ラクダのあくび

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  スターウォーズ meets 50's

  かっちょいい動画発見！！こちら←音も映像もカッコいい！！このバージョンのスターウォーズ見たいわ（笑）ソウルバス風でスターウォーズのタイトルロールを作るというアメリカの学校の課題らしいです。しかし、ラクダはデザイナーと名乗っているくせにソウル・バスを知りませんでした。サイコのタイトルロール作った人だと知って、なるほど！！とは思いましたが、いい訳ですね、ええ言い訳です。モグリですね、ええモグリですとも（涙）http://www.saulbass.tv/http://www.designmuseum.org/design/saul-bassちゅーか、↑見に行ったら、見た事あるやつがいっぱいあるじゃないのよ。めまい悲しみよこんにちは　（このジャケットはイマイチ・・・）こっちもオススメ（笑）ユナイテッド・エアラインコーセー、JOMO、ミノルタのロゴ紀文もソウル・バスなんだそうで・・・家紋かと思ってました（笑）

  2008.06.22

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  どん底 meets KERA

  おもしろかった！シアターコクーン「どん底」原作：マクシム・ゴーリキー上演台本・演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演段田安則江口洋介荻野目慶子緒川たまき大森博史大鷹明良マギー皆川猿時三上市朗松永玲子池谷のぶえ黒田大輔富川一人あさひ7オユキ大河内浩犬山イヌコ若松武史山崎一　原作読んだ事ないし、　黒沢の映画は途中から見た位、　ロシア文学だし、何にせよタイトル通り、どん底の暗～～～いイメージ（偏見）な訳です。名前が覚えられないし、時代背景や、世相、階級なんかも良くわかりません。もの凄い取っ付きづらい。正直、今まで読んでみたいとか面白そうって思った事、ないです。黒沢版は日本に置き換えた事で、身近になっていた気がする。（山田五十鈴の怖さとかw）今回は舞台や時代はそのまま。なのに、ちゃんと頭に入って来て、感情移入して見れた。希望もなく、もしくは無理矢理希望を持つ事で何とか生きてる底辺の人間達の生活。この、諦め、不安感、そういうものが今の世情と似ているからかもしれないけど、毒と笑いと愛情のごっちゃになった、ケラさんの演出が感情移入出来て面白かったんだと思う。ちゅーか、多分ケラさん演出じゃなかったら、寝てる気が（笑）ジメジメした、いやーな、あがいてもあがいても沈んで行く、そんな話なんだけど、カラリとサラリと、抉ってくる。ストーリーはこちら吹雪のシーンは、本当に寒い。その直前が暖かいイメージだったから、救われなさが際立つ。そしてスタッフ掃除大変だぁ、とかいらない心配を（笑）救いのない話なんだけど、微妙に救いを残した感じなのは、原作からなのか、ケラ演出なのか・・・哀しいのに笑えてしまう、そんな人間達。ちりとてちんでもそういうシーンがあったなぁ。で、すごくいいシーンになったりするんだな。役者さんは、山崎さん、若松さん、池谷さん、マギーが良かった。酔っぱらい山崎さんは、何やらせてもピタッとハマる。強欲な若松さんは、ホント憎たらしい。死にそうな池谷さんは、普通なら悲惨なキャラクターなのに笑いを醸す。ひょうひょうとしたマギーは、この中ではホッと出来るキャラクターで、この人の目線で舞台を見ていた気がする。マギー、もう台本書かないで役者一本で行ってくれないかな～ブスの瞳も山田太郎も、面白くなかったから（←チキン）あと、多分初めて見た黒田大輔さん。出番は少なかったが、阿呆役が上手い！段田さんはおじいさん役。多分原作を読む時、ルカーは確実に段田さんの声だわ（笑）江口洋介は、カッコ良かったし、サイズデカイから舞台映えするんだけど、いかんせん、周りにあれだけの人固められちゃうと、台詞回しが浮いちゃうんだな・・・。まだ舞台は2回目ということなので、あと3回くらい経験踏んだ江口が見たい。緒川たまきは大好きなのだが、巻き毛の優しいお嬢さんなんて、見たい緒川たまきではなかった・・・発声はしっかりしてる人なので、他の舞台をみてみたい。荻野目慶子は女の嫌な部分を演じさせたらサイコーですわな（笑）自分よりかなりデカイ緒川たまきをいびり倒す！その身長差ゆえか、おかしみすら感じました。最後に全員でカチューシャを歌うんだけど、これが、格好良かった。段田さんがフルート吹いてた！カチューシャで感動させられるって、なかなか無い経験だと思うわ。ちゅーか、日本人がフツーに翻訳の歌歌うシーンなんて大抵引くわ！段田さんのケラmeetsゴーリキーへのコメントがドンピシャだったので流用「おーきくてたかーい山を軽やかにバーンと越えて行く。そんな絵が浮かびます。それも今まで誰も考えつかなかった「こんなルートあったのか！」という道を使って。例え滑落してもそれすら面白いに違いないですから（笑）」

