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はてなのゆりさん

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お話、お話

2017年09月28日
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カテゴリ:お話、お話


昨27日、お話の会の発表会 が 無事に
終って、ほっとしているところです。

暑くもなく、寒くもなく、好天に恵まれ
20名近くの方々に お集まりいただき、

プログラムも、当日になって決まって
準備不足ではありましたが、参加者の
みなさまのおかげで、滞りなく終える
ことができ、本当に良かったです。

ご参加下さいました みなさま
ありがとう ございました手書きハート
心より、御礼申し上げます。


家 発表会 プログラム
星 『だらぐ地蔵』     (山形県の昔話)
 星 『雪国の心温まるお話』 (新潟県の昔話) 
  歌音符 『森のくまさん』
星 『貧乏神と福の神』    ・・・・・・
星 『弁天さまの鯉』    (東村山の昔話)
えんぴつ 詩吟 『壇の浦夜泊』    木下 犀潭 作
星 『耳なし芳一』     (山口県の昔話)
えんぴつ 詩吟 『青葉の笛』     山口 月城 作
ノート 中国詩朗読 『楓橋夜泊』     張 継
      『 春 望 』     杜 甫
月 紙芝居 『私は何の病気?』 画と文 りょうこ

ビールピアノ カクテルオカリナ ワイングラスコカリナ 演奏 と 歌 
『ちいさい秋みつけた』『里の秋』『旅愁』
 『夕焼け小焼け』『村祭』『夏の思い出』など

四つ葉

なお、来年の9月26日(水)に≪第4回 発表会≫を
 予定し、少しずつ練習していくことになりました。

今回、ご出演いただいた みなさま、来年も
 また どうぞ よろしくお願いいたしますぽっ






【お話、お話】

日本昔ばなし 『耳なし芳一』







最終更新日  2017年09月28日 19時41分01秒
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2017年09月22日
カテゴリ:お話、お話


9月27日、お話の会 発表会 に 向けて
私は 『耳なし芳一』 を 覚えています。

決めるのに10か月かかって、いよいよ
覚えなければ・・・と、一大決心をして
  今月に入って懸命に覚えているところです。

0277.JPG

子どもが小さい頃、読み聞かせていた本
講談社発行の『日本昔ばなし100選』
の【2】巻に載っている お話・・・
多少、変更しましたが、ほぼ全文を
載せさせていただきます下矢印




   耳なし芳一   山口県のお話

むかしむかしのこと。今の下関が
赤間が関と呼ばれていたころのお話です。

阿弥陀寺というお寺がありました。
その寺に、芳一という琵琶弾きがおりました。
芳一は、幼いころから目が不自由だったため、
琵琶の弾き語りをしこまれ、まだ若いのに、
その芸は、お師匠をしのぐほどになっていました。
阿弥陀寺の和尚さんは、そんな芳一の芸を
見込んで、寺にひきとったのでした。

芳一は、源平の物語を語るのが得意でした。
とりわけ、壇の浦の合戦のくだりでは、その真に
せまった語りに、誰もが涙をさそわれました。
その昔、壇の浦では、源氏と平家、最後の決戦があり、
戦いにやぶれた平家一門は、女や子どもに
いたるまで、幼い安徳天皇ともろともに、
ことごとく海に沈んでしまいました。
この、かなしい平家最後の戦いを語ったのが
壇の浦のくだりなのです。

ある、むし暑い夏の夜のこと。
和尚さんが法事で出かけてしまったので、
芳一は、ひとりお寺に残って、
琵琶の稽古をしていました。

すると、『芳一、芳一』
と、呼ぶ声がするのです。
『どなたさまでしょう。私は
 目が不自由なものですので。』
すると、声の主が答えました。
『わしは、この近くにおられる、さる
 身分の高いお方の使いのものじゃ。
 殿が、そなたの語りを聞いてみたいと
 お望みじゃ。さっそく館へ案内するに
 よって、ついてまいれ』
芳一は、身分の高いお方が自分の琵琶を
聞きたがっていると聞いて、すっかり
興奮してついていきました。
使いの者が歩くたび、がしゃがしゃと
よろいのすれる音がします。
きっと、よろいに身をかためた、
りっぱな武者なのでしょう。

