怪我に泣き続けて3年目にようやくブレイクした投手ということで感慨はありますが、中継ぎで活躍していた分先発に回っての成績は物足りないものがありました。来年は先発でどれだけ結果を残せるかということになるのでしょうが。
勝負ともくされた3年目にファームで活躍し片山とともに注目の的となります。一軍昇格は片山に比べだいぶ遅れましたがそのおかげかファームでは8勝を挙げ最多勝利のタイトルを獲得しています。7月に1軍昇格後はしばらく中継ぎでしたがその活躍は神がかり的でした。16日の日ハム戦で3回無失点で引き分けに持ち込み、8月10日のソフトバンク戦では1点差で2死満塁という大ピンチで登板し見事に抑え初セーブを挙げるなど防御率0点台で走り続けついに先発のチャンスを掴みます。
しかし、先発では課題ばかりが残る結果になりました。8月17日に初先発しますがノーゲームに。仕切りなおしとなった28日の西武戦では5回持たず4失点でKO。その後も5回持たない投球が続き、最後の登板となった10月4日の西武戦ではブラゼルの頭部に死球を与え一発退場となりついに勝利を挙げられないままシーズンが終わりました。
純粋にスタミナが足りなかったということなのかもしれませんが、先発を狙うとなればそれなりの実績をオープン戦までに稼ぎたいところでそれまでにいかにアピールできるかということになるのでしょう。
2009 EAGLESカレンダー