科学はイタズラだっちゃ! 受験も科学!      科学実験教室&家庭教師  宮城県大崎市

2006/12/09(土)11:08

先生は、地域が守り育てるもんだ

今の学校を最高の学校にしちゃう魔法(23)

(つづきから) もしかして、寅さんは、良い先生とばかりつきあっているのかもしれません。 でもね、県知事が3人つかまったからと言って、 47都道府県の知事、全員を犯罪者と見ることは、ヒドイことだと同じように、 また、詐欺商法をする会社が年間、何件あったとしても 株式会社すべてを否定することが、アホらしい論理であるように、 NPOの不祥事が続いても、 素晴らしい活動をしているNPOも存在しているように、 先生を十把一絡げで「先生というものは」で批判してしまうのは、 とっても大きな損失につながっていくと思うのです。 この時代状況、誰がやっても、逆風の中、必死で旗を支える努力が必要です。 その支えは、無名の大勢の先生が、現場でやりくりをしながら、 必死に支えているのです。 それがなければ、とっくの昔に、もっともっと悲惨なことになっています。 このことに、我々はどれくらい感謝をしたことがあるでしょうか? 大都市と地方でも、状況は違います。 大都市の公立学校は、すでに「死んでいる」との話も聞きますが、 地方では、公立しかありません。 地域の精神的支柱です。 死なせてなるものか、という思いが、地域に残っています。 先生の姿というのは、地域の姿を写す鏡でもあります。 先生を批判する言葉は、まっすぐ自分に返ってくることを 覚悟しておかなければなりません。 地域が学校や先生を育てるのです。 お客と販売員の関係では無いのです。 ところが、この改革を通して、 現場では、今までの良かった部分まで、 ぶちこわしかねない風潮を感じます。 特に、地方の学校で。 (私が、地方の学校しか見てないからでしょうが) 長い目でみれば、混乱を通して、より良い姿が現れてくるでしょう。 私はそれを信じています。 しかし、その間、血が流れるのを、できるだけ防ぎたいものです。 先生は、地域が愛情をもって、「守り、育てる」もんだということを 社会常識にしたいもんだと思います。 (共感いただけました方は、クリックをお願いします。)

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