  2008.04.20

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  非現実の王国で・・・zzz

  先日書きました、ヘンリー・ダーガー彼についてのドキュメントが映画になっています。映画『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』公式サイトあのヴィヴィアン・ガールズがアニメに！周りの人達の証言と合わせたドキュメンタリー！ごめん。寝た・・・真面目に書くと、同じアパートに住んでいた人とかにインタビューしているんですが、もともと特に親しい人はいなかった訳で、たいした事が出て来ない・・・「～だったんだと思うわ」とか「彼に聞いてみないと」とか、今までに知ってる事以外の何も出てこなくてね～寝てる間に言ってたらごめんなさい（爆）アニメーションは悪くなかったんですが、（あの絵のまま動く）ドキュメント部分とアニメ部分が交互に出てくるから繋がりがどうも分からなくて・・・（寝てたせいだが）そして、うとうとして来ちゃうと、英語は子守唄！！半分以上寝ました・・・ぁぁぁ、シネマライズの日曜最終1000円で行って良かった～～（笑）良かったのは予告編（爆）愛おしき隣人が気になる！HPもカワイイよん♪　この本でヘンリー・ダーガーが取り上げられてるみたいです。立ち読みしてみようかしら（笑）

  2008.04.13

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  鳥獣戯画がやってきたをみにいってきた

  「鳥獣戯画がやってきた」サントリー美術館で昨日までやってました。鳥獣戯画って高山寺蔵ってなってたから、わがまま言って家族旅行中に組み込んで高山寺行ったら国立博物館に寄託されてるとか・・・。東京から来たのに、本物は東京かよ！！（涙）まぁ、人も少ないし、静かないい所だったんで、オススメです。というわけで、本物にお目にかかるのは初めて。ワクワクです。しかし、入った途端に長蛇の列。ただでさえ一品目は人が溜まるというのに、初っ端から「鳥獣戯画　甲巻」（ウサギとカエルとサルとキツネみたいに、よく見る絵はこの巻からの出典）　←こういうの最初から甲乙丙丁と順に並んでそれ以降に模写、下のフロアで鳥獣戯画の影響を受けたと思われる戯画の展示。夜に行ったので、閉館というリミットがあるので、まず、混む前に売店へ。終了間際とか混むからね・・・そして先に下のフロアを鑑賞。男装の女性が帝に見初められるが先に見初められた姉と喧嘩したりその後飽きられて捨てられたり、（これ、作者は女性・・・室町時代にも腐女子はいたのね）ネズミがお姫様だまして嫁にしてバレたり、農作業手伝ったら娘を嫁にやるって言ったのにサルが手伝ったら、裏切られて娘を攫うとか、放屁合戦とか一物比べとか・・・・なんというか、漫画（笑）放屁合戦の絵の、いきいきとした感じ（笑）無邪気におなら吹き飛ばしまくるバカバカしさといったら無いですよ。おぼっちゃまくんかい！！上のフロアに移動するもまだ並んでいるので、模写を先に見る。そして、その模写が現在の甲巻とは、全く違う順に並んでいたりする。現在の甲巻は、度々の戦火などで、バラバラになり抜け落ちたり、順序が入れ替わったりしているんだそうです。まだ、全貌は分かっていないんですね。初めて知ってビックリしました。流石に閉館近くなって、新たに入る人が減った分、列も短くなって参りました。さぁて真打ち！ウサギもカエルもキツネもサルも、イキイキとしてて、めっちゃカワイイ～～！！無駄の無い、今にも動きそうな動物達の線。躍動感が模写とは比べ物にならないです。細切れにみた事はあっても、流れでみたのは初めて。あれが横に流れて行くだけで、アニメーションみたいに感じます。当然この作品を書いた、鳥羽僧正（と言われている）のレベルの高さあってのこと。放屁合戦もこの人の作品の模写だそうで。本当に動きを書くのが上手い人だぁ・・・日本最古の漫画って本当ですねー吹き出しに台詞書いてあっても違和感無いですよ。今漫画描かせてもイケルと思う。乙巻は動物。サイみたいのや、麒麟、豹、寅、象　ヤギなんかも。イキイキとした感じはあるのですが、戯画という感じは減ります。横に繋がる動きが無いせいかな。丙は線が全く違う線で、素人目にも描いた人が違うのが分かります。描かれた時代も違うとか。甲巻のイキイキとした感じからすると、元気半分位かな・・・ここからは人物が出てくるはずなのですが・・・あり？出て来ない。半分ずつ展示替えされていて、後半しか見ていなかった事に、ここで気付く。全作品が、後ろ半分しかないのか！！前期見逃したぁぁぁぁあうう（号泣）せっかくだから甲巻だけでも全部流してみたかったよう～～（展示スペースの都合だったんだろうけど・・・）丁巻に至っては、線が太くて大雑把になり、同じ鳥獣戯画で括られているのが不思議な位の作品になります。こちらは更に時代が進むとか。これには漫画で使われる動きを線で表す表現が出てきます。（投げた石の軌跡が線で表される）日本の漫画にはこの頃からの表現が脈々と受け継がれている訳ですね。改めて模写を見てみると、甲巻からの出典がほとんど。実際に模写されなかった訳ではないのですが、今もそうですが、昔から甲巻の人気が高かった事がうかがえます。（グッズなどのモチーフもほとんど甲巻から）技術が高いから、絵のお手本によく使われたんでしょうね。模写はレベルの高いものから低いものまで。でも全て、過去の鳥獣戯画の本当の形を知る為に重要な資料。その模写が描かれた時代によって、違う形を取っていて模写の模写だったり、沢山のバージョンがあって、一番当初の形というのは謎に包まれている。何だか浪漫を感じます。更には、甲巻の前半と後半でも違う作者ではないか、との説もあるとか。「展覧会場でじっくり見比べたいところだ」（図録より）展示替えで前半後半で分けて展示してんのにどーやって見比べれと・・・国立博物館、全部一挙に展示してくれないかな～～　　　　

