「ヒデ夕樹」よ永遠なれ。

九州モーターショー・レポート後編は次回に。 注文していたＣＤ「ヒデ夕樹スーパーベスト」が届いた。 「ヒデ夕樹」(本名：平野英之）さんと言えば、７０年代に活躍したアニメ・ソング歌手で、 （と言っても、ご本人にしてみれば本業はソウル・ミュージックなんでしょうが） 当時、殆んどのアニソンを唄っていた水木一郎兄貴や、ささきいさお、子門真人等アニソン界の帝王達に比べれば圧倒的に持ち歌数は少ないものの、その力強い歌唱力と哀愁を帯びた歌声は、私に強烈なインパクトを今尚残しているのであります。 そこでこのベスト盤ですが、もともと持ち歌が２０曲弱しかないので、ほとんどヒデさんのコンプリート・アルバムになってます。 そしてその持ち歌のどれもが名曲揃いである事に、今更ながら驚かされました。 有名なところでは、 海のトリトン（言わずと知れた名曲ですね） キャプテン・フューチャー（「夢の船乗り」はタケカワ・ユキヒデ版も悪くは無いが、やっぱりこっちが渋くて良い。「おいらは寂しいスペースマン」もグッとくるね。） ライオン丸にタイガーセブンも良いし スターウルフ！（これＯＰ／ＥＤ共最高！車で聴くと洩れなく熱唱できます） そしてスパイダーマン（ＥＤの「誓いのバラード」は名曲中の名曲！戦士の孤独と悲哀が夕樹さんの歌声から滲み出てくる様だ。んで渡辺宙明氏グッジョブなのです。何度聴いても良い！） その他の収録曲も、キカイダー等良い曲ばかり。 アニソンの帝王水木さん達と十分肩を並べられるシンガーだっただけに、若くして急逝された事が本当に悔やまれる次第です。 もし生きていらっしゃれば、アニメソング・ライブ等でお会いする事も出来たでしょうに・・・ 氏の熱唱を聴きながら、そんな感慨に浸っておりました。 ヒデタ樹／ヒデタ樹　スーパー・ベスト～海のトリトン／人造人間キカイダー～