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科学はイタズラだっちゃ! 受験も科学!      科学実験教室&家庭教師  宮城県大崎市

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世界がワクワク・ドキドキになる魔法

2009.09.28
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いろんな子と出会わせてもらっております。

大人に対しては、すぐ批判的な見方をしてしまう私ですが、

子どもに対しては、

どうして、こういう行動やモノの見方をしてしまうんだろうか?

って、興味の対象になっちゃうんですね。

 

どんな悪たれの子でも、

どんな鼻もちならない子どもでも、

それぞれ、自分を成長させよう、よりよくなろうと

精一杯あがいている。

 

だから、単純には怒る気にはなれない。

 

子どもたちは

人間理解を導いてくれる師匠です。

 

でも、本当は、大人に対しても、同じように見るべきなんですね。

誰もが、それぞれの立場で修行中の身なんだから。

そう、手を合わせずにはおられない貴い存在です。

 

 

ところで、私の担当の小学生に

間違いを極端に恐れる子がいます。

ある意味、近代学校教育の典型的な犠牲者です。

伝統的に学校の指導は、間違いを恐れる気持ちに訴えってきました。

物心つく頃から脅かされてきた魂は、

学校や先生の前でリラックスできないトラウマをつくってしまっているのです。

学習意欲をかきたてるのではなく、

失敗への恐怖心をあおって勉強させようとしています。

 

私は、実験教室の時、必ず言っていることがあります。

「間違うのは、自分のアタマを使っている証拠

もし、全部当たってる人がいたら、

その人は自分の脳ミソを使ってないと思って間違いない。」

 

この認識論は、オイトイテ、

完全主義とも言える、失敗を恐れる思想の背景には

人間観の貧困があると思います。

 

覚えるべきメニューを上の人間があれこれ決めて

それに対する達成率によって評価する

という姿勢。

異常ですよね。(そう思うのは、私だけか?)

 

そうじゃないんだ、

発達障害の子も、問題行動の子も、

犯罪者も、麻薬に手をだした人も、

み~んな真面目に、自分の魂の課題を生きている。

あのヒトラーだって、そうだ。

 

いや、もしかして、動植物だってそうに違いない。

その姿勢において、何の差別もないのだ。

手を合わせるべき存在なんだ。

 

と私は思っています。

 

この考えも、特殊でしょうが、今、私はそんな感覚をもっています。

 

ともかく、学校教育は、

人間というものを、まだまだ国益の観点から観るクセが

全然取れていません。

どっぷり浸かっています。

疑問の余地の無い常識になっています。

 

真の「人間」の「人間」による「人間」のための教育は、

夢のまた夢なんだろうか?

いや、実現できるはずだ。

 

実は、これこそが、民主主義、

お題目でなく、精神的な中身としての民主主義だと思います。

教育が、その国民の人間観の本音を表しているとすれば、

スピリッツから民主的な教育ができるかどうかが、

民主的な社会の指標のはずです。







Last updated  2009.09.28 15:42:19
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2009.09.03

いよいよ今日から、学校で、

問題の子の個別指導が再開します。

 

彼らは、「授業中着席すべきだ」

「先生の話は聞くべきだ」

「人の迷惑となることはしない」

など、~すべき、という論理をことごとく跳ね返してきたからこそ、

私のところに来ています。

 

だから、ある意味、とっても素晴らしい実験材料であります。

「ねばならない」を使わない教育はありうるのか、という。

 

だったら、どう指導するん?

そう、「したくなる」感情に訴えるのです。

論理でなくて、感情の世界です。

 

やらないと、ヤバイから、やるんではなく、

やりたいから、やる

この一点に絞れます。

普通の子だったら、

常識の論理で動いてしまうのですが、

それが無いというのは、

素晴らしい素材だと思いませんか?