  2007.12.16

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  維新派　「nostalgia」

  　　　　　大阪を拠点に活動している、ダンスなんだか舞踏なんだか演劇なんだかアングラなんだかアートなんだかたぶん全部正解で全部不正解な、一言で説明不可能な集団。ラクダにとって年に一度のお祭り。（奈良も見たけどw）まさか、さいたま来るとは思ってませんでした。まさか、ストレートプレイが来るとは思っていませんでした。一緒に行った子が台詞がある！と驚いていました。（どんな演劇だ）とはいえそこは維新派、どこいっても維新派は維新派な訳で。野外程ではないけどバカでかいセット達の中で音楽に載せられた言葉のモザイクが、「世界」を表現して行く。好きなのはジャングルジムのシーン、役者が枠の中で動くシーン、舞台がサトウキビ畑に変わる目の眩む瞬間、女達のお尻ふりふり、サトウキビ畑に見え隠れする役者達。街に消えるアン。それから、それから・・・・野外が見たいと思いながらも、これは凄く良かった。去年と違って寝なかったし（爆）屋内で見た中ではコレが一番好きかも。ありがとう。楽しかった。言葉で伝えられない部分が多過ぎて、散文的でスミマセン。是非見て、と言いたい所ですが、埼玉公演、終了してます（爆）京都が2月にありますんで、お近くの方はチェックしてみて下さいね。公式ホームページ告知映像↓http://www.youtube.com/watch?v=FD26bO5tODM何となく、自分に合う、合わない位は計れると思います（笑）ビビッと来たら京都へGO!

  2007.11.06

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  アートって。

  ヘンリー・ダーガーを見に行って、アートについて久しぶりに考えてしまったので、ちょっと吐き出します。完全に個人的見解で殴り書きしたもので、ちゃんと勉強した訳でも、調べ上げた訳でもないので、間違いがあったら許して下さいねー。最初に知ったのは、芸術新潮の特集。図書室で借りたのかな。究極の表現方法を前にして、若気の至りで思っていた、アーティストになりたいなんつーこっぱづかしい夢は当然のごとく崩れさったのでした（爆）（今回検索してみたら、14年前発行！）アウトサイダーアートというと、精神障害者の描いた絵画という意味で使われていますが、元々の意味は少し違うようです。フェルディナン・シュヴァルという郵便配達屋さんのように、精神障害が無く、（とはいえ、「孤独癖、実際的能力の欠如」なんて言われてるから、変わり者であった事には変わりないのか・・・）40を越えて、石にけつまづいて、いきなり思い立って30年かけて石の宮殿を建てちゃったような例もアウトサイダーアートに分類されています。http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nozomi/tabisaki/Hauterives/top.htm　こちらのサイトが詳しいです。（あぁ、行ってみたい・・・）最初に定義されたのは・過去に芸術家としての訓練を受けていないこと。・芸術家としての名声を得ることでなく、あくまでも自発的であること。・創作の過程で、過去や現在における芸術のモードに影響を受けていないこと。普通に生きていたら叶わない状態ですね。子供（それも3歳か4歳くらい迄）の絵か、洞窟に描かれた原始の絵くらいしか当てはまらない。そういった点から、アウトサイダーアートに分類される作品に、精神障害者の作品が多く含まれる事になります。前にテレビで黒人の自閉症患者が風景画を描く所を見た事があります。この男性は、しばらくの間、風景をじっと見つめていて、おもむろに画用紙に向かい、一気に書き出して、その間対象物は一度も見ないという、特殊な能力を持っていました。しかも大まかな形から整えて行くのではなく、完成図をなぞるかのように描いて行く。もう、頭の使い方から違うんですよ。彼の場合はその方法も含めて独自の表現ですから、アウトサイダーアートで間違いないと思います。彼らの作品に対して、私たちが勝手にアートだなんだ言う事も評価を下すのも彼らにとってはどうでもいい事。描きたいから描く。作りたいから作る。それだけ。そしてこういう原始の表現の発露、originは表現者として憧れる境地ではあります。というか憧れましたね。頭で考えるのではなく、指先からあふれる出て来てしまったもの。これぞ芸術ではないか。彼らのように、なりふり構わず湧き出てくる創作、オリジナリティ、集中力これをアーティストとよぶのではないか？（そんな風になった事はないぞ）芸術家たろう、アーティストであろうとすること自体がもう芸術でもアートでもないのではないか？いっそおかしくなってしまった方が、凄い物が作れるのではないか？楽になれるのではないか？（これ「考え」ちゃった時点でダメなんだけど）こんな事を考えて、自分はアーティストではないなぁと思い、ある意味、対極のデザイナーという職を選んだ訳ですが、これが10年続いてるんだから、やっぱりこっちが向いてたんだろうな（と思いたい）。ならば、アウトサイダーのつかない芸術とはどうなのか？一つ目、三つ目はどうにもならないけど、二つ目の定義だけは外せないと思うんだな。理屈や、権威や、人の意見に迎合したようなものを芸術と読んでいいのか？（そういう意味では、この辺↓はやっぱり芸術家だぁな）　　　そんなこと言ったら多くの肖像画は芸術と言っていいのか？（レンブラントの夜警のように、自分の表現を追求してクライアントを満足させられなかった物の方が、今現在、私たちの心に響いてくるという事実。）　（当然、肖像画が全て芸術と呼べないとかではないですよ。）頭で考えて考えて便器を芸術としたマルセル・デュシャンは？（あんまり詳しくないんで深い話は出来ませんが）（コレ欲しい)パロディは？　赤瀬川原平→千円札をパロディにした作品が偽造とされ、有罪になった事がある。森村泰昌→名画に扮したセルフポートレイト作品を作り続けている。http://morimura-ya.com/あぁぁ、もうなんだか分かんなくなって来たぞ。頭を整理する為に書いた文のはずだけど、とりとめないまま、上手くまとめられない。きっとずっとこのままだ。とりあえず自分に出来るのは、自分なりの判断のみ。「私」が揺さぶられる物を「私」は芸術とかアートとか呼ぶ。最後に。デザイナーとアーティストは別の物。制作物が芸術的である事よりも用途を満たすかどうかが重要。かといってデザイナーにもオリジナリティーが無い訳ではなく、クライアントの意向、いろいろな規制、それでも出てくる個性こそデザイナーのオリジナリティだと思っています。出発点に「用途」や「目的」があるけれど結果として芸術に昇華する制作物もあると思っています。（日本の浮世絵なんかのように）そこまで昇れるかどうかは、また別のお話・・・。

