羽ばたけ「アイアンイーグル」

2008/01/13(日)10:14

34 渡邉恒樹

2007年の記憶(70)

 イーグルス創立時のドラフトで入団した渡邉。何かと一場のほうが話題になっていたのですが、当時の田尾監督は渡邉にも大きな期待をしていました。18という背番号もその表れだったのでしょうし。1年目から1軍で登板し牽制死と盗塁死で初勝利を掴むということもあったのですが、2年目は出遅れ夏場にようやく戻ってくるなど思うような活躍は出来ず18もルーキーの田中に譲る形で34に。  今年は巻き返しどころかチームになくてはならない存在になりました。それまで福盛へのセットアッパーとして結果を残していた小倉・吉田両投手の不調もありその座を奪取。途中までは防御率0点台で安定したつなぎを見せていました。チーム事情で左投手が不足のため必然と登板する回数が増え、さすがに疲れが見えてきたか後半戦は打ち込まれるシーンも。確か2度ほどサヨナラHRを浴びているはずです。今季は結局45イニング投げチームどころかリーグ1位の登板数65を記録。存在感は十分見せたシーズンだったのではないでしょうか。これだけ投げてしまうと先発転向は薄いかなという気もしますが。 2008カレンダー(壁掛け)

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