科学はイタズラだっちゃ! 受験も科学!      科学実験教室&家庭教師  宮城県大崎市

2009/09/22(火)08:30

人間中心主義の政治と教育

理想の学校に向かって(81)

連休は、仕事がいっぱ~いの寅です。岩沼市の西児童館の皆さま、ありがとございました!公民館と合体というのは、たいへんですが、可能性もあるんだなあって感心いたしました。 ところで、新しい政治の流れが起きていますが、私が期待するのは、先日、予算のことを書きましたが、その金額よりも何よりも、本当は、もっともっと、根本的なことです。 教育を根っこから民主化することです。教育を国家のためにするんじゃなくて、真の「個人主義」、「人間中心主義」に変革することです。 今、政治の世界観としては、国家を、まず個々人の独立と幸せのためにあるとする方向に舵が切られていると思います。 教育こそ、「集団主義」、「全体主義」、「国家主義」が亡霊のように生き続けています。 これらに、決定的に決別すべきです。 しかし、これは、明治以来、相当の深さで、私たち日本人の潜在意識、そして、常識に刷り込まれています。これをぬぐい去るのは、並大抵なことではありません。 しかし、ハタと見つめ直せば、明治以来の日本の教育は、とっても卑屈でいやらしいものです。 人間を小さく小さくしています。こんな教育なら、受けない方がよっぽどいい。 もう一度、教育とは何かということを、徹底して議論してほしいと思います。 そうすると、今の学校体制そのものが、異常なものだということに必ず気づくはずです。

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