もう、1頭、、、
「ペット・ロスを迎えるかもしれない・・・。」 Fさまは介護の疲れと、近い将来の不安に、フト、こんな言葉をもらされました。昨年、仙台在の動物専門学校主催の講演会で、米国動物病院チェーンでソーシャルワーカーをしているスーザン・コーヘンさんという方のお話を聞かせていただきました。日本と倫理観の違いはあることは承知でおっしゃられました言葉が、2頭目を迎えることの効用でした。ペット・ロス症候群という、いまでは‘立派な心因症’となった愛するペットの喪失感。それを、未然に済ますことの方法のひとつが、もう一頭迎えることでした。さて、ペットショップのスタンスとしては、すでに飼っている愛犬のペアとして最良の関係をむすべるようにコーディネートしてさしあげることだと思っています。新しい仔犬や子猫を迎えるセオリーは、◇初対面の場所を選ぶ先輩ペットにとって自宅は大切なテリトリー。そこに新入りが入ってくると、「侵入者」と思ってしまって、第一印象が最悪になってしまいます。そこで、初対面はショップや公園などの中立な場所がよいでしょう。こうして、先輩ペットが出向いていくようなケースがgoodで、飼い主は2頭のいい出合いを演出することを考えなければなりません。◇そして、なにより、先住犬・猫をたててあげること!ごはんをあげるのでも、だっこしてあげるのでも、最初は先輩をたててあげるのです。(ほんと、人間世界とおんなじですネ)しかしながら、ペットに関する知識があれば、しつけの面でも複数飼育にはいろいろな利点が生まれます。社会性や咬みつき防止にはよりよい方法といえますし、ペットが見せる新しい表情や性格を発見できるという点では、金銭以上の楽しみを飼い主さんに与えてくれることるでしょう。そして私たちショップにとっても、飼育経験のあるご家庭に迎えられるということは、歓迎すべきことだと思っています。 ただし、複数飼育の細かい注意点は、ショップにおたずねください。たとえば、◇一緒のサークルやケイジに入れるのは厳禁。◇老犬には温順な子を選ぶ。 (どうやって、温順な子犬を見つけたらいいの? →良いペットショップにおたずねください。 →良いペットショップはどこに。 →ペット仲間のネットワークを利用したり・・・、 →ご自身の目で確かめるなら、犬舎がニオウかどうか。 →衛生管理の意識の表れがペット臭を軽減させ、 →動物を大切に扱っている、ことにつながり、 →よい動物を見る目を持っている、と。。。)◇食器や給水器もそれぞれに1つずつ◇少しずつ遊ばせる、すこーし離す。・・・などなど。