育てる科学教室で大切なのは、
「なぜ」ではなく、「どうなるか」を問うことです。

「なぜ」と問えば、どうしても知識の多い人の勝ちになってしまいます。
また、もっと重大なことは、結論を押し付けることにつながります。
本当は、現代の科学理論だって仮説に過ぎないのです。
別の解釈だってありえるのです。
その可能性を押し殺し、議論が抽象的な次元で続いてしまいます。

それに対し、「どうなるか」というのは、
「これからどうなるか」という未来への問いです。
誰でも対等に議論に参加できます。


もちろん、実験を重ねていくと、自ずと次の実験の結果がわかってくるものです。
自分の仮説が間違っていることに気づき、
新たな仮説を持つようになります。
そして、正しい仮説を持てれば、予想が当たるようになるのです。

この感激・楽しさは、大人も子どもも関係ありません。
主体的に生きる姿勢そのものに結びつく
生きる喜びとさえ言えます。


ですから、誰でも笑顔になれるのです。
目が輝くのです。
このキラキラしている子どもの姿を親が見るとどういう影響があるでしょう。

また、自分の親が活き活きして、問題に挑戦している姿を子どもが見ると
どういう影響があるでしょう。


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