やがて、大きな門をくぐり、広い庭を通って
・・・、大きな館につきました。
そこには、おおぜいの人が集まっているらしく
さらさらという絹ずれの音や、よろいの
ふれ合うが聞こえていました。
女の人が近づいてきて、言いました。
『芳一、さっそく平家の物語を語ってくだされ』
『かしこまりました』
芳一は、琵琶を鳴らして語りはじめました。
舟にあたって砕ける波、弓鳴りの音、
兵士たちのおたけびの声、息たえて
海に落ちる武者たちの音・・・
それらをたくみに表わす、芳一の琵琶の音に
大広間はたちまちのうちに、壇の浦の
合戦上になってしまったかのようでした。
そして、平家のかなしい最期のくだりになると
広間のあちこちにむせび泣きがおこり、
芳一の琵琶が終わっても、しばらくは
口をきく人もなく、しいんと
静まりかえっていました。

やがて、さきほどの女の人が言いました。
『そなたの琵琶のうでは、聞きしにまさるもの。
 殿もたいそう喜んでおられます』
『ありがとうございます』
芳一がお礼を言うと、女の人はつづけました。
『殿が、なんぞふさわしいお礼を下さるそうじゃ。
 なれど、今夜より6日間、毎夜そなたの琵琶を
 聞きたいとの仰せ。よって、あすの夜も
 この館にまいられるように。それから、
 寺に戻っても、このことは、誰にも
 話してはなりませぬ。よろしいな』

そのつぎの夜も、芳一は、迎えにきた武者に
したがい、館へ行くと、昨夜と同じように
琵琶を弾きました。
ところが、明け方近く寺に戻った芳一は、
和尚さんに見つかってしまったのです。
和尚さんは、夜通し、どこへ行っていたのかと
たずねましたが、芳一は、館で言われたことを
守って、一言も話しませんでした。
和尚さんは、芳一が何も言わないので、
何か深いわけがあるにちがいないと思い、
もし、芳一が出かけるようなことがあれば、
あとをつけるようにと、寺男たちに
言っておいたのでした。

つぎの日の夜、芳一が雨の中、寺を出たので
寺男たちは そっと あとをつけて行きました。
ところが、目の不自由なはずの芳一の足は
意外に早く、闇夜にかき消されるように、
姿が見えなくなってしまったのです。
『いったい、どこへ行ったんだ』と
あちこち、さがしまわり、寺男たちは
墓地へやってきました。
その時、突然、ぴかっ!という稲光に
雨にぬれた墓石が浮きあがりました。
その稲光に、寺男たちは
芳一の姿を見つけたのです。
『あっ! あそこ!』
『芳一さんだ!』
寺男たちは、驚きのあまり立ちすくみました。
安徳天皇の墓の前で、ずぶぬれになって
琵琶を弾く芳一。そして、その芳一の
まわりを飛びかう無数の鬼火・・・
寺男たちは、芳一が亡霊にとりつかれて
いるに違いない、と、力まかせに
芳一を寺に連れ戻しました。
そのとおり、芳一は亡霊にとりつかれて
いたのです。無念の涙をのんで海に
沈んでいった平家一族の亡霊に。

その出来事を聞いた和尚さんは、
魔よけのまじないをして、芳一を
亡霊から守ることにしました。
つぎの夜、和尚さんは、芳一の体中に
経文を書いてから言いました。
『芳一、お前の人並みはずれた芸が
亡霊を呼ぶことになってしまったようじゃ。
よく聞けよ、芳一。今夜もわしは、
村のお通夜に出かけるが、誰が来ても
決して口をきいてはならんぞ。亡霊に
従ったものは命をとられる。しっかり
座禅を組んで、身じろぎひとつせぬことじゃ。
怖れて返事をしたりすれば、お前は今度こそ
殺されてしまうじゃろう。わかったな』
『はい』

和尚さんが出かけ、芳一が座禅を
組んでいると、いつものように
武者の声がしてきました。
『芳一、芳一!』
しかし、芳一の姿はありません。
経文を書いた芳一の体は、亡霊の目には
見えないのです。芳一をさがして、部屋の
中へ入ってきた武者は、宙に浮いている
二つの耳を見つけました。そう、和尚さんは
耳にだけ経文を書き忘れてしまったのでした。
亡霊は言いました。
『この耳だけでも持ち帰って、芳一を
 呼びに行った証とせねばなるまい』
そして、芳一の耳に手をかけると、
その耳をもぎとって、帰っていったのです。
芳一は、その間もずっと、座禅を組んだまま
身じろぎ一つしませんでした。