  2007.07.17

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  「ヘンリー ダーガー　少女たちの戦いの物語 夢の楽園」

  久しぶりに原美術館に行った。お目当てはアウトサイダー・アートの巨匠、ヘンリー・ダーガー。実物を見るのは初めてです。ヘンリー・ダーガーは、子供の頃に両親をなくし，その後感情障害があらわれたが、知的障害があると誤診されて知的障害児の施設へ送られるが脱走。清掃や皿洗いなどで生計を立てる。１９７３年に８１歳で亡くなるまで、天涯孤独の人生を送った。不幸な人生を送った彼は、そのまま誰にも記憶されず、風化して行くはずだった。しかし。彼の死後、部屋を片付けに入った家主はタイプライターで打たれて稚拙に装丁された7巻の本、紐でくくられた手書き原稿が８束、長いもので３メートル以上もある巻物状になった水彩画の挿絵、メモ類やスケッチや計算表などが山と積まれているのを発見する。１万５千ページ以上に及ぶ叙事詩は「非現実の王国における、ヴィヴィアンガールズの物語、あるいは子供奴隷の反乱に起因するグランデコ対アンジェリニアン戦争と嵐の物語」と題されていた。何の偶然か、家主は芸術家であったため、普通ならゴミとして捨てられたであろうこの作品は、消失を免れる。（以上、数サイトから引用、編集）http://ja.wikipedia.org/wiki/ヘンリー・ダーガーhttp://outsiderart.ld.infoseek.co.jp/jimmei/Darger.htmlhttp://www.haramuseum.or.jp/generalTop.htmlなどなんという偶然。なんという強運。そしてなんというパワー。絵を描くという教育を受けていないが故に、雑誌の切り抜きなどをトレースするという方法で描かれた絵は、お世辞にも上手いと言えるような絵ではない。落書きと言った方が近い位。不格好でアンバランスで、構図なんか考えていない只々、衝動のままに描かれた作品はもの凄い力を宿していて、絵の中に注ぎ込まれた彼の「念」に、否が応でもとらわれる。太刀打ちなんか出来ません。これが、アートってことなのかなぁ、とぼんやりと考える。やっぱ創作衝動が感じられない物を「アート」とか言うのってしっくりこないんだよね。村上隆とか（爆）残虐な大人と戦う7人の少女たち。設定がすんごいアニメっぽい w そういえば大人の女性がいなかったような。引きこもりのオタとかも少女が好きだよね・・・つ、通じる物があるのかも戦場や、血が流れたり、首を絞められる絵があるかと思えば、でかい苺を抱えていたり、裸の少女達に何故かペニスがついていたりなんというか、そこはかとなくエロさが漂う。そんな内容のくせに、使われている色はポップ。この人の残虐なカラフルさは、どんな精神状態だったのか・・・アートセラピストの人に分析してもらいたいもんだ。オリジナルの動物は竜みたいなんだけど、羽がチョウチョ。中世の兵隊達と、50年代あたりのアメリカンな子供達。（子供服の雑誌・・・ソーイング雑誌からトレース？）キッチュでポップでファンシーでグロテスクでバイオレンスな世界に、自分が今、どの感情を有しているのか、わからなくなってしまう。落ちてる時に行くとヒドい目に遭いそう（笑）普通の男子高校生（アート寄りには見えなかった）が見に来ていたのですが、こんなもん見せて教育上いいのだろうか、と少し不安になりました（爆）16日まで