 

まずは、彼らのモチベーションの原動力を探ることから、始めます。

では。

 

 

 







Last updated  2009.09.03 09:23:45
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2009.08.31

とても面白い選挙でしたね。

今回、大量の新人政治家が当選しました。

そのことで不安に思う人が、私の周りにも結構いて、

議論になりました。

 

「ベテランの政治家がこれまで運営してきて、

こういう状態になったんだから、

ベテランだから、いい、というわけじゃない。」

 

「いや、一から勉強しなきゃいけない人が大量にいたんじゃ

仕事にならないじゃないか。

ベテランのまずさよりも、もっと酷くなる。」 

 

私は、ベテランの政治家を「プロ」と言うとすれば、

今回、「アマチュア」の政治家が入ったことに、期待をします。

 

アマチュアなのに、期待をするのではありません。

アマチュアだから、期待するのです。

 

私の言う「プロ」は、いわゆる専門家という意味です。

科学の世界でもそうですが、

専門家は、特定の分野では強いのですが、

縄張り意識が強く、部外者に立ち入らせないところがあります。

反対に、専門外のことについては、あえて手を出さない傾向があります。

 

それに対して、アマチュアは、好奇心こそが、原動力ですから、

興味がわけば、専門外だろうが何だろうが、首をつっこみます。

 

そして、科学の大きな業績というのは、

専門分野を極めたというよりも、

人が手を出さないところに、手を出した成果という意味が

大きいのです。

 

だから、新しい科学を切り開くには、アマチュアの力が重要なのです。

 

政治の世界でも、縄張り意識で、ガチガチなんじゃないでしょうか?

そこに、アマチュア感覚で、失敗覚悟で、

どんどん手を出して、今まで光を当てられていなかった分野に

いろんな角度から、議論をして欲しいと思います。

 

その意味で、変に「勉強」なんかしないで、

好奇心のアンテナを張り巡らし続けていっていただきたいと願います。

 

もちろん、実際の政策を立案するには、研究が大切です。

つまり、アマチュア的な政治の専門家になっていただきたいと

エールを東北の片隅から、お贈りします。







Last updated  2009.08.31 08:52:19
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2009.08.26

私がインフルエンザにかかっているかどうか、

白黒を決着をつけに病院に行きました。

判定はシロです。

良かった~。

鼻の穴に綿棒を突っ込まれ、ゴリゴリされました。

一緒にその変化を見ながら、話を聞きましたが、

感染しがけのときは、シロと出ても後でくつがえることがあるそうです。

 

私の風邪は、ずいぶん経ってますから、まず大丈夫です。

 

ただ、血圧が高くなっていて、びっくりしました。

インフルエンザよりも血圧対策です。

頭痛や、具合の悪さも、血圧からだったかもしれません。

 

ところで、ヨーロッパでは、科学のシロクロ決着をつける

決闘(実験)が、しばしば行われてきました。

でも、日本や東洋には、あまりそういう伝統がないと思われます。

もちろん、実験でシロクロをつけるためには、

前提条件を整備しなければなりませんが、

誰もが、明白に、判断できるためには、

どういう実験環境を整えるのが適当なのか、

それを考えるのが、まずスタートです。

 

そして、その結果を、過大に法則に結びつけてはいけません。

判定は、その実験結果だけです。

その電球は明るく点くか、とか、何グラムを差すかとか、ね。

それを飛び越えて、この法則は成り立つか、までは言えないことを

注意しなければなりません。

 

私も、好きで、すぐに何々の法則というのを

勝手に考えてしまうのですが、

それが成り立つと言えるのは、とっても大変なことなのです。

だから、あくまで、仮説としてのお楽しみです。

 

結局、今日も学校を休んでしまいました。

明日は、復帰できると思います。

 

 







Last updated  2009.08.26 12:56:13
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先日の重さの実験で、

小学3年の子が、少数意見ながら、

立派な意見を述べました。

水槽に木片を浮かべた時の重さを問う問題です。

しかし、実験が始まる前に、

「ドキドキするから、見てられない」って、

教室から逃げてしまいました。

 

ドキドキする実験って、こういう意味もあるんです。

そして、本来、科学って、こういうことの連続であるはずなんです。

 

私の体調がどうもおかしい。

パソコンに向かってられない。

やっぱり、思い切って、インフルエンザの検査をしてもらってきます。

 

結果、ご報告します!







