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北海道インターハイが終わりました。 まず1日目、女子1500mに火山華が出場。 ドルーリー選手と同じ組でレースはスタート直後から早い展開に。 スタートダッシュで一気に他の選手たちが加速して序盤から中盤よりもやや後方の位置どりでレースが進行していきました。 頑張りながらスルスルと少しずつ前に出てきましたが先頭集団のペースはかなり早く一番前の集団までなかなかいけません。最後は少し前と間があいて走る状況になりましたが、最後まで粘って4.26.04と自己ベストを更新。安城学園新記録をマークしたものの予選7着となりました。 レース後に話を聞くと、スタートダッシュで前に出なければいけないことはわかっていたけど予想以上に他の選手たちのダッシュが速くてついていくことができなかったそうです。 それでもこの大舞台での自己ベストは非常に大きな価値があるように思います。 3日目、女子走幅跳では酒井菜胡が第7位入賞を果たしました。 事前のランキングは上位ではないものの、自己ベスト(5m72以上)を跳べば十分決勝進出が狙えると思っていました。 助走練習を現地に行ってからも繰り返し、助走ラストの積極性を大切に試合に臨みました。 予選ラウンドは1・2本目はまだ追い風なんですが、3本目ぐらいの時間帯から風が逆になる予報。 予選は1本目に5m64とまずまずの形。攻めた2本目はFながら距離は5m70以上は出ていました。 3本目を迎える前から予報通り向かい風になっており、平均して向かい1〜2mという最悪なコンディションだったんですが、菜胡の10人ぐらい前からピタッと風が止んで静穏となりました。 これはチャンス。ここを活かせないと!と思いながら迎えた3回目。 審判が踏み切り板を覗き込むほどのギリギリの場所で踏切、5m69と記録を伸ばしました。 この時点で上位12人が決勝進出を果たせますが、12位。 しかも5m69はもう1人いましたが、セカンド記録(2番目の記録)の差で12位という僅差。 あと残りは25人という状況ながら、誰か1人でも5m69を上回る記録を出されれば決勝進出はありません。 ハラハラドキドキしながらスタッフと見守りました。そして、なんとか耐え切って12位が確定。 全国大会初入賞ながら、決勝進出が確定しました。 そして迎えた決勝。ここまで来たら思い切ってジャンプすれば入賞もチャンスがあるのでは?と思っていたんですが、ピットが選手にとって完全に向かい風の場所に設定されていました。 助走練習をやりこんできたことや走り方が向かい風でもそれほど影響を受けないタイプであることからチャンスと感じました。 それでも1・2回目は向かい風の影響もあったのか思ったようなジャンプができませんでした。 試合前に確認した助走のラストを積極的にという部分を確認して予選同様、勝負の3回目を迎えました。 これまでよりも勢いよく飛び出し、距離が伸びたことはすぐわかったんですが、これまた審判が踏み切り板を覗き込み、痕跡を指差すような仕草をしました。これはダメか?と思ったら白旗。 そして記録は5m57と第7位まで浮上してきました。残りの選手も記録を伸ばせずここで入賞が確定。 4回目以降は記録を伸ばすために攻める指示をしたため2回ファールがあり6回目は強い向かい風で記録を伸ばせませんでしたが、第7位が確定しました。 ここまで頑張ってくれたのは本当にすごいことですし、ハラハラした分私もとっても嬉しかったです。 東海高校総体5位ながら全国7位。こういうことがあるから陸上競技はやってみないとわかりませんね。 女子走幅跳表彰式 そして迎えた4日目。 女子砲丸投に山田真央が出場しました。この日は雨が降るような悪天候。 予選通過標準記録は12m60。いつもの真央がしっかり投げれれば十分決勝で勝負できる記録でした。 1回目は12m04とまずまずの出だし。2回目は予選通過標準記録付近に落ちてこれはいった!と思ったんですが、12m43とあと17cm足りず・・・勝負の3回目。狙いにいっていましたが、合わず記録を伸ばせませんでした。 しかし、12人も予選通過標準記録を突破する選手がおらず決勝進出が確定。 15:45から迎えた決勝はトップ8が12m20〜30ぐらいと十分いけそうな展開でみんなで集団応援をしながら声を張り上げながら応援しました。 しかし、なかなか合わせることができずに12m07で10位となりました。 試合後に、会わなかったけどやり切ったので悔いはないです。と話していた真央は立派でした。 3年間インターハイに出場する快挙を成し遂げてくれました。 決勝の同時刻に行われたマイルリレーは松澤由奈-岡部百海-松山由奈-川口莉絆のオーダーで臨みました。 レースは松澤が積極的なレースを見せて300mまではトップで来ました。しかし、オーバーペースで少しずつ失速してしまい5〜6番手で岡部へ。速い展開で縦長になりながら懸命に前を追っていきました。しかし、先頭もペースが速くなかなか追いつけず同じ位置で松山へ。いつもの前半よりも積極的にレースを展開し、頑張っていたんですが、ラストは少し離されてアンカー川口へ。川口は積極的に飛ばしていきますが、200mを通過してからもさすがは全国大会でのエース区間。差を縮めることがあまりできずに6位でゴール。3.54.23と東海高校総体よりもタイムを落としてしましました。 満足いくタイムが出せずに非常に悔しい結果でしたが、全員が初全国大会の中で頑張りました。 この悔しさをもう一度リレーでリベンジして3.50を切ってほしいと思います。 今回のインターハイは北海道ということもあり、暑くもなく雨の多い大会となりました。 来年は福岡インターハイ。複数種目のリレーと個人大勢で上位を目指せるようにまた頑張ろうと思います。 応援してくださった関係者の方々、声援が力になりました。ありがとうございました。 短距離・跳躍メンバー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.08.07 05:59:58
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