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どうして、勉強がアタマに入らないんだろう すぐ忘れちゃうんだろう、と嘆いている生徒は多いですが、 一つのヒントに、脳のメカニズムを知っておくことは、大切でしょう。
脳内の神経伝達物質 ドーパミンは、 快楽物質とも言われていますが、 脳の知的な活動や意欲に、とっても関係が深いことがわかっています。
ドーパミンは、快・不快に関連することや、パーキンソン病や、ADHDなどの 病気関連情報が多いですが、 実は、学習とも大いに関連があることが知られています。
実は、ワーキングメモリや、学習、記憶、に関連している神経伝達物質でもあるのです。 新しいことや、変化に気づくことで、このドーパミンが放出され、 脳の学習回路が強化されて、頭が良くなるというものです。 ドーパミンは学習の強化因子として働いています。 そして、ドーパミンは、神経細胞ニューロンが刺激された後、 ほぼ1時間、脳の知的な活動、意欲に関係する領域で、 リリースされ続けることがわかりました。
皆さんも、楽しいことがあった後は、 しばらくは、アタマの回転が早くなったように、思いませんか? また、過去の記憶を思い出す能力がアップするように思いませんか? 何と、ドーパミンは、一度放出されると、1時間くらい継続効果があるそうです。 試験前は、絶対にワクワク気分でいなければいけません。
逆に、不快な状態、つまり、イヤだいイヤだと思いながら学習をすると 苦労している割には、全然成果が上がらないのです。
つまり、楽しんで勉強すりゃいいだけじゃないか! シンプルなことだ!
でも、でも、楽しんで勉強する?? これが難しいわけです。
そこで、私は、ご提案します。 勉強の全部を楽しんでやんなきゃいけない、なんて思う必要はありません。 目の前の学習の中で、 どんなに些細なことでもいいですから、 ワクワクするようなこと、ワクワクするような学習方法を見つけてみましょう。 これは、あくまで、相対的なもので、比べてみれば、これの方がいいなあ、 っていうものです。
そして、まず、そのワクワク勉強から始めるのです。 そうしていると、次のワクワクに気づくと思います。 そうしたら、そっちに移るのです。
瞬間・瞬間の最大ワクワクに手を出していくのです。 そうすると、結局、ずうっと、ワクワクして勉強し続けることになります。 そして、ワクワクへの感度が良くなります。 ワクワク学習なんて、不謹慎と思う人は、ズレています。 これこそ、最大限の能力発揮方法なんです。 もし、ワクワクで、成果が上がらなかったら、根性で歯を食いしばってでは、 なおさら、成果は望めないのです。
苫米地英人博士も言っています。 このようにどんな些細な事でもいいので、 頭の回転速度が上がり、記憶の想起力も上がると言います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.17 15:27:45
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