Last updated  2009.08.26 07:57:23
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2009.08.03

本当にワクワク人生を歩んでいる人って

意外に、地味な生き方をしているもんだと思います。

 

昔、ギリシャにエピクロスという哲学者がいて、

人間にとっての最大の善、人間の生きる目標は快楽だと主張し、

「快楽主義者」と後世の人から、悪口を言われましたが、

その徹底した幸福を求めた末の結論は、

目標とすべきは派手さではなく

「隠れて生きよ」でした。

 

彼は、科学的にも、デモクリトスの原子論に立ち、

万物は、(霊魂など不可視のものも含めて)、

原子(アトム)と空虚からなるという、特筆すべき理論を展開しています。

 

そこから、迷信や歪んだ価値観から自由になっていったのです。

精神現象的なものも含めて、

原子の運動(衝突、結合、分離)によって機械的に説明されるとする

機械論なのに、かえってヒューマニズムにあふれた哲学になっていくのが

興味深いです。

 

当時のギリシャの民主主義は、奴隷制の上に成り立っており、

また、男女差別も当然ありました。

そしてギリシャ神話に象徴される迷信の数々

 

だから、その時代の価値はやっぱり、富や地位。

身体的資質、政治的力は、人間の最大の善であるというものでした。

ギリシア人を他のすべての民族より上に置くことも、

奴隷制度も善としている社会でした。

 

エピクロスは、これらの常識的な善や伝統的な価値や差別を無視し、

あるいは拒絶します。

もちろん、迷信も。

つまり、ギリシャ的思考の枠組みから、自由になろうとしたのです。

(他の国から見れば、圧倒的に自由があったギリシャにおいてです。)

 

ひるがえって、思想・信条の自由が保障されている現代日本でも、

私たちを、思考や価値観の鋳型にはめ込んでいまうワナが

いたるところに待ち受けています。

 

A社的思考とか、B官庁的思考と言われるものがあります。

社外から見れば、明らかに不正なのに、

それを必要悪だと許してしまう意識、

さらに、それを悪いことださえ思わなくしてしまうメカニズム。

 

脳ミソは、本来、自由が大好きです。

同じ仕事でも、自分の創意工夫が許されると

「遊び」に近くなり、能力全開になります。

 

それが、上司の言った通りにやらないと

すなわち、狭い上司の経験を絶対化されて指導されると

急速に、脳ミソは委縮し、腐ってしまいます。

 

料理も科学実験も、自分で創意工夫できれば、

「お楽しみ」で、その結果に大感動ですが、

教科書に書いてあるレシピ通りにするだけなら、

出来て当たり前。

味も予想通りなのです。

これでは、嫌いになったり、苦手になったりするのも当然です。

 

また、マニュアルだけでなく、価値観を強制してくることがしばしばです。

「会社至上主義」を身に付けた者こそがプロなんだ、

一人前なんだ、という意識が至る所に、まだありますね。

 

それが数年経つと会社人間になってしまう。

これは、「大人になった」のではなく、

ストレスや欲求不満が、

脳ミソの活力を奪っていまった結果だということを忘れないでいたいものです。。

周囲への好奇心さえ、どこかへ置き忘れてしまうのです。

 

決して、会社そのものが、悪ではないのです。

自分の脳ミソの防衛力が弱かっただけです。

 

自分の脳ミソをいい気分でいさせることに、

もっと真剣に取り組みたいものです。

 

結局、それが、その人の幸せ度数を決めるのですから。

 

 

ある「思い込み」が私たちを幸せから遠ざけています。

または、遠回りさせています。

それは、「幸せは何かの結果だ」という思い込みです。

 

月収100万円なければ、幸せになれない。

部長にならなければ、幸せになれない。

〇 △大学に入学しなければ、幸せになれない。

さらには、模擬テストで 80点を取らなければ…

 

これらは、すべて「思い込み」ですね。

この思いこみにより、がんばればがんばるほど幸せが遠ざかるのです。

 

大学入試やビジネスの成功は手段でしかありません。

それが、手段だったものが目的に変わり、

その目的だけしか見えなくなってしまいます。

 

では、本当に幸せな人はどんな意識なの?

