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発達障害児が伸び伸びと育つために~保健師の目で見た子育て~

褒めるために5「言葉の使い方のルール」

自分の中で「言葉の使い方のルール」を決めておくだけでも、かなりいいカンジなものがあります。

たとえば、
「~なのに」「~なんだから」「~のくせに」は、
絶対に「おにいちゃん」「おねえちゃん」「3歳」「小学生」などという、子どもの立場を表す言葉とくっつけない。

「もう3歳なのに」「小学生なんだから」「おにいちゃんなんだから」「おねえちゃんのくせに」

・・・ってくっつけちゃうと、こどもは
「何も好きでおにいちゃんになったわけじゃない!」(お兄ちゃんになんかなりたくなかった)
「何も好きで3歳になったわけじゃない」(大きくならずにいつまでも赤ちゃんでいたかった)・・・・・と思ってしまうんですよね。

これらにつけてもいい言葉は、

「さすが」だけです。

「さすが、3歳だね」「さすが、お兄ちゃん!」
「さすが、小学生だね」「さすがに男の子、力が強いね」「さすがに女の子、身だしなみに気をつけて、きれいになるよー」「さすが、ママの子!(さりげなく自分もほめてる)(笑)」


一番いいのは、「さすが」の後に、その子の名前をつけてあげることだと思います。
「さすが、TAKUYAだね!!」ってね。



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