科学はイタズラだっちゃ! 受験も科学!      科学実験教室&家庭教師  宮城県大崎市

2017/02/26(日)06:34

記憶こそ牢獄

私たちの世界は、私たちが創りだしている、ということは 科学理論を持ち出すまでもなく、至極当然と言えば当然な話です。 なぜ、ここ数日、私がこんな話を持ち出しているか、と言えば、 家庭教師をしている生徒たちを観ていて、つくづく考え込まされるからです。 もちろん、受験に成功した子も大勢いますし、劇的な成果を上げている子もいます。 しかし、失敗する子も確実にいます。 それが予期される子がいるからです。 生徒を信じて、励ます立場の私が言うのは、不謹慎ですが、 失敗する子は、みんな自滅です。 自分で一生懸命、失敗への道を、「切り開いて」いるのです。 あえて例えれば、北朝鮮みたいなものです。 破滅を逃れようとしているのは分かるのですが、 やること為すこと、自滅への努力ですよね。 暗殺事件も涙ぐましい努力ですよね。 あんなことに命を懸けるなら、もっと別なことに懸命になればいいのに。 韓国も同じ。 中国も同様。 政治の話ではないので、変えますが、 勉強法を変えない。 生活習慣を変えない。 周囲への不満を常に口にする。 自分がバカだと思い込む。 すべて北朝鮮と同じです。 子どもたちは、ものすごく頑固です。 家庭教師を依頼するのは、変わりたいからなんでしょう? と、思わず私も愚痴りたくなります。 本人からすると、「好き好んで、こんな苦労をしているんじゃない。」 「この問題を解ける人がうらやましい。」 「こういう勉強方法をする以外に仕方がない。」 と思っているのはわかるんです。 でも傍から見るとよく見えるのです。 自分で自分の首を絞めているのが。 その手を離さないと、死んでしまうぞ。 と、声を大にして叫びたい。 結局、諸悪の根源は、記憶です。 人間は、思い浮かべたものを現実化させています。 けれども、思い浮かべることができるのは、記憶にあるものだからです。 記憶にあるものを思い浮かべて、再三再四その同じ姿を作り出しているのです。 つまり、将来を心配しながら、将来ではなく、過去の中に生きているのです。 真実は、無限の可能性を秘めた、断続的な確率的な世界であるに関わらず、 記憶に縛られた、継続的な世界の牢獄に入れられているのです。 では、どのようにすれば、この記憶の牢獄から脱出できるのでしょうか?

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