林雪絵のブログ

私は、アウトレット・モールが大好き。

アウトレット、
つまり、
factory-outlet storeは、
メーカー直販店とか、
工場直営店というような意味なんだけど……

世界中の高級ブランドが、
ほぼ「問屋さん値段」で買える、
おいしいショッピング・センターなのだ。

御殿場のプレミア・アウトレット、
町田のグランベリー・モール、
そして、ハワイのワイケレ・センターなんかは
かなり有名だよね。

で、さっそく行ってきました、
ビスター・ヴィレッジ・アウトレット・ショッピング。
（Bicester Village Outlet Shopping）

オックスフォードの郊外にあって、
ロンドンからは、
チルターン・レイルウェイズ（Chiltern Railways）の
特急列車で、
ほぼ一時間くらい。
ビスター・ノース（Bicester North）という、
小さな駅で下車します。
往復の電車代は、１５ポンド(約３０００円)なり。

駅からは、シャトルバスが出ているんだけど、
微妙に笑えたのが、その名前。
その名も、TaxiBus（タクシーバス）。
タクシーとバス、ではなくて、
シャトルバスでもなくて、
「タクシーバス」という固有名詞なのだ(~_~;)

このタクシーバスが、
駅とモールを結んでいて、
乗車時間はわずか５分。
料金は１ポンド（約２００円）なり。

イギリスの町並みそのままという感じの、
屋外型アウトレット、
ビスター・ヴィレッジには、
私の大好きなお店がたーくさんある！

国民的ブランドの
バーバリーやアクアスキュータム、
ウェッジウッドはもちろんのこと、
フェラガモ、マックスマーラ、
ポール・スミスなどなど、
さすがにヨーロッパ・ブランド多し。
とってもうれし。
もちろん、ＤＫＮＹ、ラルフローレン、
トミー・ヒルフィガーなどの、
アメリカン・ブランドも充実してまっせ。
全部で１００店舗近くも、出店されているのだ。

どんなお店が入っているかは、
こちらのホームページをご参照ください。

http://www.bicestervillage.com/Bicester/village/default.asp

出かけたのが、
平日だったということもあると思うけれど……

日本やアメリカのアウトレットと比較して、
またヨーロッパでも、
フランスやイタリアなどの、
おしゃれなショッピング天国と比較して、
買い物客の数は、あまり多くないと思われる。
ていうか、夕方なんて、ほとんどガラガラ。
フェラガモひとりじめ状態。

もともとイギリスは、
ブランド買いや、グルメにうつつを抜かす
私のような（え？）人間は、
どちらかといえば軽蔑されてしまう、
基本的に、清貧で真面目ぇぇぇなお国柄。
だから、アウトレットの店も、表立っては混雑しない。
混雑しないから、
ゆったりと買い物ができて、
目玉商品がたくさん残っていて、本当に「おいしい」。

これが、お買い物大好き、
おしゃれ大好きな人たちも多く住む、
パリやミラノであったなら、
目玉商品の争奪戦も、熾烈だったことであろう。
ところが、
文教地区オックスフォードは、
お勉強大好きな人たちが大半。
なので、
アウトレットもぜーんぜん混まない。
つまり、本当の意味で、
ショッピング天国なのだ(~_~;)

笑えたのが、
ここでも強し、の日本人ショッパー。
上の、ビスター・ヴィレッジのホームページを、
ずーっと下のほうまでスクロールしてみてください。
＜English・日本語＞
という表示があって、
日本語のほうに矢印を当ててみると、
「coming soon」だって。
つまり、日本語のホームページ作成中なんですね。

フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、
ロシア語なんて、
ぜんぜんないのにね(~_~;)

ロンドンからのアクセスもいいし、
治安もぜんぜん悪くないし、
日本人旅行者の皆さんには、
おすすめのアウトレット。
ぜひ、混雑とは無縁の平日に行ってください。
そして、冬は四時にはもう暗くなるので(~_~;)
午前中の早いうちに、ロンドンを出発してくださいね。