今だに、百マス計算の宿題をだしている学校があります。
もちろん、それ自体が悪いわけじゃない。
けれど、あの指導のせいで、小さい子が勉強嫌いになった子が大勢います。
もちろん、計算が悪いわけじゃない。
けれど、あんな宿題、本当にやりたいと思います?
同じタイプの計算を繰り返し、大量にするのは、子どもの好奇心を刺激するだろうか?
同じ計算でも、計算の仕組みを考えさせる課題とか、
計算の面白さを発見されたさせられないものだろうか?
漢字の宿題もそうです。
同じ漢字を延々と書いてくるという宿題。
あれって、本当に面白いのだろうか?
これらの宿題の発想というのは、
筋肉のトレーニングと同じじゃないでしょうか。
「繰り返せば、強く鍛えられる。」
でも、脳みそも繰り返せば、本当に鍛えられるのだろうか?
筋肉だって、マシーンで鍛えたムキムキの筋肉は、
格闘技の筋肉には向かないって話を
プロレスの神様カール・ゴッチがしていました。
マラソン用の筋肉と100m用の筋肉では当然違います。
100マス計算の脳みそは、子どもに良い影響を与えるのだろうか?
一種の条件反射ゲームじゃないかな?
そもそも、脳トレゲームは、認知症の治療用だというじゃないですか。
あれで、創造力やコミュニケーション能力が養えるのだろうか?
科学的に有効だという根拠は、はっきりしていないのが現状です。
だったら、もっと素朴に、子どもにやる気を起こさせるものかどうかで、判断したらどうだろう?
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Last updated
2019.05.31 13:58:06
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