 

実は、幸せな人は、そんな思い込みを捨てています。

 

家族の小さな微笑みや庭に咲いた小さな花。

ちょっとしたことでも

何でも幸せの種として見ることができるのです。



ポイントは、何をしたら自分の脳ミソをいい気分にさせられるのか

ということです。 



他人の顔色をうかがうとか

人を喜ばせるような、他人の脳ミソの心配はします。

しかし、自分をいい気分にさせることって忘れがちですよね。

まずは自分のご機嫌取りをしましょう。



お母さんが、いつもいい気分なら

子どもに腹も立たないし、やさしくできるし

穏やかになれるし 、余裕が持てるし

子どもに感謝の気持ちを伝授することもできます。

 

さらに、好奇心の湧かせ方も身をもって見本を示すことができるのです。 


笑いの絶えない家庭からは、

必ず賢い子が育ちます。

良質の笑いは、世の価値観から自由でないと 生まれません。

こういう幸せな家庭は、どちらかと言うと

この世の価値基準に無頓着ですから、

派手さはありません。

「隠れて生きて」います。

 

だから、マスコミにも載りにくいのでしょう。

でも、確実に幸せな家庭は存在します。

あなたの目から隠れたところに。







Last updated  2009.08.03 10:14:39
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2009.08.02

先のスコトーマの続きですが、私の世界も間違いなく

ゆがんだ世界、スコトーマだらけの世界に違いありません。

これまで、大学、中小企業の社員、経営者、NPO職員

そして、教員と、いろんな立場を人よりも豊富に経験している自負はあるのですが、

しばらく、子ども相手のしかも、科学教室という「普通でない」環境に

ドップリと浸かってしまうと、

人間は必ずその世界が中心のモノサシをもってしまうものです。

それだけならいいのですが、

このモノサシで世界を測定するものですから、

自分では、どんなにマトモな人間であると思っても、

その発言には歪みが出てくる。

 

学校の世界もそうですし、お役所仕事というモノサシのある世界もそうですね。

だいたい、先生なんて、呼ばれる世界は、絶対おかしいに決まっています。

 

個人の認識も歪みますが、 

この歪みが、組織全体に及と、本当に怖いものです。

戦前・戦中の日本に、科学的思考能力を求める法が無理というものです。 

 

外から見れば異様なことがすぐわかるのに、

内部にいれば、慣れてしまい、何とも思わなくなるから怖いのです。

 

もちろん、組織としての公式見解というのは必要でしょう。

しかし、それはあくまで、組織の物の見方であって、

個人の考えではないはずです。

十人十色の発想があるはずなのです。

それが、み~んな金太郎飴の発言しかできなくなったら、

組織の動脈硬化は相当進んでいて、

死は間近だと診断していいと思います。

 

そういえば、この間NHKの番組で、リクルート(元)の藤原さんが、

リクルートのモットーは「組織内個人だ」とお話していましたが、

組織の資源を個人が利用するという姿勢に、とっても共感しました。

 

こういうコメント自体、私のような一匹狼には、とても発言しやすいのですが、

組織人間の一般の皆さまには、ずいぶん勇気の要ることだとは、

重々わかっています。

 

でも、誰でも健康ではいたいですよね。

脳ミソも健康でありたいものです。

誰の脳ミソも、本当は自由を求め、

拘束を嫌がり、快感を求めるのです。

それが健全性というものです。

 

組織とは、距離をおくべきだと思います。

 

でも、もうドップリ浸かって、自分の脳と会社の利益が不可分になっている人も

いるでしょうね。

そんな人は、自分がどんな状況かさえ、わからないでしょう。

ご愁傷様。

 

私から見て、

「会社あっての私の生活」

と考えている人は、まず歪んでいます。

 

私という個人にとって、会社という組織はどうでもいいはずです。

「給料をくれるから?」

会社が給料をくれるのではないでしょう。

あなたが仕事をした結果として、いっぱい会社に利益を与えているから

当然、自分のものなのです。

 

ところが、ところが、このような不景気で就職先がないと

「会社の命令なら、何でもします。」

「会社あっての私です。」

という発言をする高校生がいることに

口がアングリの科学寅さんでした。

 

学校が吹聴する「組織人間」なんて、

実社会では、求めていないぞ!

そんな人間は役には立たないのだ。

命脈が尽きかけている会社以外には。 

 







Last updated  2009.08.02 14:52:44
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本屋に行ったら、学習法のコーナーができてました。

う~ん、ブームなんですね。

科学寅も、それこそ、学習法だ~いすき。

いかに楽して成果を上げるかってこと自体、こんなに「楽しい」ことはない、と思ってます。

そして、人の思いもつかないことをして、得意がる!

この性格は、今の科学実験教室の動機そのものだ!

