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カテゴリ:2008年のイヌワシ戦士
永井にとって2008年も浮き沈みの激しいシーズンになったのではないでしょうか。
当初の計画では中継ぎという話だったのですが、長谷部の怪我に伴い先発のチャンスがめぐってきます。シーズン初登板となった3月29日のオリックス戦で完封勝利を収める鮮烈なスタートを切り、4月15日のソフトバンク戦でも完封勝利を収めています。ただ好投していても打線の援護がなかったり、5月13日のオリックス戦のように突如崩れるケースもあり勝ったり負けたりでなかなか野村監督の信頼を得るまでには行かなかったかもしれません。それでも5月までに5勝を挙げ先発としての役割は果たしていたと思いますが、6月に入ってから失速してしまいました。交流戦終盤から中継ぎに転向となりますが打ち込まれるケースが続き苦戦。7月8日に先発したのを最後に1度二軍落ちとなりますが投手が足りないチーム事情のため7月終盤に再び一軍昇格。しかし昇格後のピッチングはそれほど良くなったようにも見受けられませんでした。6勝目を挙げた8月13日の西武戦でも後藤・栗山にHRを浴び打線の援護で勝ったような試合でしたから。 後半の永井を象徴していたのが9月2日のオリックス戦。岩隈が6回まで1失点の好投だったのですが腰に張りが出て降板、7回からマウンドに上がった永井は2球で同点に追いつかれさらに逆転を許してマウンドを降りました。何もかもうまくいかないという感じで翌日もマウンドに上がりましたが結果が残せないまま再び二軍落ちとなりました。その後ハワイウインターリーグに派遣されることが決まりシーズン終了を待たず今シーズンが終わりました。 課題となっていたスタミナ不足が今年も出てしまったような気がします。1試合単位ではいいのですが今度は1年を通したスタミナが求められることになるでしょう。彼の母校が今年箱根駅伝を制した事でハッパをかけられるような記事が出ていましたがそれに応えることができるでしょうか。 ![]() BBM2008東北楽天ゴールデンイーグルス直筆サインカード/永井怜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月05日 21時57分14秒
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