  2007.07.12

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  こまねこ　かわえぇ～～

  はじめのいっぽやばい！かわいい～～～!! (>

  2007.02.20

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  岸辺のふたり

  いまならここで見れます。↓岸辺のふたりというか、23日までです。（今日じゃん！）紹介が遅くなってすみません・・・。2001年米英アカデミー賞短編アニメーション賞受賞作品。日本国内でも、 DVDは累計約 1 万本のセールスを記録。ファンの熱い要望から、短編では異例の全国ロードショーまで行われた。上映時間が 8 分間のロードショーは現在ギネスにも申請中だそう。とても静かで哀しくて暖まる8分間。ある日ボートで出かけたまま帰らなかった父親。別れた岸辺を訪れる娘。そうして季節は流れ、時は過ぎてゆく。父親を想い続ける娘の姿と時間の流れを丹念に描いた作品です。台詞は無し。水彩のタッチのセピアで統一された背景、押さえた色、シンプルな描写の人物、物。影と動きが雄弁に語りかけてくる。アニメーションとしては、そんなに凝ったことをしている訳ではないんだと思いますが、演出がすごい考えられているんだと想います。子供らしい動き、若い娘の動きという、動きの面。雨、雪、風、夕暮れ、夜、夏の影、そういった自然の表現。友達と走っている道でひとり立ち止まってしまう、恋人の背につかまりながら、子供達を遊ばせながら、そうして、自分の世界を生きながらも、父に思いを馳せる瞬間。娘と一緒に、帰らなかった父親に思いを馳せてしまいます。何があったんだろう。事故？それとも、もともと帰らないつもりの別れだったのか？音楽も、オルガンとかアコーディオン（？）みたいなもの哀しい感じがとても合っています。先週フラッシュの仕事が入ったんですが、（写真と文章を組み合わせる、そんなに凝ったものではないはず）手直しはやったことあっても、動画の制作は初心者だもんで、尺とか間のタイミングが計れない！単調な動きだと飽きられるのでランダムにすることになったらもう、早く動いて見える速さはどれくらいなのか、ボールがはねるような動きはどんな動きなのか、とか全然分からなくって、試行錯誤してたら上司が想定してた3倍の時間がかかりました（爆）そんなこんなで先週、日記書けなかった訳ですが（泣）前に映画館で見てはいたのですが、そういった難しさが分かってみたら、また違う感動が襲ってきましたよ。も少し上手くなりたいぞ！

  2007.01.22

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  渡辺謙

  「ラストサムライ」みたんですが、渡辺謙といえば、やっぱ独眼竜政宗っすよ！梵天丸もかくありたいですよ！渡辺謙さんが若くってめっちゃくちゃカッコいいですよ！「ラストサムライ」の記者会見で「これでようやく伊達政宗から卒業できるかな」とおっしゃってたらしいのですが、ごめんなさい、私の中ではやっぱ政宗のままです。中坊時代のアイドル（笑）ストーリーも面白かったし、キャストも良かったしで、初めて見続けた大河ドラマです。そーいや、初めて泣いたドラマもこれだ。母＝岩下志摩、父＝北大路欣也、弟＝岡本健一、嫁＝ゴクミ→桜田淳子（いたた）、側室＝秋吉久美子、娘＝沢口靖子家臣＝西郷輝彦、三浦友和、いかりや長介、秀吉＝勝新、家康＝津川雅彦この辺はよく覚えている。今ウィキペディアで見たんですけど、こちら松平忠輝＝真田広之も出ていたのか～、全然覚えてない（笑）他にもまだ売れてなかった（よね？）長塚京三、佐野史郎、堤真一、小野武彦その他：渡部篤郎なんてのも（笑）あぁぁ、是非、全話再放送を・・・お願い！　　　　　追記どーやらスカパー！で11月まで再放送してたみたいです。だってそんなもん入らないんだもん。衛星すら入らないんだもん（泣）・・・いいなぁ！（号泣）

  2006.12.10

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  M.C.エッシャー

  スーパー・エッシャー展行ってきました。印刷物では色々見ていましたが、本物を見るのは初めて。しかも量が沢山！あの作品も、この作品も見れる。木版の超絶技巧にびっくりですよ。こんな深い画面を木版で作れるものなんですね。こんな細かい表現が出来るものなんですね。いや、リトグラフも超絶技巧なのかもしれないんですが、（花火の奥の人の群れの表現なんか凄いんじゃないのかなぁ・・・）未経験者にはその辺分からないんで・・・有名な作品はもちろん、後に　滝や、　上がったり下がったりを描くヒントとなったと思われる、イタリアの風景の作品なども興味深かったです。オランダは平坦な土地なので、起伏のあるイタリアの風景に感動したとか。この気持ちは関東平野で育った人間にはよくわかる。山とか海の近くに行くと、ワクワクしちゃって、なんかハイになるんですよ。海と山が近い所なんて、二乗されてエラい事に（笑）エッシャーもきっとそうだったんだろうなぁ～。そして崖やら、谷やら彫りまくって行った訳ですな。それから、光の表現方法を模索しているような作品も面白かったです。中でも、屋根付き路地がお気に入り。モノクロの画面は不思議さも現実感も倍増させる。あのへんてこりんな世界には、版画というのは、なんとも絶妙な表現方法。いや、そうでなくて、一度書いたものを逆さにして彫りつける、必ずひっくり返さなくてはいけない、そんな表現方法だったから作品がこんな風になって行ったのか。とはいえ、ものを見る角度が人と違ってはいたんだろうな。衝動より、考え抜いて作品を創っていたんだろうな。頭良くないと考えつくような世界じゃないよな。数学的なパターンもコンピューターには出せない、手仕事のあたたかみと深みがあって、面白いし、その作業を想像すると気が遠くなる。段々と写実的な部分が無くなってきて、シンボリックな方向に向かうのも興味深い。人間だんだんシンプルな方向に向かうものなのかな。変遷も見ていて面白い。これだけ色々な所に想像が飛んで行く展覧会も珍しい。こんだけ白と黒に埋められた会場ってのも初めてだったかな。作品には大満足です。・・・作品「には」というからには当然違うとこには文句がある訳で（笑）まずは。休日という事もあり、チケット買うのに15分待ちです。チケット屋でチェックして買っておいて正解。（少しだけだけど安いし）そして混んでいる。たいして広くもない会場が更にせま～～～く感じました。（客層は若いカップルが多め。渋谷だから？）で、混んでる時の常として、引いて見る事が出来ないんですよ。しょうがないとはいえ、やっぱり不満は残る。それから、任天堂DSで解説が聞けるようになっていて、しかも無料貸し出し。最初喜んで聞いてみたのですが、誰も彼もヘッドフォンしてDS首から下げてペン持って、うろうろしている様はすっごい奇妙。しかも全作解説がある訳ではないので、解説のある作品の前は黒山の人だかり。なのでその前の作品も当然渋滞・・・。更にはその解説はたいした事を言っていない。（これが一番問題。）解説終わる度に「次の作品の前に来たらボタンを押して下さい」のアナウンス。ウザイ！・・・もっと人数少なければ、こういうのも面白いかもしれないけど、ちょっと気持ち悪い事になっています。出口にはエッシャーフィギュアのガチャガチャがあります。これ自体は別にいいんですよ。3回もやっちゃったし（まんまと乗せられてますとも！）でもね、他の人のも見てたんですけど・・・シークレットは仕方ないにしろ、でんぐりでんぐりがぜんっぜん出ないってゆーのは、絶対わざとだろ？そーいや、最後までなにがスーパーなのかは分からなかったんですが。