そっかあ、私は、小学生の頃から、全然変わっちゃいないんだ。

 

ところで、苫米地さんの(い~っぱい最近本を出し過ぎてますよね)

何とか学習法を立ち読みしました。(立ち読みがモットーです。)

 

そこで、スコトーマというキーワードが使われてます。

「盲点」です。

だったら、盲点と日本語でいえばいいじゃないか、ってのはオイトイテ。

 

人間は頑張れば、頑張るほど、スコトーマを大きくしてしまう

っていう見方、大賛成です。

 

現代の学校教育は、スコトーマを大きくする方向にばかり働きかけている

ってのも、大納得。

スコトーマを小さくするのが、本来の教育だと考えると

それこそ、我々の教育上の「スコトーマ」がはずれますね。

 

認識論からいっても、

人間は、何かのフィルターをもっていないと

何も認識できません。

でも、それは両刃の剣で、

自分たちの価値観や世界観とまったく異質なものは、見えないのです。

気になる気にならないというどころか、本当に見えないのです。

 

有名な逸話ですが

マゼランが世界一周航海を続けていたとき、

文明から長い間隔離されていた南の海の孤島では、

そこに住む人たちの目にマゼランの船が「見えなかった」そうです。

彼らの想像を絶する巨大な船が、水平線に姿を現わしても、

それを誰も船と認めることができなかったのです。

 

ではどう映ったのでしょうか?

「見えなかった。」

ただそれだけなんだそうです。

だから、 とうとう船が島の入り江に入ってきて、

その巨大な姿を間近に見せたときに初めて、

住民たちは驚愕したというのです。

 

よく振り返れば、私たちは、

「突然の出来事にびっくりした」

という社会現象に出会いますが、

実は、見れども見えずだったことが、ほとんどじゃないでしょうか? 



科学の新理論なら、「何をバカなことを」ですし、

会議でも、耳を傾けてもらえません。

それどころか、発言さえ許されないことがほとんどですが。

 

これは、目や耳が無いことと同じです。

 

じゃ、この対策は何か?

それは、視点を常に動かすことです。

複眼でものを見る訓練ともいえるでしょう。

 

そもそも 盲点のメカニズムは生理学的にははっきりしています。

人間の網膜には無数の視細胞が張り巡らされていますが、

視神経が通っている場所に視細胞はありません。

だから、目線を動かさない限り、どうしても見えない部分がつねに存在し続けるのです。

 

つまり、一点を凝視すればするほど、盲点が生まれるのです。

だから、一つのことに凝り固まってはいけないのです。 

 

何かに熱中することは、素晴らしいことです。

しかし、同時に視野が狭くなるという副作用をもっていることを

絶対に忘れないようにしなければなりません。

 

偏狭な宗教やイデオロギーのように

一つの考えにこだわってしまうと他のものが見えなくなって

犯罪さえ犯してしまいます。


だから、教育の力で

逆に考えさせたり、

頭では認めたくないことでも、ありのままの現実を受け入れる大切さや、

ものごとをさまざまな角度から見つめる訓練をする必要があるのだと思います。

 

私は、こういった訓練を真正面から取り上げているのが

科学教育だと(本来の)思っています。

「常識や先入観にとらわれないこと」

「ものごとをうわべだけで判断せずに、裏側や陰の部分にも注目すること」

ここに科学の本質があると思うのです。

 

ものごとをさまざまな角度から見つめるというのは、

好奇心がなせる技でもあります。

だから、科学と好奇心は、切り離せません。

そして、好奇心があると、人は明るくなります。

ストレスに強くもなります。

困難にぶつかっても、別の見方もできるから

行き詰りません。

 

そして、多角的な見方を訓練するには、

自由に話し合える「オバカ」な仲間が絶対に必要です。

自分ひとりで、スコトーマをはずそうなんて、無理です。

違った発想をしてくれる人がいるから、

そして、そこでぶつかりあえるから、見えてくるのです。

 

「オバカな意見」を大切にする授業風土を作っていきたいものです。

と同時に、自分自身に対しても、

オバカな自分の心の声を常に大切にしていきたいと思います。

 

ちなみに、私が最近使っているスコトーマはずしは、

複数作業を同時にするということです。

今、掃除をしながら、打っています。

 

