はてなのゆりさん

　

昨年８月に行った 広野町と、その向こうに

昨日と今日、Ｔさんと 車で行ってきました。　


常磐道を いわき四倉インターで下りて

海沿いを 北に向かって、久ノ浜 に‥


















震災から 一年以上が 過ぎて、今なお 実に

たくさんの 胸が痛む 光景を 目にして‥


広野町から 楢葉町に 入り、国道６号線の

２０ｋｍ 【ゲート】 に 着きました。



　


少し ふっくらした気の良さそうな 警察官？に

笛で呼び止められて、通せんぼをされたので

道路ばたに寄って、写真を撮りました。






バスは、作業員の送迎でしょうか？






一日に３０００人の作業員が働いている‥とすると

その送迎だけでも たくさんのバスが必要ですね。






その他に 資材を運んだり‥ 警備も ものものしく

各地から 応援部隊が 出動している様子でした。






物見遊山などで長居をしていられる雰囲気ではなく

Ｕターンをして、海よりの別の道路から行ってみたら






誰も いませんでしたが、この通り‥


すぐ近くに 数件のお宅がありましたが、

住まわれてはいない様子‥とてもとても

住める状況では ありませんでした。






事故対応の拠点となっているという Ｊヴィレッジにも

寄ってみました。 生活道路も あちらこちら通って、

除染作業と思われる人たちともすれ違ったり‥

左に曲がろうとも思いましたが、もしかしたら

除染で取り除いた汚染物の仮置き場？

と思って、行くのをやめました。






車を止めて、どっちへ行こうか考えていると

少し離れたところに 止まった車から下りた

人たちが 防護服に 着替えていました。






ここは 昨年８月に来た 広野駅のホーム

仮設ホームが 出来上がっていました。


ホームの向こう側の田んぼには 海水がたまって

しまったとのこと‥ 田んぼの先の海を見ようと

迷いながら 行ってみました。






ずたずたに壊れた防波堤の向うには

波が 穏やかに よせていました。






海沿いに 太い道路が走っていたので、そこから

戻ることにしましたが、途中、崩落していたり







波打ったり、陥没していたり‥ 過ぎてから　

その道路の立入禁止の看板を見ました。






それから、ひたすら海に沿って、戻りました。

津波の爪あとを 胸がつぶれる思いで

たくさん たくさん 見ました。






がれきの山が 中学校の校庭にできていました。


夕方、暗くなるまで走って、泊ったのが

海を 一望できる ホテルでした。






今朝、早く目が覚めて（また眠りましたが）

ベランダから眺めた 太平洋です。


勿来の関や、天心の六角堂や、浜の絶景なども

見ながら、東海村まで 南に 走ってきました。






鉄塔と重なって見えるのが 東海原発２号炉

その右に見える 黒いのが 東海原発１号炉

のようです。






原子力館の入口です。 　中に入りましたが、

見学者は 私たち以外、誰もいませんでした。


　　


今日は 雨の予報でしたが、好天に恵まれて、

多くのことを感じ、考えられた二日間でした。


お伝えしたいことは 山ほどありますが‥

いつか 次の機会にさせていただきます。


Ｔさん、お世話になり、

ありがとうございました。





【原発のこと】

消費増税‥と同じ日に MOX加工場を認可！