  2006.11.27

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  mac × ラーメンズ

  びびび吃驚した！！ここでみれますmac × ラーメンズ・・・誰が作ったんだろう。小林賢太郎？なんつースバらしいコラボなんざんしょ。なんちゅーか、ラーメンズってmacっぽい。笑いがベタじゃなくって、シニカルだったりシュールだったりする部分とか、スタンスとか、そういった全体の感じがappleの持つイメージにぴったり。二人とも美大出だし。ところで片桐さんの髪は、カツラ？切っちゃったの？すっごい気になります！

  2006.11.14

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  ギョッとする江戸の絵画

  第2回「狩野山雪」ビデオやっと見ました。身悶えする巨木。私が見たおさるさんとはまた違う絵でした。山雪は画面を幾何学的に割って構成していたようです。しかもそこにカッチリハマったものが紹介されていました。二等辺三角形に収まる絵。不自然に直角、垂直に伸びていく梅。逆に私はアンバランスに感じてしまっています。不安定と言うか・・・山雪という人の不安感なのか？（恵まれなかった人のようなので）型から、はみ出したくてもはみ出せない・・・けどそれでもはみ出ちゃった。そんな感じが身悶えすると言う表現に行きついたのかな。でも猿からはそんな事感じないんですよね。余計に変！と思う訳です。どんな人だったんでしょうか、山雪。辻先生の予想では、融通の利かない人。あー、そんなかんじするわ～～。でも猿からは暢気な人っぽいと思ってたし・・・。名前、間違ってメモった！？（だったらえらいこっちゃ）最近NHK教育が楽しいです。「知るを楽しむ」とか好きですねー。芸術劇場は維新派をやってくれたし。美の壷、今度は和の明かり。文句を言うとすれば、夜中の再放送が高校講座なこと。結構帰りが間に合わない事が多いので、夜中の「知るを楽しむ」の再放送が楽しみだったのに～～。元に戻って欲しい！　　

  2006.10.11

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  狩野山雪

  国立博物館には素敵な生き物がまだまだいます。昨日のうさぎさんに続いて、今日はおさるさん！狩野山雪作、おさるさんの掛け軸です。名前は忘れました（あぁ！何やってんの！）荒い画像で申し訳ないですが、顔がわかりますでしょうか。漫画的というか、まるで絵本のキャラクターみたいです。毛もふわふわでぬいぐるみを絵にしたかのよう。でも制作年は16世紀～17世紀・・・。他にどんな絵を描いてるのか、もの凄く気になって、作者名メモってきました。（←タイトルもメモってこい・・・）月曜にたまたまNHK教育で「ギョッとする江戸の絵画」というのを見ました。毎週一人ずつギョッとする絵画を紹介してくれるらしいです。初回は岩佐又兵衛。義経の母、常磐が殺されるシーンと、それに復讐する義経の絵巻物が紹介されるんですが、殺人シーンの描写がグロいです。首のとんだ死体、胴からまっぷたつの死体、頭からまっぷたつに割れた死体。そらギョッとしますわ！（とかいいながらこれ見てご飯食べられなかった、という話をおやつ食べながら見てましたが。）これが初対面だと、他の絵に対して先入観持っちゃいそう・・・。アフィリで検索したら春画と肉筆浮世絵とかヒットしますが、グロそうだぁ（爆）そして2回目は狩野山雪…今、何と？！更に偶然とは重なる物で。ナビゲーターの名前を見ると「辻惟雄」ちょっとまて？コレもまた聞いた事ある・・・nagooさんがブログでお勧めしていた本の作者ではないですか！　そのページ→その後個人的にもコメント欄でこの本をお勧めいただいて、気になっていた所だったんです。この本にも山雪が紹介されている・・・この偶然はさっさと読め！と言ってるな（笑）nagooさんは美術・デザインにムチャクチャ詳しい、いや、全般に博識な方です。書かれている内容も多岐にわたっていて、興味深い。時々散策させていただいてます。自分の勉強不足が身にしみる。見習わなければ・・・この本の「この商品に興味がある人は、こんな商品にも興味をもっています。」が　　　　英語手帳・のだめ16巻・英語手帳・のだめ16巻・英語手帳で少し笑った