それこそ、何を隠そう、この科学寅こそ

熱中人間で、のめり込んだら、隣でどんなにおいしいものを食べてようが

気がつかないアホなのです。

 

だからこそ、強制的に、一つのことを継続しないようにしなければ

スコトーマだらけ、穴ぼこ人間になってしまうからで~す。







Last updated  2009.08.02 09:41:39
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2009.07.23

昨日の日食、あ~現地で体験したかったなあ。

皆既日食は、「視覚だけでなく、体全体で感じる現象」だそうです。

その迫力は普通の部分日食の比ではないだそうな。

そうでしょう、そうでしょう。

 

日食と言えば、私がすぐ思い浮かべちゃうのが、

アインシュタインの相対性理論の立証に

皆既日食が利用されたこと。

 

アインシュタインと言えば、こんな言葉があります。

「人は永遠や人生や,驚くべき現実の構造の神秘について熟考すれば,

必ず畏怖の念にとらわれる」

One can not help but be in awe when he contemplates the mysteries of eternity, of life, of the marvelous structure of reality.

アインシュタインにとって、現実の構造の複雑さや驚異は、人生や永遠について考えるものともつながっていたのでしょう。

 

じつは、その言葉の前に、こういうことをアインシュタインは言っています。

Do not stop to think about the reason for what you are doing,about why you are questioning. T

The important thing is not to stop questioning.

Curiosity has its own reason for existence. 

 

何と訳せばいいのでしょう。

好奇心はそれ自体で存在意義がある、ということですね。

 

さらに、最後にこう言っています。

 It is enough if one tries merely to comprehend a little of this mystery,each day.

そうですね。毎日、ちょっとでも、世界が広がったら

それで十分幸せですね。


Never lose a holy curiosity.

そうだ!そうだ!

Try not to become a man of success but rather try to become a man of value.

 

これは、私は、山登りに例えて考えます。

「成功者」を、いわば、頂上にあるスタンプを押した人、と考えれば、

ヘリコプターで、あっという間に、頂上にいっちゃってもいいわけです。

 

でも、山登りが好きな人には、それこそ、本末転倒です。

一歩一歩踏みしめる苦労をすることに、

無上の喜びがあるわけです。

そこに、valueがあるのだと思います。

 

受験勉強でもそうです。

合格だけに意義を置くのか、

そのプロセスに喜びを見出すのか。

 

科学の世界においても、

理論の発見が困難であるほど、

多くの満足と喜びを発見者に与えるのです。

 

ひるがえって、私たちは子どもたちに

安易に、楽な学習法を与えていないでしょうか?

ヘリで頂上に連れていってしまっていないでしょうか?

 

それは、子どもたちから、人生の喜びを奪う

大きな犯罪であるかもしれません。







Last updated  2009.07.23 12:26:55
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2009.07.22

仮説実験授業では、「はずれる喜び」というのを大切にしています。

今も、PTAの役員さんと打ち合わせしてきたのですが、

思いっきり、お父さんお母さんが、間違って欲しいと思います。

そして、間違う楽しさ、はずれる喜びを体感して欲しい。

 

そうじゃなくちゃ、子どもに、

「間違って良かったね」

と、心から言えないから。

人はどんなときに楽しいと思うのでしょうか。

人が感じる楽しさとか、面白さというのはどんなことなのでしょうか。

楽しいと思うことを続けながら、

人生を充実させていくにはどうすれば良いのでしょうか。

 

ゲームをしているとき、

遊んでいるとき

とても楽しく、面白いのはなぜでしょう?


楽しいと思うのは、いつも勝つからでしょうか?

いや、そうじゃなくて、勝つか負けるかわからないからですね。

だから、みんなで熱中してやれるのです。

 

ゲームは、勝ってばかりでもつまらないし、

もちろん、負けてばかりではつまらないです。


ゲームや遊びで楽しく熱中できるためには、

どうなるかわからないというワクワク、ドキドキ感が大切です。

 

そのハラハラ・ドキドキの中で、

自分が少しずつレベルアップしているんだ、となれば、

もっともっと楽しくなります。

 

特に、科学実験の場合は、

世界を見るための新しい視点を獲得できるんですから、

今まで、知らなかった世界が、だんだんと見えてくるようになるのです。

魔法や、資金力で、変な世界へ連れていかれるのとは違います。


今まで、なにげなく使っていた、日常用具を通して、

自然の法則性を知るのです。

 

 

人間の知的好奇心というのは、強力です。

知りたい気持ちが人を動かします。

人は、あまのじゃくで、何かを押し付けられると

やる気が急になくなります。

 

しかし、よく、子どもにやる手ですが、

チラっとだけ見せて、サッと目の前から取上げて隠してしまうと、

途端に、それを知りたい! 欲しい! 教えて!