夜明け前、急いで寺に戻った和尚さんは、
芳一のいる座敷にかけこみました。
『芳一! 芳一! 無事か?』
芳一は、じっと座禅を組んでいました。
しかし、その両の耳はなく、耳のあった
ところからは、血が流れていました。
それを見た和尚さんには、
すべてのことが分かりました。
『そうであったか・・・耳に経文を
 書き忘れるとは。かわいそうなことを
 してしもうたのう。いい医者を頼んで
 手厚く手当てをしてもらうとしよう』

芳一は両の耳をとられてしまいましたが、
それからはもう、亡霊につきまとわれることもなく
医者の手当てのおかげで傷もよくなりました。
やがて、この話は、口から口へと伝わり、
芳一の琵琶は、ますます評判になっていきました。
そして芳一は、いつしか≪耳なし芳一≫と
呼ばれるようになり、その名を知らぬ人はいないほど
有名な琵琶法師になったということです。
             (おしまい)






【お話、お話】

9月27日、お話の会 発表会♪







最終更新日  2017年09月22日 09時22分24秒
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2017年08月25日
カテゴリ:お話、お話



1年に1話ずつ語れるようになるといいねと
 今年もまた 発表会をすることになりました。

昨年は 童謡あわせ歌とお話の会 として
楽しく、賑やかな集まりとなりました。

今年はどうなるやらと心配しながら
次のように計画を立てております。


昔話 と 歌のつどい

9月27日(水) 午後2時~4時

参加費300円(おやつ代)


家


今のところ、昔話の語りは4名です。

星 だらぐ地蔵     (山形県の昔話)
 星 雪国の心温まるお話 (新潟県の昔話) 
星 貧乏神と福の神    ・・・・・・
星 耳なし芳一     (山口県の昔話)

◆歌は あれこれと選曲しているところです。



他に、楽器の演奏や、歌や、お話など
出演して下さる方も募集中!!

どなたも、お気軽に出演していただけますよう手書きハート
ご連絡下さいますよう、お待ちしておりま~す。






【お話、お話】

満腹だと忘れてしまうのか~?







最終更新日  2017年08月25日 18時17分47秒
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2017年08月20日
カテゴリ:お話、お話



今日は、ふるさと歴史館で
東村山昔語りの発表会でした。

午前中が準備と練習でした。 私としては
練習では、ほぼ100パーセント満足ウィンク

お昼にいったん家に帰って来て、母を
車椅子から下ろして、そのあと 昼食。

時間もあったので、満腹になるまで
食べて、そのあとデザートも・・・

そのあと自分で、前に吹き込んだテープ、
自分であれこれ言葉を変えていたテープ、

それを、途中で聞くのを止めたのですが、
しょんぼりそのあと、頭の中が混乱してしまい、

話のすじ道や言葉が思い出せなくなって

本番のときに忘れてしまって3回も
中断してしまったのでした~号泣

でも、今となっては
 仕方がありませんね。


家


このブログを見て 3人の方がいらして下さり、
お忙しい中を 本当にありがとうございました。

来場して下さる方が 少ないのでは?と心配
されてましたが、会場がいっぱいになって
ありがたく、感謝申し上げます。





【お話、お話】

8月20日、東村山の昔話 発表会


 






最終更新日  2017年08月20日 21時12分28秒
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2017年08月16日
カテゴリ:お話、お話



一年前から≪東村山昔語りの会≫に入れていただき、
発表会に参加させていただくことになりましたぽっ

昔話といっても、私が子どもの頃、お年寄りだった
人たちの体験で100年位前のものが多いのかも?

