コンビニ人間

すごい今更だけど 古本屋で見つけた コンビニ人間を読んでみた。 まぁまぁ　面白かった。 主人公がコンビニに帰って行く様なので 安心した。 コンビニでも何でも 毎日きちんと働ける人は ちゃんとした人だ。 問題は　きちんと何年も働き続けてくれる人を 社員として受け入れようとしない会社側にある。 小説の設定としては 大分無理があるな　と思った。 妹が、あんなにも姉の事を理解していないなんて事があるだろうか。 色々アドバイスもくれたりしているのに 姉の幸せがどこにあるかは理解せず どんな男かも確かめずにただ喜ぶなんて 友人たちの反応も 特にコンビニ仲間の反応は 「あんな奴と付き合うのやめなよ」 となるのが普通で　説得力に欠ける。 逆に　白羽さんがストーカー化しかけていた って部分はリアリティがあった。 暇に任せて他人を攻撃して廻る 弟嫁の様な人にだけは関わりたくない。 ああいう人って　どこかに本当に存在するのかな？ 自分の事を棚に上げて他人を口汚くののしる人。 自分が結婚相手に寄生するには 既に寄生していた兄が邪魔だったんだね。 寄生先の縄張り争いか。 そういう事はあるのかもしれない。 ちょっと　主人公以外の登場人物がひど過ぎた。