になります。

でも、謎がすぐ解けてしまっては、興味も無くなります。

興味・関心を持ち続けてもらうには、

謎が、あり続けなければならないのです。

 

答えは、すぐに見つかってしまってはいけないのです。

関心を持ち続けさせるためには、答えはスグには見つからず、

さらに面白そうなことが出てくることが大切です。


新しいこと、謎めいたことがまるで物語のように次々と沸き起こる授業こそが

私の目標です。

それでこそ、子どもは興味を持ち続けることができるのだと思います。







Last updated  2009.07.22 15:58:28
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Freepage List

PTA行事と科学実験教室


悩ましいPTA行事


PTA行事の強みと弱み


PTA行事と科学実験の相性は?


ここに注意すれば、誰でも楽しめる


化学の学習関連


オール・イン・ワンの科学実験教室


平成19年度~直近の活動記録


18年度 出前講座記録


頒布します。「特別支援教育の基礎基本」


エコネシアカレッジ「和吉塾」


ドライアイスで魔法学校 テキスト頒布


私の「動機」と、子どもと接する心構え


まず感情を育てましょう


最高のプレゼント


やる気を出させる方法


起点を固定するな


子どもに旅をさせるのか、移動なのか


いろんな人がいていい。


「ねばならない」からの脱出


良かった探し


すべての学習は、遊びの中にある


学習の生理的メカニズム


愛の衣を着せて子どもを見る


愛は最高の姿を想像する


優秀さをほめることの危険性


子どもは責任を感じている!


子どもが最も傷つくこと、最も強くすること


「上手だね」は止めよう


予想したとおりの子どもになる


笑いの効用


<テレビ>2歳までは控えめにと提言 小児


障害児と接して教えられる宝物


ただ、喜び踊りましょう。


「こうあって欲しい」は、親子を縛る


恵み受信機


問題児の行動も生かして返す


教師や親は、まず自分自身になりきること


先生に意欲をもってもらうには


教えることについて(ジブラーンの詩)


科学寅さんのちょっとマジメなプロフィール


授業研究


癌になりやすさと心理タイプ


私メッセージの決意


読字障害の実例


子どものやる気を引き出す仕掛け大作戦


《受験勉強の裏技》脳ミソにだまされないよ


うまくいったらどうしよう


積極性を育てるには


イメージ訓練の威力


ライトスコープは不思議世界への特別入場券


自分で作った問題を絵馬にして奉納する


子どもに現金をもたせて、買い物をさせよう


渦巻き学習法・仕事術


みんなの輪(リンク集)


様々な教育メソッド


科学分野


社会分野


語学分野


数学分野


アート表現分野


スポーツ分野


医学から見た教育


精神・心理学から見た教育


家庭における教育


文部科学省・教育委員会関係


行政・法律関係


学校


幼稚園・保育所


公民館・コミュニティセンター


実験メモ


魔法学校


スライム


児童館の先生方の感想


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科学寅@ Re[1]:軽く考えよう。(02/14) 伊藤走さん コメントありがとうございます…
伊藤走@ Re:軽く考えよう。(02/14) 相澤さんいつもお世話になっております。…
ゆうSAIEN@ 英語が嫌いになるパターン(01/26) こんにちは(*^_^*) でもね、もしこれで、…
すがきょん@ Re[2]:人工知能に奪われない職業(10/11) >科学寅さん ありがとうございます。近い…
科学寅@ Re[1]:人工知能に奪われない職業(10/11) すがきょんさん コメントありがとうござい…
すがきょん@ Re:人工知能に奪われない職業(10/11) 先日、先生の科学実験に小学校の親子行事…
科学寅@ Re[1]:ダイエットの秘訣(09/29) ありがとうございます。 そうですねえ。 …
かめわざ快心塾@ Re:ダイエットの秘訣(09/29) 言わずもがなですが、 達成したときの、姿…

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