  2006.10.04

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  うさぎさん

  まぁ、なんて可愛らしい・・・って。兜なのに。強そうじゃなきゃいけないのに。どんないわれがあるのか、ものすご～～～～～く気になります。甲冑の胸の丸いのはドクロです。なんちゅーとりあわせなんだ・・・。国立博物館に展示してあります。三脚・フラッシュは禁止ですが、写真OKのものもあるんですよー。展示品が痛むから、くれぐれも守ってくださいね。ちゃんとカワイイうさぎ 　 　　　オススメうさぎ本　　　題名だけですが…。たぬきは出てくる。

  2006.10.03

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  20世紀博in春日部

  土曜日にやってたクレヨンしんちゃんの映画を見ました。前に40歳くらいの男性から感動すると聞いて、え～？と言ったら、「あれは名作だ！大人の為の映画だ！」と言われたことがあったし、巷からも同じ情報が流れてきていたので、期待して見ました。しょっぱなから太陽の塔！なんてタイムリー！太陽の塔について書いたばっかりですよ。 こちら→うわぁ～、あのパビリオンもこのパビリオンも！その中ではしゃぎまくる父ひろし・・・今いくつだ？背景描きいっぱい資料見たんだろうなー・・・じゅる（よだれ）春日部で「20世紀博」が行われているんですよ～！あぁぁぁ、実現してくれ！それこそパスポート買う！通う！入り浸る！（実家から近いもんで）延々と続く田園の中に、こつ然とそびえ立つ東京タワーみたいなもの。あれは春日部温泉の辺りですかね～山はもう少し遠いです（笑）そこに行った大人たちがおかしくなって・・・と言うストーリー。ちりばめられるギャグは昭和。子供に伝わらないでしょ！大人の方がクスクス笑える作り。悪の基地（？）には昭和3、40年代の懐かしさにあふれた町並み。オート三輪、タバコ屋、商店街、木の塀、買い物かご・・・イエスタデイワンスモア（悪の結社）に入りたいです。夕暮れの街で暮らしたいです。悪役が悪役に見えません。現代社会、消費、使い捨て社会に疲れてしまって、懐かしい世界に戻りたかっただけ。そして、今、懐かしい物に群がる私たちは、みんなその気持ちを持っている。あの頃は、もっと未来に夢が持てたし周りの物が好きだった。だからかな、と思います。技術の進歩は、前の物の改良にとどまり、新たなる新発明はなかなか出ない。作られる物も、昔は見えていた誇りや愛情は、値段や流行や製造ラインの都合でどこかへ追いやられ、悪くもないけど良くもないものが氾濫している。愛情を持てる品の少ないことといったら・・・。だから、過去に持っていたトキメキで補おうとしている。昔には、戻れないんだけど。便利さを捨てることも、出来ないんだけど。とりあえずこれでいいや、って100均で買い物しちゃうんだけど。しんちゃんがひろしを我に返らせた時に、ひろしの心に浮かぶ想い出。色々あって大変だったけど、一生懸命生きてきたことを思い出してゆく過程。もの凄い感動しましたよ！しんちゃんの産まれた日のシーンで泣いちゃいました。子供が見ても笑えるように、ドタバタギャグもいっぱい入ってる。でも、大人だからこそ分かる、懐かしさ、悲しさ、楽しさが沢山あります。確かに大人の為の映画です。　　　　

  2006.10.02

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  三の丸尚蔵館

  行ってきました。想像よりもこじんまりとした場所でした。若冲は｢動植綵絵｣全30幅から6幅のみ。会期中（約5ヶ月）5回にわたって展示替えがあったようで、当たり外れ大きかったのかも・・・。図録に載ってた、カエルが見たかった。図録は安くて、印刷も悪くないので買いですよ。今回良かったのは、薔薇小禽図。いつもは「白とピンクがメインなお花の絵」なんて好きじゃないんだけど、花の咲き誇る中、枝にとまる小鳥に目がいく構図になっていて、引きつけられてしまいました。しかもその鳥がマンガチックでかわいいんです。（まぁ、今回の展示がそれだけハズレだったってことかもしれないんですけど）あと気になったのは、老松孔雀図。一枚の絵の中なのに、花の表現がバラバラに見えた事。顕著なのが一番下の花、右から二番目の書き方は、バックの松に似た、荒めの太い線なのに、左にある同じ色の花は細く、書き込みも細かい。なんで？レースみたいな孔雀の羽の表現は綺麗でした。この表紙の掛け軸もあったよ～。でもあんまりグッと来なかった。がっくり。一緒に行った友人はそうそうに飽きてました（笑）確かに先日行った若冲展に比べると迫力が無くて、物足りなさを感じます。ここは是非、30幅一挙公開を宮内庁にお願いしたい！今日最終です。

