子どもが心配で、やせ細ったり、幽霊のようになった親を見てきました。
心情的には、わからないでもありません。
しかし、気持ちを逆なでするかもしれませんが、
そういう親は、ほとんどの場合、
子どもを愛しているのではなく、
自分の気持ちを愛しているのです。
子どもの立場に立って考えられない、まだ「子ども」です。
親になるべきではなかった。
どんなに、社会的にエライ立場であろうが、
子育てに関しては、精神的に未成熟な「子ども」がいっぱいいます。
親の暗いその顔は、
「あなたのために、私はこう苦しんでいるのよ」
というメッセージを与えているのですよ!
それが、良いわけがないでしょう!
どうして、心配する親の言動が
この上なく残酷なのかを理解できない人がいっぱいいます。
時間が無いので、詳しく説明できませんが、
子どもを本当に救いたかったら、
親がハッピーに過ごすことです。
笑顔を忘れないことです。
親が不幸になることは、最悪のシナリオです。
そして、不幸になるのは、仕方がないことではありません。
子どもがどうであれ、それで親がどう感じるかは、全く別の問題なのです。
「こういう状況だから苦しむのが当然だ」、という考えは、明かな間違いです。
そういう意識から脱出できないところに、あなたの本当の病があります。
それが、子どもに悪影響を与えているのです。
そんな親より、バカボンのパパの方が、よっぽどいいのだ!
とにかく、心配顔は、ひとつも良いことは無いことだけ、
覚えておいてください。
これは、寅さん自身の魂の叫びでもあります。