身近な地名や出来事が たくさん出てきますので
ぜひ、皆さま お気軽にいらして下さいますよう
ご案内申し上げます。

家

東村山の民話の語り、発表会

8月20日(日) 午後2時~4時

東村山ふるさと歴史館 にて


入場無料

主催 東村山昔話保存会



演目予定 (順不動) 

星 東村山の名前のいわれ
星 芸者に化けたきつね
星 だるま坂の観音様
星 時宗公と地蔵様
星 たっちゃん池
星 蛇と菖蒲湯
星 人魂 の 話
星 宅部の姥捨山
星 きつねの仇討ち
星 むじなのいたずら
星 夜泣きするモミの木
星 久米川に 爆弾が落ちる
星 どこにあったか久米川停車場
星 サラサラーッに追いかけられた話

・・・など 

(多少の変更があるかもしれません)






【お話、お話】

東村山の昔話 『夜泣きするモミの木』


 






最終更新日  2017年08月16日 09時35分08秒
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2017年08月11日
カテゴリ:お話、お話



一年前から≪東村山昔語りの会≫に入れていただき、
出たり、出なかったりで、不真面目な会員でした。

先日、生まれて初めて自分で着物を着て、
10人ほどの方々と市内のお年寄りの施設に
うかがって、お話をさせていただきました。

私は 夜泣きするモミの木 で、T・Mさんの
お話をまとめたものを、自分で話しやすい
ように、少し変えさせていただきました。

さくら 四つ葉 花



   夜泣きするモミの木

久米川の白山さま(白山神社のこと)は昔、境内も広くて
深ぇ森があって、ご神木のモミの木は、でっけえ木で
お社のうしろから鎌倉道を通る人を
見下ろすように立っていたっちゅうことだわい。

木の根元にゃあ、泉がコンコンと湧き出ていて、
小瀬川に音をたてて流れ落ちていたんだと。
鎌倉道を行き来する旅人たちは、遠くからこのモミの木を
目印に歩いて来て、泉の水を飲んで一休みしたことだんべぇ。

明治のころ、このご神木すれすれに鉄道を通すことになってな、
モミの木の根っこは、いらぁ削り取られたんだと。
鉄道は通ったけんど、泉も水がちっとべぇしか湧かなくなって
川の流れもちょろちょろになっちまったてぇ話だ。

その頃からだ。誰言うとなく、
『モミの木が泣いている』
『夜になるとモミの木が泣くんだとよぉ』
っていう噂が立ちはじめたんだ。
噂はうわさを呼んで広まって行ったんだと。

なにしろ、その頃は、お社の周りにゃあ家も無くて、
お社に向う道は、両側が畑の裏道で、
それはそれはさびしい道だったと。
だから誰も白山さまに近づかなくなっちまっただと。

この話を聞いた、えれぇ元気なおじさんが、
『よし、俺が見てくる!』とばかり、
雨模様の夜、風が騒いでる中を出かけて行ったんだと。
ところが、ひとっきりして、バタバタッ!と舞い戻り、
『ほ、ほ、本当だ! 本当にモミの木が
 ヒュー、ヒュー、って泣いていたよ!』って、
蒼い顔して震えながら言っただと。

村のもんたちゃぁ、鉄道敷くために
白山さまの境内を狭くしちまったことを悔やんで、
モミの木が泣くってぇ噂を耳抑えるようにして聞いていただ。
だけんど、どうすんことも出来ねえでいるうちに、
大正になって、とうとう泉の水も枯れちまい、
モミの木は枯れちまっただと。

今は、あの懐かしいモミの木は、
水を飲みたくて泣いていたんだべなぁと
みんなは、そう言ってるだ。
              おしめえ

 



黄ハート ピンクハート 青ハート


白山神社には大木が一本もなくて 淋しい気がして
いましたが、鉄道(今の西武新宿線)が 通る前には
杜があり、こんもりと木が茂っていたんですね。

今は、線路向こうになって 遠いのですが、ひと昔前には
白山神社の境内で湧いた泉の水が 音を立てて 流れ込んで
いた小瀬川というのは、私が生まれて育った集落名です。
近くには川もあったので、昔の風景が目に浮かぶようで、
このお話を見つけることが出来て良かったなと思います。






【お話、お話】

ノルウェーの昔話


 






最終更新日  2017年08月16日 09時30分56秒
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2017年01月12日
カテゴリ:お話、お話



久しぶりで図書館に行って、阿倍仲麻呂
の本を探したのですが見当たらず・・・

平棚にあったこの本下矢印を借りてきました。



ノルウェーは、私が、かつて 行って
 みたいと思っていた国のひとつです。

分厚い本ですが、子ども向けなので、活字の
苦手な私にも らくに読むことができました。

まえがきに≪灰つつき≫の説明がありました。
直訳すると ≪灰の若者≫となり、たいていは
男兄弟の末っ子で、いつも隅っこの炉の灰を
つついているだけなので役に立たないと馬鹿
にされているけれど、何かの折に目をみはる
ような活躍をしたりする主人公とのことで、
お話の中に たびたび 登場してきました。