  2006.09.09

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  バリボ

  女子、いいチームに育ったなぁ～。久しぶりに、応援したくなるチーム。2セット目後半からしか見てないんだけど、精神的に崩れるような所が、全くなかった。すげぇ強くなったなぁ、というのが感想です。（昔が弱すぎたともいう…）今日は特に高橋良かったね！うまい！いぶし銀。ほんと、舌を巻くようなスパイクが多かった。竹下のめっちゃ早い攻撃的トスも良かった。しかも凄いのが、それにスパイカーが、ふかしたり当たり損ないじゃなく、ついていってるという事。今後の成長が楽しみ～～～！！ほんとこのチームはバレー好き！楽しい！負けたら悔しい！そういう、一生懸命さが伝わってくるんですよね。凄いアタック決められるのはしょうがない。ミスがあるのもしょうがない。そうじゃなくて、考えてプレーしてない、取れる球に飛びつかない、諦める、そういう情けないプレーがほとんど無い。見ていても楽しい。大林とか、山内とか、中野とか、全然伝わってこんかったからね～。人気しか無かったもんその頃は、男子の方が応援したくなるチームだったな。バルセロナ初戦のアメリカ戦の河野、松田の好レシーブ、選挙で途中で放送終了、5セットまでもつれ込んで敗戦。朝起きたら逆転裁定。ドラマティックだったしね～。今の男子は…植田は大好きなんだけど、太ったな（笑）まだ南が選考に残っているという時点で未来に不安を感じます。オギに対しては去年までのよっちゃん（吉原）みたいな働きをして欲しいってのがわかるんですけどね。つーか、バルセロナの時の植田の働きか。バレー辞めてすぐだったから、好きな気持ちが全部応援に移行。中田久美の全日本引退試合観に行ったな～。しかし日本バレー界史上最低の氷河期に突入…。その後10年ほど全然追ってなかったので、ほんと、こんなの久しぶりですわ！今のチームはチームとして大好きなんで誰が好きとかあんまりないですが、昔は自分がレシーブ下手で補欠だったので、レシーブできる人や、出た所で仕事のできる人が好きだったな。女子はいちこさん、キューちゃん、中西さん。男子は松田、河野、オギ、植田、青山。（なんでか男子は呼び捨て）今もキューちゃんはベンチにいる。この人は本当にバレー好きなんだって思えて、嬉しい。もう、ずいぶんやってないけど、やってもルール変わってて全然駄目だろうけど、それでも、バレー大好きだわ～。

  2006.08.25

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  伊藤若冲

  　混んでると聞いてたけど、北斎に比べれば全然マシ！とはいえ、鳥獣花木図屏風の前は5重位の人だかり。近くで見ると、四角の中にもまた四角で色が塗ってあり、さらにその面積がだんだん変化する事により、色の濃淡を付けている。すごい。ただ四角に割るだけなら、やろうと思えば出来るかもしれないけど、そこまで計算して描くのは至難の業。色彩計画を最初に緻密にやってから描いたのか、色彩感覚が優れまくっていて、そんなものはいらなかったのか。どちらにしろ、どんだけ時間かかるんだ。他に気に入ったのは、鯉魚図・花鳥人物図屏風・白象黒牛図屏風あたり。最近は動物モチーフが好きなようです。その後行った雑貨屋さんではサカナ柄にばかり目がいってしまった…。　　　　　　　お土産には屏風のポストカード（実際に折って飾れる）がお勧めです。2枚セットで3種類。もちろんコンプリートだい。引いた状態で見たいな、と思い最後、閉館間際にもういちど鳥獣花木図屏風の前に戻ってみました。同じような人が結構いて、警備員に追い出されながら見てきたのですが、全景が見えるくらいの位置からだと、なんか変な動物に囲まれて、オアシスにいるかのようです。やっぱり、ちゃんと引いて見れると違うなぁ。伊藤若冲大全欲しいなぁ…。無理だけどさ。

  2006.08.21

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  アラビア展

  庭園美術館に行ってきました。気候がいいので、お庭でひとやすみも気持ちがいいです。多分近所に住んでる外人さんが、持ち寄りパーティーの準備してました。素敵な生活でうらやましい。美術館ではアラビア展が開催中です。アラビアといっても中東ではなく、フィンランドの陶器メーカーのほう。　有名なムーミンいろいろ欲しくなってしまいました。カイ・フランクシリーズとか、普通に見えるのに　　サイズ、厚み、色合わせ…どうしてこんなに素敵なのだ。日本ではどうして生まれてこないのだろう。生み出せないのだろう。色に関して少し考えてみた。3色といえば赤・青・黄色　もしくは　赤・緑・黄色　もしくは　ピンク・クリーム・水色　別に決まりがある訳でもないのに、決まった組み合わせばかりが氾濫していてそれをはみ出すのは、意外と大変だ。お金を出す人（クライアント）が、その辺りに無頓着で興味が無く、冒険を嫌がるからだ。それに慣れた消費者を相手にしている訳だから当然といえば当然なのですが…。かといって無理を通すほど力がある訳でも、お金がある訳でもない。そしてジレンマはつづく。話は戻って。最初のプロダクトからビンテージ、最近の物、オブジェなどアートなものまで来てますが、いわゆる北欧ブームからは離れた物なんかも結構あるので、それを期待しちゃうとちょっと物足りないかも。（←わしじゃ）とはいえ、素敵な物も沢山。厚ぼったい陶器はどうしてだろう、ホッとします。一番欲しかったのは魚のまないた。しかし残念なのは図録。スタイリッシュデザインなんて言ってしまったせいかバックに色を敷いたりして、ウルサい。普通、図録は物メインじゃないのか？結局買いませんでした。　…これ無かった。　ビンテージ欲しいなぁアラビア社　　 Topビミョー…イッタラ社

  2006.06.07

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