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はてなのゆりさん

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2017年01月12日
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カテゴリ:お話、お話



久しぶりで図書館に行って、阿倍仲麻呂
の本を探したのですが見当たらず・・・

平棚にあったこの本下矢印を借りてきました。



ノルウェーは、私が、かつて 行って
 みたいと思っていた国のひとつです。

分厚い本ですが、子ども向けなので、活字の
苦手な私にも らくに読むことができました。

まえがきに≪灰つつき≫の説明がありました。
直訳すると ≪灰の若者≫となり、たいていは
男兄弟の末っ子で、いつも隅っこの炉の灰を
つついているだけなので役に立たないと馬鹿
にされているけれど、何かの折に目をみはる
ような活躍をしたりする主人公とのことで、
お話の中に たびたび 登場してきました。

福音館書店発行 大塚勇三 訳
『ノルウェーの昔話』 
34話の中から 一番 面白かった
お姫さまに『うそつき!』
と言わせた灰つつき

を、載せさせていただきます。

無断転載で大丈夫かなと心配しつつ・・・原文では
ひらがなでも漢字に変えて載せた言葉もあります。


星



むかしむかし、ある王さまに、娘がひとりいましたが、
このお姫さまときたら、嘘をつくのが、ひどく上手で、
誰も、お姫さまよりひどい嘘はつけないくらいでした。
そこで、王さまは、こんなお触れを出しました。
 お姫さまに『そんなこと、うそよ!』と言わせるくらいに、
 上手くうそがつけた者には、お姫さまと、その上
 国半分もやろう、
というのです。
さあ、ほんとにたくさんの人が、それを試してみました。
なにしろ、みんな、お姫さまと、国半分とが欲しかったからです。
けれど、誰もかれも、みんな、やりそこなってしまいました。

そういうわけで、あるところの三人兄弟も、
出かけていって、運を試すことにしました。
まず初めに、上のふたりが出かけていきましたが、
このふたりは、他のみんなより上手くはやれませんでした。
そこで、いちばん下の弟の≪灰つつき≫が出かけていくことになり、
そうして、お姫さまと、納屋のところで出あいました。
「こんにちは。このたびは、どうも!」と、灰つつきは言いました。

「こんにちは。こちらこそ、このたびは、どうも!
 でもねえ、あなたたちの所には、うちのみたいな、
 こんなに大きな納屋は、ないでしょうね。
 なにしろ、羊飼いが、ひとりずつ、あっちとこっちの
 端っこに立って、ヤギの角笛を吹きならしても、
 どっちも、相手の笛の音が聞こえないんですからね。」
と、お姫さまが言いました。

「いえ、いえ、ありますとも!」と、灰つつきは言いました。
「ぼくらのとこのは、もっと大きいんです。だって、
 牝牛が、片っぽの端で子どもをはらんでも、
 向こうの端っこに着く前には、
 子どもは生まれやしないんですからね。」

「あら、そう?」と、お姫さまが言いました。
「ええ、でも、あなたの所では、うちのみたいな、
 大きな牝牛は、もっていないでしょう。
 その牛、あっちにいるのよ!
 その牡牛の両方の角に人がひとりずつ、
 乗っかると、長い測量の棒を使っても、
 向こうの人に届かないんですからね。」

「へ~え!」と、灰つつきは言いました。
「ぼくのうちの、一頭の牡牛ときたら、それは大きくてね、
 両方の角に、それぞれ、人がひとりずつ乗っかって、
 めいめい、羊飼いの木のホルンを吹き鳴らしたって、
 向こうの相手には、まったく聞こえないんですよ。」

「あら、そう?」と、お姫さまが言いました。
「だけどね、それでも、あなたたちの所では、
 わたしたちの所みたいに、ミルクをたくさん
 持っていないでしょうよ。なぜって、うちでは、
 じつに大きい、たくさんの手桶にミルクをしぼりこんで、
 それを運んでいって、とても大きな釜につぎ込んで
 そして、ほんとに大きなチーズをつくるんですからね!」

「ああ、ぼくらのとこではね、とても大きな桶に
 ミルクをしぼりこむと、それを車で運んでいって、
 じつに大きい洗濯用の釜につぎこんでね、
 家くらいに大きなチーズをつくるんです。そしてね、
 うちでは、灰色っぽい牝馬を一頭もっていて、
 それにチーズを踏みかためさせているんですよ。
 ところが、あるとき、その牝馬が、チーズの中で
 子どもを産んでしまいましてね、そこで、ぼくらは、
 チーズを食べて食べて、七年も食べつづけていって、
 やっと、大きい灰色馬に出あいましたよ。
 そして、あるとき、ぼくは、その馬に乗って
 粉ひき場に行くことになったんですが、そしたら
 その馬の背骨が折れちまいました。けれど、
 ぼくは、ちゃんと、いい手を知ってましたよ。
 つまり、ぼくは、トウヒの若い木を一本もってきて、
 それを中に入れて、背骨のかわりにしたんです。
 ええ、ぼくらのうちにいる間、その馬は、
 その他の背骨なんか、もっていませんでしたよ。
 けれどね、そのトウヒの木が、どんどん伸びて、
 あんまり高くなったんで、ぼくは、その木を伝って、
 よじのぼっていくうち、とうとう、天にのぼっちまいましてね、
 そうして、ぼくが天に行ってみると、聖母マリアさまが、
 そこに座って、肉入りのスープでもって、
 毛のロープを編んでいました。と、思ったとたん、
 トウヒの木が折れちまって、
 ぼくは、下に戻れなくなりました。
 けれど、聖母マリアさまが、ロープのうちの一本で、
 ぼくを下におろしてくださったので、ぼくは、そうやって、
 とあるキツネの巣穴におりてきました。
 すると、そこには、ぼくの母さんと
 あなたの父さんとが座りこんで、靴をなおしていましてね、
 そのうち、ふいに、ぼくの母さんが、
 あなたの父さんをひっぱたいたんで、
 きたないふけが、ふっとんだくらいでしたよ!」

「あなたは、うそつきよ!」と、お姫さまが言いました。
「わたしのお父さまは、生まれてから今まで、そんなに、
 きたなかったことなんて、ありゃしないわよ!」


   『ノルウェーの昔話』224ページのイラスト 


星

このお話は、これで終っていましたが・・・
はてさて、この若者は、お姫さまと結婚して
 国の半分をもらうことができたでしょうか?!






【お話、お話】

阿倍仲麻呂の伝記を2冊♪


 

 







最終更新日  2017年01月13日 23時18分14秒
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