福音館書店発行 大塚勇三 訳
『ノルウェーの昔話』 
34話の中から 一番 面白かった
お姫さまに『うそつき!』
と言わせた灰つつき

を、載せさせていただきます。

無断転載で大丈夫かなと心配しつつ・・・原文では
ひらがなでも漢字に変えて載せた言葉もあります。


星



むかしむかし、ある王さまに、娘がひとりいましたが、
このお姫さまときたら、嘘をつくのが、ひどく上手で、
誰も、お姫さまよりひどい嘘はつけないくらいでした。
そこで、王さまは、こんなお触れを出しました。
 お姫さまに『そんなこと、うそよ!』と言わせるくらいに、
 上手くうそがつけた者には、お姫さまと、その上
 国半分もやろう、
というのです。
さあ、ほんとにたくさんの人が、それを試してみました。
なにしろ、みんな、お姫さまと、国半分とが欲しかったからです。
けれど、誰もかれも、みんな、やりそこなってしまいました。

そういうわけで、あるところの三人兄弟も、
出かけていって、運を試すことにしました。
まず初めに、上のふたりが出かけていきましたが、
このふたりは、他のみんなより上手くはやれませんでした。
そこで、いちばん下の弟の≪灰つつき≫が出かけていくことになり、
そうして、お姫さまと、納屋のところで出あいました。
「こんにちは。このたびは、どうも!」と、灰つつきは言いました。

「こんにちは。こちらこそ、このたびは、どうも!
 でもねえ、あなたたちの所には、うちのみたいな、
 こんなに大きな納屋は、ないでしょうね。
 なにしろ、羊飼いが、ひとりずつ、あっちとこっちの
 端っこに立って、ヤギの角笛を吹きならしても、
 どっちも、相手の笛の音が聞こえないんですからね。」
と、お姫さまが言いました。

「いえ、いえ、ありますとも!」と、灰つつきは言いました。
「ぼくらのとこのは、もっと大きいんです。だって、
 牝牛が、片っぽの端で子どもをはらんでも、
 向こうの端っこに着く前には、
 子どもは生まれやしないんですからね。」

「あら、そう?」と、お姫さまが言いました。
「ええ、でも、あなたの所では、うちのみたいな、
 大きな牝牛は、もっていないでしょう。
 その牛、あっちにいるのよ!
 その牡牛の両方の角に人がひとりずつ、
 乗っかると、長い測量の棒を使っても、
 向こうの人に届かないんですからね。」

「へ~え!」と、灰つつきは言いました。
「ぼくのうちの、一頭の牡牛ときたら、それは大きくてね、
 両方の角に、それぞれ、人がひとりずつ乗っかって、
 めいめい、羊飼いの木のホルンを吹き鳴らしたって、
 向こうの相手には、まったく聞こえないんですよ。」

「あら、そう?」と、お姫さまが言いました。
「だけどね、それでも、あなたたちの所では、
 わたしたちの所みたいに、ミルクをたくさん
 持っていないでしょうよ。なぜって、うちでは、
 じつに大きい、たくさんの手桶にミルクをしぼりこんで、
 それを運んでいって、とても大きな釜につぎ込んで
 そして、ほんとに大きなチーズをつくるんですからね!」

