2005/03/28(月)15:18
年老いてゆくペットと、、、
あどけなく、ちっちゃくて、やんちゃで、
ほんの子供だった、
甘え上手なあの仔。
ペットとして飼われている、
国内の犬と猫の平均寿命が、
この十年あまりで大幅に延び、
犬は十一・九歳、
猫は九・九歳になったと報じられたのは、
去年の年末ころでした。
感染症の薬や、ワクチンの普及に加え、
栄養バランスの良いペットフードの効果が指摘されました。
調査は3回目で、
一回目の犬の死因は、
感染症が三十%を占めていたのが八%に激減。
猫の感染症も二十五%から十六%に減少しました。
犬の寿命は、人間だと六十歳を越え、
ペットも本格的になる『長寿社会』の到来に、
ホスピスの充実を訴える声もあるそうです。
ホスピス、といえば・・・
いつしか、飼い主の年齢さえも追い越して、
一番の長老になっていくんです。
そして、顔が、白髪のせいで、白っぽくなって行きます。
いつしか、しもの世話も必要になってもいきます。
ハバナデーが、3年営業してきて、
おふたり、19歳柴犬と、21歳ダックスの、
晩年のお世話の、お手伝いをさせていただきました。
おふたかたとも、小店や、トリミング店などなどに
あいさつに来られ、ひとしきり思い出にひたるのでした。
つい先日には、近くの三神峯公園で、
いつも顔を合わすラブ連れの方が、最近見かけなので、
どうしたんでしょう!? と、お二方から聞かれ、その方を
ご存知の方の電話番号を顧客名簿から拾いれんらくし、
異常がないことが分かって・・・
ほっ!
なんてこともありました。
可
愛がっていたペットが亡くなったとき、
「ペットロス症候群」への対処のために、
そうした本をお貸ししたりするのも、
(小店では、ペット本無料貸し出しをしています)
まさに転ばぬ先の杖のつもりでした。
日本のわんこの4割がシニアに達しているといわれ、
ハバナデーでも、
シニア用フードにアイテムチェンジされる方が増えています。
いつかやってくる、その日、に。
心の準備として、日頃の接し方、は大切です。
たとえば、毎日のごはんを良質フードにして、
「いい、ごはんだヨ!」と胸をはって、
あげられるようになること!
また、一日一回のブラッシングやグルーミングで
コミュニケーションしている実感を、飼い主自身が
持てていることも大事なこと!!
愛情を、名・実ともにかけていることが、
‘満足に、してあげられなかった’という良心の呵責を、
払拭してくれます。
そして、チョットした、日頃の関係づくり、、、
それは、帰宅したときに、
きちんと目を見て、抱きあげ、
「ギュッ!!」と抱いてあげることから、
始められるんです。