2012/08/11(土)10:32
浜岡原発の5号機は どうなっているのでしょう?!
今年の3月に、工事費用が 1000億円から
1400億円に増額された浜岡原発をとり囲む
防波壁などの工事が、こちら によりますと、
工事の完了が一年 遅れ、来年の12月になる。
従って、その前での再稼動はありないとのこと‥
なお、内閣府設置の専門家による 南海トラフの
検討会の推定で、浜岡原発用地での津波の高さは
海抜21mと発表されましたが、防波壁の高さは
海抜18mのまま 進められているようです。
また、こちら に よりますと、最新のはずの
5号機が、市民の反対によってではなく、
廃炉になる可能性もあるようです。
以下に 転載させていただきました。
浜岡原発、5号機原子炉に 海水
影響検討へ 専門家初会合
毎日新聞 2012年07月25日 02時30分
中部電力 浜岡原発5号機(静岡県御前崎市、2005年運転開始)で、昨年5月、「復水器」と呼ばれる装置に海水約400トンが流入した事故について、経済産業省 原子力安全・保安院は、海水が原子炉など広範囲に及んでいるとして、稼働に耐えるか判断するため、専門家による検討を25日から始める。
原子炉の主材料である金属は 塩分で腐食しやすくなることが知られており、最悪の場合、廃炉を迫られる可能性もある。
東京電力 福島第1原発事故では、原子炉冷却のための淡水が不足し、1〜3号機に大量の海水を注入、東電は廃炉を決めた。
浜岡5号機の事故は 昨年5月14日、政府の要請で運転を停止した直後に起きた。
発電タービンを回した後の 蒸気を冷やして 水に戻す復水器内で、冷却用の海水で満たされたパイプが破断。
漏れた海水が混ざった水が 原子炉全体を巡った。
中部電は、漏れた海水は約400トン、うち約5トンが原子炉に達したと推計している。
【浜岡原発のこと】
浜岡原発 見学ツアーで 感じたこと‥