「ああ、ぼくらのとこではね、とても大きな桶に
 ミルクをしぼりこむと、それを車で運んでいって、
 じつに大きい洗濯用の釜につぎこんでね、
 家くらいに大きなチーズをつくるんです。そしてね、
 うちでは、灰色っぽい牝馬を一頭もっていて、
 それにチーズを踏みかためさせているんですよ。
 ところが、あるとき、その牝馬が、チーズの中で
 子どもを産んでしまいましてね、そこで、ぼくらは、
 チーズを食べて食べて、七年も食べつづけていって、
 やっと、大きい灰色馬に出あいましたよ。
 そして、あるとき、ぼくは、その馬に乗って
 粉ひき場に行くことになったんですが、そしたら
 その馬の背骨が折れちまいました。けれど、
 ぼくは、ちゃんと、いい手を知ってましたよ。
 つまり、ぼくは、トウヒの若い木を一本もってきて、
 それを中に入れて、背骨のかわりにしたんです。
 ええ、ぼくらのうちにいる間、その馬は、
 その他の背骨なんか、もっていませんでしたよ。
 けれどね、そのトウヒの木が、どんどん伸びて、
 あんまり高くなったんで、ぼくは、その木を伝って、
 よじのぼっていくうち、とうとう、天にのぼっちまいましてね、
 そうして、ぼくが天に行ってみると、聖母マリアさまが、
 そこに座って、肉入りのスープでもって、
 毛のロープを編んでいました。と、思ったとたん、
 トウヒの木が折れちまって、
 ぼくは、下に戻れなくなりました。
 けれど、聖母マリアさまが、ロープのうちの一本で、
 ぼくを下におろしてくださったので、ぼくは、そうやって、
 とあるキツネの巣穴におりてきました。
 すると、そこには、ぼくの母さんと
 あなたの父さんとが座りこんで、靴をなおしていましてね、
 そのうち、ふいに、ぼくの母さんが、
 あなたの父さんをひっぱたいたんで、
 きたないふけが、ふっとんだくらいでしたよ!」

「あなたは、うそつきよ!」と、お姫さまが言いました。
「わたしのお父さまは、生まれてから今まで、そんなに、
 きたなかったことなんて、ありゃしないわよ!」


   『ノルウェーの昔話』224ページのイラスト 


星

このお話は、これで終っていましたが・・・
はてさて、この若者は、お姫さまと結婚して
 国の半分をもらうことができたでしょうか?!






【お話、お話】

阿倍仲麻呂の伝記を2冊♪


 

 







最終更新日  2017年01月13日 23時18分14秒
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2016年12月30日
カテゴリ:お話、お話



『四季の花』 お楽しみ教室 ≪お話しの会≫ では
一年に一話を語れるように と、それぞれ気に
入ったお話しを見つけて練習をしています。

二年目の今年は、童謡あわせ歌とお話しの会♪
で 4人が発表させていただきましたが、来年は
9月27日(水)に 行なうことになりました。

それに向けて、各自が 気に入ったお話を探して
いるところですが、私は≪ 阿部仲麻呂の物語り≫
にしようかと、下の2冊の本を購入しました音符




子どもの頃、私が 初めて覚えた百人一首

天の原 ふりさけ見れば 春日なる
      三笠の山に いでし月かも
   

その作者・阿部仲麻呂が 中国で詠んだ
 漢詩があることを知りましたクール

  無 題   阿倍仲麻呂
義を 慕う 名 空しく 在り
忠を 輪すも 孝 全ったからず
恩に 報ゆる 幾日も 無し
国に帰るは 定めて 何れの年ぞ


  ぎを しとう な むなしく あり
ちゅうを いたすも こう まったからず
おんに むくゆる いくにちも なし
くににかえるは さだめて いずれのとしぞ


阿倍仲麻呂は、 を求めて一生懸命に励んできて
今、声だけは得ることが出来たが、今は それも
空しく思われる。 日本にいる親には 行したく
ても 出来ない。 自分も年を重ね、親の に報い
たいと思っても、その年月は いくらもなくなって
しまった。 日本に帰れるのは いつであろうか
・・・という意味のようです。

青ハート 

17才(又は20才)という若さで、遣唐留学生として
唐に渡り、70才過ぎるまで唐で過ごした 阿倍仲麻呂

私は、阿倍仲麻呂が唐に渡ったまま帰国できなかった
ということも知りませんでした。 『天の原』 の 歌も
帰国する前に中国で詠んだ歌とのことですが、日本に
向けて出航したものの、暴風雨に遭って ベトナムに
流され、やむなく陸路、中国に戻ったあと、没する
まで日本に帰って来られなかったということです。




二冊のうち、先にこちら上矢印
取り寄せたのですが・・・
なんとも難しくて、



絵本ならいいかな~と思ったのですが、
おとな向けには 少し 物足りない感じ。

それで、やむなく難しい本を 頭を抱えながら
 読んで、阿倍仲麻呂の物語をまとめてみよう。

そして、和歌『天の原』 と 漢詩『無題』を 詩吟で
詠う練習をして、その間に 仲麻呂の≪創作物語≫を
語ってみようか~などと考えているところですぽっ

はてさて、どうなることでしょう!?






