私が出張に行っている間に解雇が決まったドミンゴ。同情の声もあったわけですが、基本的に結果を残せない外国人選手には辛い結末が待っているのが常ですからしょうがないかなと。
彼の場合最後まで固定された役割がなかったということでは可哀想かなという気もします。抑えがまったく固定できず急遽回ってきた抑えの座。付け焼刃で対応できるところではなく開幕戦で1アウトもとれずサヨナラ負けを喫したことが結果的に今年の象徴になってしまいました。すぐに抑えの座を追われ中継ぎを経て4月12日にはもう先発に復帰。その後は安定した投球が続き5月24日の横浜戦で2勝目。ただそこから打線の援護に恵まれない投球が続きました。そこが同情されるゆえんなのですがかえってこれが決断を遅らせたのかなと。7月になるとさすがに粘れなくなったか序盤に崩れるケースが目立ち負けだけが積み重なりついに二軍落ち。シーズン終盤に一軍昇格し健在振りをアピールしましたがすでに時遅しの感がありました。
彼の一年がそのままイーグルスの今年を象徴しているような気がしてなりません。直球に力があった投手だけにそのほかの面がついてこなかったところは残念でなりませんが。
今シーズンの成績は23試合に登板し2勝7敗防御率3.87。通算成績は108試合30勝37敗防御率4.01でした。
BBM2008 東北楽天ゴールデンイーグルス レギュラーカード 100円カード(No.1~No.38)