山恋60年 生と死と安らぎと
高校山岳部で2年後輩の横山 但 さんからご著書をお贈りいただきました。 山恋60年 生と死と安らぎと 『 真夜中、僕は必死で叫んだ。北アルプス、谷のド真ん中起きろー! 起きろー! 鉄砲水だぞー!逆巻く濁流はもう腰まで上がってきた。岸までは10メートル、助かるか!ツエルト内の荷物はあっちにプカプカ、こっちにプカプカツエルト捨てろー! 抜け出せっー!ツエルトの外に出た、と同時にツエルト全体がガーと動きだした。必死でツエルトをつかみ引きずる。水は腰まで来ている。流される限界に近い。岸までは10メートル。激流をかき分けるようにして左岸の大岩の上に這いずりあがった。ともかく命は助かったのだ・・・』 サスペンスドラマが展開するような躍動感のあるページが続いています。 あとがき には『・・・20歳は子ども、40歳はちょっと大人のふりをしているだけ60歳はまだまだ現役バリバリという感じだが驚くのは70代の今も感性や思考方法は高校生のころと全く変わっていない・・・年齢を重ねるにつれ知識や知恵は多少増え・・・感性や性癖そのものは何も変わっていない・・・』 もう年だから・・・と言う人に会うと何かが違うのでは~と気落ちしてしまうことが多いのですがたくさんの元気をいただける御本でした。横山 但 さん、ありがとうございました 本のお申込みは こちら です。 【仲間と山登り】 53年前のミニ ミニ遭難・・・ 遭難もどき?