【お話、お話】

童謡あわせ歌とお話しの会 プログラム


 







最終更新日  2016年12月30日 19時51分54秒
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2016年09月21日
カテゴリ:お話、お話



9月28日(水) 午後2時~4時半
≪童謡あわせ歌とお話しの会 プログラム≫

◆ギャラリー喫茶『四季の花』にて
  参加費500円(お茶菓子代他)



ピンクハート
  

星1 童謡あわせ歌 全員 
 『赤い靴』 『こがね虫』 
  伴奏 コカリナ・オカリナ 

星2 昔ばなし 語り
 1)大分県に伝わる昔話  『おさん狐』    
 2)東村山の昔話  『きつねの恩返し』    
 3)日本橋に伝わる昔話 『猫の恩返し』    
 4)新宿区に伝わる昔話  『山吹の里』    
     
星3 朗 読 
1) 『 蛍 』  大庭みな子 作      
2) 京大有志の会  声明文 
   日本語 と 中国語     
                       
星4 ハーモニカ 
   『津軽のふるさと』 『みだれ髪』
           
星5 沖縄の歌 
1)  『てぃんさぐぬ花』
 2) 『ちょっちょい子守歌』
  『軽便鉄道』           


星5 語りと朗読 
     岡山の民話・俳句 他      


手書きハート 

    
演目は、およそ2時間ほどです。終了後
パンケーキを 食べながら、お茶のみ会、
5時頃には解散の予定ですが、ご都合で
途中にてでも お帰りになって下さい。

参加、ご要望の方は、『四季の花』 
清水まで 042-391-9791 





【お話、お話】

紙芝居 『おじいさんに できること』


 







最終更新日  2016年12月30日 19時41分58秒
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2016年09月11日
カテゴリ:お話、お話



9月28日、童謡あわせ歌とお話しの会♪
平和へのメッセージと、戦争のお話しの朗読を
して下さる方とがいらっしゃるので・・・

この紙芝居の上演もいいかもと思い、出してみました。
長い間、本棚の最上段で 埃を かぶっていたものです。


紙芝居 『おじいさんの できること』



作・ときわ ひろみ




新聞に、新しい爆弾である 中性子爆弾が
つくられたという記事が載っていました。




おじいさんには、男の子がふたりいましたが、
長崎に落とされた原爆で死んでしまいました。
おじいさんの耳も原爆で片方が聞こえません。




『なんとかしなくちゃ』と
 おじいさんは 思います。




『 核兵器をつくることに、反対します。
わたしは、原爆で子供をなくした 父親です。
歩きましょう、反対の気持ちをいいましょう』
という看板をつくって、街にむかいました。




おばあさんも あとに続きます。




それを見た おかあさんも続きます。




トンネルを抜けて、街に近づいていきます。




ジョギングをしていた お父さんも、




買い物の人も、勤めの人も、肉屋さんも・・・




ビルの窓からも おおぜいの人が顔を出し、




あとに続く人が どんどん増えて音符




長い長い 列が できました。




つぎの朝、となりの町で 今度は 違うおじいさんが
看板をつくって列の先頭にたって歩いていました。




あの街から この街へと ・・・
今も 列が つづいているのです。




発行は、今から33年前です。

★著作権の侵害になるのではないか~?と
 心配しながら、絵の半分ほどと、文のごく
 ごく一部を載せさせていただきました。


家


ネットで検索をしてみましたら、
紙芝居『おじいさんのできること』
が 載っていました。


こちら に、カタツムリ社 を 設立された
NPO法人 せんだい・みやぎNPOセンター 
  代表理事・加藤哲夫氏のことが載っていました。

カタツムリ社の加藤哲夫さん、逝く
という 残念な 記事もありました。
  ご冥福を心よりお祈り申しあげます。


ときわ ひろみさんは、横浜市にお住まい?で
(それとも、仙台市にお住まい?)
現在も ご活躍されていらっしゃるようです。
こちら のタウン誌に ご紹介がありました。






【お話、お話】

≪おはなしの会≫ なんとか 大丈夫そう♪


 








最終更新日  2016年09月11日 18時06分09秒
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