「先生は嫌いだ。」と騒ぎ出した子がいます。
ある児童館で実験教室をやっていた最後の頃です。
それまで積極的に参加していたのに、何があったんだろう?
一年生の子です。
実は、数分前に、「先生、意味がわかりません。」と手をあげて質問していたのです。
それに私は応えていませんでした。
私にも言い分があります。
他の子はみんなわかっているのです。
周りの子のやっていることを見れば、わかるはずです。
何より、佳境に入っており、忙しいのです。ヘロヘロです。
その子のために、流れを壊したくありません。
でも、この対応は、私の完全なミスでした。
全体の流れを大切にすることは、もちろん大切です。
しかし、一人の子の魂を傷つけることは、世界を失うに等しいのです。
でも、このことは、もちろん私もわかっていました。
なぜ、臨機応変に対応できなかったのでしょう。
それは、体力です。
脳ミソの体力です。
子どもたちのためにも、体力強化に努めるぞ!
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Last updated
2016.10.29 14:49:36
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